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 | 『資経本私家集〈2〉』 朝日新聞社 price : ¥30,450 release : 2001/05

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 | 『江戸狂歌本選集〈第6巻〉』 東京堂出版 price : ¥15,750 release : 1999/12

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 | 『塚本邦雄全集〈第9巻〉評論2』 ゆまに書房 price : ¥9,975 release : 1999/12

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塚本邦雄の終末観
塚本邦雄が、同時代の表現者の中で特異な位置を占めていた理由のひとつが、その終末観にあるでしょう。人類は滅亡するであろうという強い予感です。「現代短歌における方法の研究」という『花隠論』所収の1963年の文章でも、現代短歌の未来を語ろうとして、「もっとも未来永劫に短歌が生き続ける、という信念がもてたとしての話ですが。」と、断り書きを入れなくては済まないのが塚本邦雄なのです。イエス・キリストへの生涯にわたる興味と関心も、この視点を抜きにしては説明できないでしょう。終末観が、彼に鋭敏な時代への透視力を与えていました。「未来の社会において短歌がなお生き得るとしても、それは現代よりもさらにアトム化され、人間の存在が危険にさらされ、魂は現実から徹底的に疎外される、酷薄な時間の中での悲劇的な光栄を背負ってのことであろうと思います。」(同上)未来に向かって塚本の歌は、ますます光輝を強めていくことでしょう。
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 | 『江戸狂歌本選集〈第12巻〉』 東京堂出版 price : ¥15,750 release : 2002/10

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 | 『江戸狂歌本選集〈第14巻〉人名索引』 東京堂出版 price : ¥15,750 release : 2006/09

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 | 『佐藤謙三著作集』 角川学芸出版 price : ¥52,500 release : 2005/01

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![山川均全集〈15〉]() | 『山川均全集〈15〉』 勁草書房 price : ¥16,800 release : 2000/11

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 | 『エッセイ』 新潮社 price : ¥9,240 release : 1997/08

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自分の目で見て、自分の頭で考える井上靖先生に萌え
●ゴヤの「カルロス四世の家族」について 井上靖氏はフランシスコ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテスでは、「カルロス四世の家族」が一番好きだそうです。 単なる集団肖像画じゃん! 写真がある現代には無意味だと思う。 私は、「1808年5月3日」と「巨人」と「黒い絵」を評価します。 井上氏が「カルロス四世の家族」に惹かれるのは、 描かれているスペイン王室の13人(14人いるが、1人はゴヤの自画像である藁) が小説家としての想像力を刺激するからだそうです。 でも、そういう好みなら、ディエーゴ・ベラスケスの「ラス・メニーナス<侍女たち>」でもいいような…。 「ラス・メニーナス<侍女たち>」で妄想しろと言っても、井上氏は延々とドラマをでっちあげられる気がする。 一枚の絵からドラマを妄想して楽しめる小説家恐るべし!(藁 「カルロス四世の家族」の不自然な空間に気付き、ここには、本当なら、もう一人が描かれる筈であったろう。 と推理する井上氏の鑑賞方法は、参考になった。 あえて描かなかった、あるいは描けなかった事象に思いを馳せるのも、 絵画を鑑賞する際には必要であろう。 ●桂離宮庭園の作者 偉大な小説家の俺様が、一般公開してない桂離宮を観に行ったぜ、がはは。 というレポート。 日本庭園の粋な精神の勉強にはなります。 ●微笑と手と(レオナルド・ダ・ヴィンチ小論) モナリザは世界一の名画と言われるが、 私は、どこが美しいのやら、魅力的な謎の微笑みなのか理解出来なかったが、 さすが一流の小説家の井上靖先生だ! モナリザは不気味であると明言してしまうのである! 先生惚れマスタ。 誰も彼もが名画と言うからって、付和雷同して良いと言う奴らは情けないよな。 自分の目で見て、自分の頭で考えるのが大事である。 ●顔真卿の「顔氏家廟碑」 書のネタだが、顔氏ネタの短編小説みたいになっている。 批評ではないです。 小説として読めばそれなりに面白い。 ●「信貴山縁起絵巻」第一巻を観る これも第一巻を小説風に紹介した文がメイン。 観てどう思ったかの考察が少ない。
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 | 『為家詠草集』 朝日新聞社 price : ¥31,500 release : 2000/11

