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極上のイマジネーション
2000年7月10日リリース。ダ・ヴインチの主催するBook Of The Year 2000ミステリー・ホラー・SF部門第4位。まさに、ミステリー・ホラー・SFが合体したような作品である。クラリス・ワークスの400字詰め原稿用紙換算で911枚、500ページの大作。(●^o^●)
所謂、WEB日記シリーズの5冊の頃の森博嗣は爆発的に作品を発表したが、驚異的に冴えていた。この頃の作品はいずれもレベルが高い。その中でも本作と『スカイ・クロラ』は一段とレベルが高い大傑作だ。森作品の場合、最終形の構築物からリバース・エンジニアリングで最初に戻し、エピローグが始まるような感覚を覚える。リバース・エンジニアリングされた映像を逆様に映写したものを文字に綴っている感覚をこの作品で特に感じた。一言で言って極上のイマジネーションの産物である。誰もまねができない。そして言葉は言霊のように弾む。森博嗣の作品で外せない一冊である。
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 | 『イツロベ』 講談社 price : ¥820 release : 2002/07

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3年前くらいに読んだのですが…
今だに強烈に印象に残っています。
もう細かいストーリーは覚えていないのですが、とにかく熱中してすごく集中して読めたということはよく覚えているのです。
幻想小説の傑作ですね。夢か現実かわからない世界の中を、ふらふら彷徨っているような妙な読書感を堪能できます。
この作家はすごい力量の持ち主だと思いますね。
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楽しい。。。
乱華とラスとの対決シーンは何回見てもはらはらします。 闇主が全然出てこない。。。
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 | 『亜空間要塞の逆襲』 角川春樹事務所 price : ¥800 release : 2000/11

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 | 『亜空間要塞』 角川春樹事務所 price : ¥800 release : 2000/10

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![時空の支配者]() | 『時空の支配者』 早川書房 price : ¥530 release : 1995/02

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これほどまでにハチャメチャなSFに触れたことはない。
この作品はラッカーが1984年に書いたものだけれども、今読み返してみても、まったく古さを感じさせない。とにかくマッドで奇想天外で、ものすごくテンポよく読ませる小説です。私は物語に引きずり込まれて気づいたら4時間ほどで読み終わっていました。それからまた再読をしました。再読の価値がある珍しいSFであると、断言してもいいでしょう。
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 | 『ハッカーと蟻』 早川書房 price : ¥734 release : 1996/09

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ポスト・サイバーパンクの傑作(と思ってるけど。。。)
主人公の勤めるゴーモーション社は、全自動操縦可能なバギーを発売して大儲けした会社(という設定)ですが、ここの開発のやり方がサイバースペースで部品設計から試作・物性試験(強度・破壊・操作応答性まで。個々には金に糸目を付けなければ現在も可能でしょう)までやってしまいます。設備投資は莫大でしょうがうまくいけば製作費に人件費に開発時間を大幅節約。 巧いな、と思ったのはこの製品、キット販売という設定。イギリスのスポーツカー・ケータハム7のキットはもとより、アメリカでは軽飛行機までキット販売しているそうですから、これもありそうな設定です。でも何で?そう、このクルマを製造販売すれば、運転者不在ですから、いくら公道走行不可といっても製造者責任をとらされる。それで製造責任はキットカーを作るユーザーに押しつけちまおうというPLを逆手に取った商売です。で大繁盛。(そりゃ、みんなナイト2000が欲しいわけだ) この資本を元に次に狙うターゲットはズバリ家庭用品。家事ロボットで〜す。'60には甘酸っぱい楽観的未来にのっかってR.A.ハインラインの名作「夏への扉」(山下達郎が歌まで作っております(^_^))が描いた家事ロボット開発事業モノ(?)ですが、'90のこれに至っては、主人公は別居中で子供の養育権を失い、慰謝料と借家追い立てにおびえる日々だ、台湾の競合他社が先走って売り出したモデルが赤ん坊を殺める事故を起こすは、上司も同僚もみんな(ハッカーなので(^^;)変で何本もねじが飛んでいる、と苦く陰鬱(かつリアル?)な近未来を描いております。 著者のラッカーはアメリカ生まれの数学者(!)イギリス、ドイツの大学を経て現在はサンノゼ州立大の教授ですが、途中AUTOCADで有名なオートデスク社に在籍しプログラミングで糊口をしのいでいた頃もあり、また大病や離婚の経験もあって、自伝的かつスラップスティック(^^;な作品の主人公に投影されています。
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 | 『X雨』 角川書店 price : ¥780 release : 2000/12

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これから梅雨の時期に
いつ読んでもいいのですが 外は雨が降るなか読むのも感慨深いかも知れません。
読み始めていると ライトノベル。という感が拭えないのですが 後半では作者の読み解きでミステリー・サスペンスが燻ってきます。 でも、ホラーではないですね。サスペンスホラーでもないです。
もし謎は謎のままでいいなら、最後の部分などは不要です。 ページ数かせぎにしか思えないのが残念なところです。
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 | 『フリーウェア』 早川書房 price : ¥945 release : 2002/03

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ソフトウェア3部作完結。
ロボットが意志を持ち反逆する古典テーマも、昔AUTODESK社で働き今はサンノゼ州立大コンピュータサイエンス学部・ラッカー教授のスラップスティックな手に掛かれば「ソフトウェア」となり、2作目はそのロボットが生物に興味を持ち始めて「ウェットウェア」、そして最後は全てをアナーキーな混沌に突き落とす(あれ?ロボットの人権の話じゃないんですか?)「フリーウェア」と、ここんとこ聞いた最高のうまい三題噺となっている最終巻。買わなきゃ。 それにしても3冊とも「ラッカー」で検索できないのは困るな。皆さんも翻訳者の「黒丸尚」さんの名前で検索して下さい。在庫切れの嵐ですけど。
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![十字屋敷のピエロ]() | 『十字屋敷のピエロ』 講談社 price : ¥714 release : 1989/01

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着眼点が面白い
屋敷の中のピエロの視線で書くという趣向が面白いと思います。 他の作品に比べてトリックが分かりやすいので、途中トリックに気づいてしまうとちょっと物足りなさを感じるかもしれません。 ただ他の東野作品と同じく、ミステリーとしてではなく物語としても楽しめますので評価は高めにしてます。
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シティ、タウン、スラムの人間関係の密度が書き分けられているのが面白い
ネットにつなぐ日常が普通になっている現在、 連絡は直接会ったり言付けたりというのは酷く不便な気がするけれど それが日常になれば不便を感なくなるのかな…とか考えてしまった。 名前の付いている合成人間の描写がよかったです。 一番の謎は暁輝ですが、朔弥や修平の謎があちこちに散りばめられていて次巻が楽しみ。
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表題作「鬼に喰われた女」はどうなる?
冒頭に鬼の出て来そうな場面設定がある。荒れ果てた源融の邸宅河原院。融が死後、その邸宅を藤原氏に献ぜざるをえなくなって幽霊になって出るという能「融」があることを思い出すことができれば、更に情感は深まるかもしれない。 登場するのは東国出身の若い夫婦とお伴である。そこに宿泊させてもらった数日後、妻が奥の間で巨大な鬼に捕まってなぶりものにあってしまうが、すぐに助けられない。斧で戸を壊して中に入った時、妻は失神していた。息を吹き返したものの、妻は鬼になってしまっていた。半狂乱になった男は、虚けたように外に出て姿が見えなくなった。女はどうなったか分からない。 サブタイトルで銘打っているように「今昔物語」に題材を得ているようだが、芥川龍之介の「藪の中」のような新解釈が浮かんでこない。強いて言えば、鬼に犯されて鬼になってしまったという、シンプルなことだが深刻なテーマを淡々と行為中心に描いて、それが現代的とみなすべきか。「鬼なる男に喰われれば、女は…」と考えさせられる。 行為の理由など詮索するゆとりもなく、世の中の男と女の風景は「今昔」に変わらず「千年」を閲していると、著者は言いたいとみる。
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脇を固めている異形のモノ達が魅力的
テーマと裏腹に登場人物は結構あっけらかんとしてるのでさくさく読めます。 新田一実の本は十数冊所有してますが、このシリーズは特に好きです。 ホモテイストが弱めだからかもしれません。 それでもイラストが耽美系だったら買わなかったかも… 初めて読んだとき何故だかタウンやシティはスラムの上空の都市だと勘違いして読んでいて、そんな高いところから捨てられるコショウの瓶とかよく壊れないなぁと変な感想を抱いていました。 世界観がきっちりと書き込められてて続きが早く読みたいと思う作品です。
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 | 『異国の迷路』 JTBパブリッシング price : ¥1,260 release : 2006/04