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 | 『塚本邦雄全集〈第10巻〉評論〈3〉』 ゆまに書房 price : ¥9,975 release : 2000/06

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塚本邦雄のやさしさ
『非在の鴫』所収の「鴫のめざめ」は、岡井隆が昭和50年の2月に季刊『磁場』に発表した「西行に寄せる断章・他」に対する激励の文である。塚本は岡井の「中年の、紆余曲折を経た精神の軌跡」に寄り添って、盟友の現在を以下の美しい言葉で顕彰する。「ユリーディスを抱き上げて歩むオルフェさながらに、暗い曙と明るい黄昏を左右に見て、緩やかに雄雄しく、あるべき世界に向かうのだ。あくまでも「この世」を歩む。断念すれば見えるであろう「この世の外」には目を逸らさない。」塚本は岡井に、「この世の外」を見るな。「この世」を見てくれ。そう懇願している。つまり、何があっても「生きよ」と語る。これが「反世界」の歌人と言われた塚本邦雄という魂の核心である。
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 | 『承空本私家集〈上〉』 朝日新聞社 price : ¥31,500 release : 2002/07

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 | 『童話・詩』 講談社 price : ¥5,913 release : 1995/02

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![日本統治期台湾文学集成〈11〉台湾戯曲・脚本集(2)]() | 『日本統治期台湾文学集成〈11〉台湾戯曲・脚本集(2)』 緑蔭書房 price : ¥9,870 release : 2003/03

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![日本統治期台湾文学集成〈12〉台湾戯曲・脚本集(3)]() | 『日本統治期台湾文学集成〈12〉台湾戯曲・脚本集(3)』 緑蔭書房 price : ¥10,290 release : 2003/03

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![日本統治期台湾文学集成〈13〉台湾戯曲・脚本集(4)]() | 『日本統治期台湾文学集成〈13〉台湾戯曲・脚本集(4)』 緑蔭書房 price : ¥9,870 release : 2003/03

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![日本統治期台湾文学集成〈14〉台湾戯曲・脚本集(5)]() | 『日本統治期台湾文学集成〈14〉台湾戯曲・脚本集(5)』 緑蔭書房 price : ¥10,080 release : 2003/03

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![詩と初期短篇・評論]() | 『詩と初期短篇・評論』 冨山房 price : ¥4,077 release : 1990/12

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 | 『平安私家集〈7〉』 朝日新聞社 price : ¥31,500 release : 1999/11

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 | 『塚本邦雄全集〈第14巻〉評論(7)』 ゆまに書房 price : ¥9,975 release : 1999/08

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定家から良経へ
塚本邦雄に「定家は私である」という有名な言葉がある。しかし、この一巻を読んでいくと、その評価の天秤が、定家から良経に傾斜してく過程を、明瞭に辿る事ができる。塚本の短歌創作において、どのような意味を担っていたのだろうか。なお考えるべき多くの問題が残されている。さらに後年の、西行への接近と斎藤茂吉への集中の要因さえも、壮年期までの古典論の中に胚胎しているはずである。塚本は「豹変」を望んでいたが、その変身は、つねに長い時間をかけて周到に準備してきた結果であることが多かった。植物が、地中に種として眠っていた時を経て、ひとたび地表に芽を出すと、華麗な開花の季節を迎えるようなものか。『定家百首』の、作者の積年の私淑が一挙に開花した評釈行は、天上の花園のように燦然と輝いている。
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 | 『塚本邦雄全集〈第15巻〉評論(8)』 ゆまに書房 price : ¥9,975 release : 2001/04

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 | 『平安私家集〈8〉』 朝日新聞社 price : ¥30,450 release : 2001/01