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作者の原点となる珠玉の短編集
12編のホラー短編集。 JTBの「るるぶ」に連載されたと言うことで、短い文章の中に、「死国」以降の作品の雰囲気が、はっきりと伺える。世界各国の迷路に閉じ込められた人々の物語が、読むものを作者独特の世界に引き込んでゆく。 作者の原点となる珠玉の短編集である。
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この話終わったけれど終わらない
暁輝は身近に信頼出来る人がいるのだから朔弥のように二人で未来を切り開けばよかったのにと思う。 この話終わったけれど終わらない。 続きが気になる。 主役二人ではなくて、周平のその後…彼が一番大変そうです。
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![見えない暗闇]() | 『見えない暗闇』 朝日新聞社 price : ¥1,575 release : 1995/04

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曖昧な不安
「光るもの」は、日常生活における満たされぬものの象徴であろうか。それが、見えぬよりは、見えた方がいい。ぼんやり見えるよりは、明確にそれが何ものか、判明した方がよい。はっきりとしない、不満や不安の中で、心泡立つ思いに対処しようとする、ごくふつうの人の思考の不安定さに、共感を覚える。
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![凶夢など30]() | 『凶夢など30』 新潮社 price : ¥460 release : 1991/12

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暇つぶしにはちょうどよい
日常から非日常へ。 奇妙なできごとを描いたSFショートショート30篇。
250P弱の文庫本に30篇…… 1篇が10P足らず。すごい短さ。
文体にひねりも何もなく、非常にあっさりとした日本語で読みやすい。 最近はこじゃれた作風の作家が多いけど(特に女性作家に)こうやってストレートな日本語を読むと、やっぱり読みやすいに越したことはない、と思わされる。
文体と1篇の短さのせいもあってか あまり深く突き刺さるような作品はなかった。 幽霊や宇宙人と接触したり、時間を逆行したり、作中の登場人物達は妙な体験をしていくけれども、読んでいて「ドキドキワクワク」はしなかった。「ふーん」という感じだった。
暇つぶしや、難解な本を読んだ後の頭休めにはちょうどいいかも。
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![中国残酷物語]() | 『中国残酷物語』 日本文芸社 price : ¥1,050 release : 1995/11

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血に塗られし人
ただタイトルと表紙のハデな色彩(文庫は黄色)で買ってみました。最初はお伽話のような、ちょっと怖くて、でもワクワクするような、子供時代に昆虫をいたぶった時のような仄かな残虐感が楽しかったけど、読み進んで行くうちに、心臓が痛くなるような行為の連続で恐怖すら覚えました。 歴史に興味はありませんが、中国4000年の歴史は人の血なしでは語り得ないものだと、改めて感じさせられる、ある意味せつない本だと思います。
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読み応えはあり
京極堂近辺地図など、かなり凝って解説してあり妖怪シリーズのファンなら 各所で「ああ、そうそう!」って思わず言ってしまうこと請け合いです。 かなり文字だらけなので読み応えありですが、京極小説に慣れてる愛読者なら全然怖いものはないでしょう。ただし、イラストだとか、考察というのが(当たり前ですが)書いた方の主観で書かれているので、 個人個人それぞれの頭の中に広がる京極堂ワールドを大事にしたい人には、 ちょっと言葉は悪いけど「余計なお世話」的な感じがするかもしれません。
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 | 『妄想銀行』 双葉社 price : ¥600 release : 1999/11

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ここまで読む続ける価値がある
有機物と無機物の戦いを描いた壮大なシリーズの最終章。 長大な物語に相応しいスケールの大きな終幕は感動的。
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 | 『魔校戦記』 祥伝社 price : ¥840 release : 1999/05