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![塚本邦雄全集〈別巻〉短歌作品索引・年譜・他]() | 『塚本邦雄全集〈別巻〉短歌作品索引・年譜・他』 ゆまに書房 price : ¥9,975 release : 2001/06

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氷山の一角
ゆまに書房版『塚本邦雄全集』は威容を誇る大山脈だが、実はこれすら塚本邦雄という氷山の一角に過ぎない。たとえば、歌集『魔王』の跋には、「この二年間も八七年以降の信条は変ることなく一日十首制作を厳守,七千三百首を歌帖に記しとどめてゐる。」とある。発表された作品は、10パーセント程度である。未発表の膨大な歌稿があるだろう。克明な日記を付ける習慣もあったようだ。いわゆる「筆マメ」の人であったことは『麒麟旗手』の1966年4月30日付けの手紙に、「忠告通り手紙は一切書かぬことにして書きおろしに専念する覚悟」とある事からも分かる。寺山修司に注意されたのであろう。書簡も膨大な量が、保管されていると思う。塚本邦雄の全体像の巨大さには眩暈を覚える。この全集が基点である。ここから塚本邦雄研究がスタートする。ゴールではない。『校本宮沢賢治全集』のような完成度の高い仕事を、一読者として未来に期待する。
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![日本統治期台湾文学集成〈2〉台湾長篇小説集(2)]() | 『日本統治期台湾文学集成〈2〉台湾長篇小説集(2)』 緑蔭書房 price : ¥9,240 release : 2002/08

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 | 『塚本邦雄全集〈第11巻〉評論(4)』 ゆまに書房 price : ¥9,975 release : 2000/08

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前衛短歌運動年代記
『麒麟旗手』は、「書簡篇・雁の涙」を収める。塚本邦雄から寺山修司への交友の記録である書簡。その背景には、前衛短歌運動の始まりから終りまでが透けて見えている。たとえば、1970年8月23日。「岡井隆が去る七月二十五日(土)以後杳として行方不明、(中略)彼の胸中を忖度して今のぼくは服喪に近い寂寥感、狂っているのは既にぼくの方かも。」の告白。生々しい喘ぎまでを伝える。さらに「母恋」を主題とした詩人と「父恋」を歌い続けた歌人との出会いと別れ。読者は運命的なものさえ感じるだろう。「秋風に思ひ屈することあれど天なるや若き麒麟の面」歌集『天変の書』より。
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![中田剛集]() | 『中田剛集』 邑書林 price : ¥1,365 release : 2003/08

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 | 『塚本邦雄全集〈第13巻〉評論(6)』 ゆまに書房 price : ¥9,975 release : 2001/02

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 | 『塚本邦雄全集〈第4巻〉短歌(4)―俳句・散文詩』 ゆまに書房 price : ¥9,975 release : 2000/10

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![日本統治期台湾文学集成〈3〉台湾長篇小説集(3)]() | 『日本統治期台湾文学集成〈3〉台湾長篇小説集(3)』 緑蔭書房 price : ¥10,290 release : 2002/08

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 | 『塚本邦雄全集〈第12巻〉評論(5)』 ゆまに書房 price : ¥9,975 release : 2000/04

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 | 『塚本邦雄全集〈第7巻〉小説(3)』 ゆまに書房 price : ¥9,975 release : 2000/12

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短歌創作演習編
塚本邦雄の短歌の一連や一首の背後には、物語の世界が広がっている。私にとっての瞬篇小説群は、何よりも塚本短歌の読み方を教えてくれる、教則本のような存在でした。登場人物や場所や時間を設定して、物語を織り成して良いと言うこと。想像力の自由な展開の可能性を、示唆してくれました。同時に塚本短歌が、博引傍証の可能な膨大な記憶の蓄積によるということも、思い知らせてくれました。「夏至」という一語が脳裏に閃いた瞬間に、塚本邦雄の脳細胞は、気象学や植物学から古今東西の文学作品までの膨大な情報にリンクしているのです。この人が稀な才能に恵まれた、天才であることも認識できた体験でした。塚本のような短歌を創作したい人は、特に読むべき一冊であると思います。
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