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柳生十兵衛を襲う、剣と魔法
前編です。己の強さの秘密を封じて、密命の旅に出た柳生十兵衛を襲う剣と魔法。十兵衛のたちの運命は・・・。十兵衛と行動を共少女の忍者や、十兵衛のお守り係りの忍者佐助、柳生の一族、そして、謎の術を扱う謎の侍、奇怪な術を扱う敵など、登場人物も多く、話の展開も豊富で早いです。引き込まれて、一気に読みました。筋もわかりやすく読みやすいものです。単純に楽しめる本でした。
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イラストにひかれて購入
とにかく表紙イラストがカッコ良くて購入という不純以外の何者でもございません。 内容は平たくいってまうと、略戦闘マシンの不死者ブルーソルジャーに、四鬼千光なる最悪の殺人鬼がリリス、秋月と鄙びた温泉街(笑)で死闘!といったところでしょうが、物語の見せ方は抜群。とにかくヤラレッパナシのような秋月の一人称と、荒唐無稽なストーリーで一気に読めるのであるが、個人的に一番楽しみなのは、ところどころに織り込まれるどこまでジョークか解からない史実や古今のフィクションなどの薀蓄である。
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![荒れ狂う深淵]() | 『荒れ狂う深淵』 早川書房 price : ¥795 release : 1995/11

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君に“偏見”はないね。
新天地にも安息の地を見出すことができなかったビショップ族。すべての謎、そして戦いに答えを出すため、再び旅立っていく…“銀河中心”ブラックホールへ…荒れ狂う深淵の中へ。 “機械生命”シリーズ第五作。 巨大“サイボーグ”イモムシ=クゥアートとビショップ族=トビーとの、容姿を超越した友情が見もの。 シビアな世界の中でも、若者らしい柔軟さと短絡的な行動を失わないトビーの眼下に、宇宙の真実がひろがっていく。 連作とはいえ、十分に満足できる一冊。
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大きな転機
映画の中ではもうすっかり定着していたハンとレイアの関係が、レイアに 求婚する王子の登場によって問い直されることになり、膨大に出ている ノベルのなかでも、スター・ウォーズファンならとりあえずここまで読んで みるのがお勧めです。 レイアはハンとどうなるのか?注目の一冊です。お馴染みキャラに加え新しい種族や惑星が登場し、登場人物たちが活躍する Star Wars世界を楽しめます。
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 | 『惑星カレスの魔女』 東京創元社 price : ¥819 release : 1996/11

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懐かしい感じのSF小説
ちょっと懐かしい感じのSF小説。最初は表紙の宮崎駿さんの絵に惹かれて読みはじめたのですが、だんだん物語の中に引き込まれていって、最後まであっという間に読み終えてしまいました。 かつて事業を失敗してしまったりとちょっと冴えないパウサード船長と、まだちょっと幼い部分を残した特殊能力を持つ「魔法使い」ゴス(私のお気に入り!)。この二人を中心に様々な冒険が繰り広げられます。もちろん特殊能力の素の「クラサ」と呼ばれるエネルギーなどSFならではの設定も盛り込まれていて読み応えは十分です。翻訳本なので(私の読解能力が低いからかもしれませんが…)ちょっと読みづらい部分もありましたが、それを差し引いても面白いです。ぜひ読んでみてください。
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ルークたちは無事に難をのがれられるのか!?
この話は映画「ジェダイの復讐」の4年後、「バクラの休戦」から3年後の話です。ある日惑星ヘイピーズから来た王子イソルダに求婚されたレイア。思いつめたハンは、強引にレイアを連れ出し、賭けによって手に入れた惑星ダソミアへと行く。しかしそこは、今は亡き銀河皇帝すら恐れた[魔女の棲む惑星]だった。しかも、その惑星にはルークの探し求めていたジェダイの遺産が隠されているらしい。ルークはイソルダと共にダソミアに向かうがそこには旧帝国軍の警備艦隊が待ち構えていた!なんとかダソミアへ降下したルークはそこでジェダイの遺産を発見する 。しかしそこは、巨獣にまたがり、呪文を唱え、フォースを操る女戦士一族に支配されていた。ルークは若き戦士のテネニエルの案内により、ハンたちと再会を果たす。しかし、強大な暗黒面{ダークサイド}のフォースを操る[闇の魔女」たちと旧帝国軍の恐るべき魔の手が迫りつつあった!
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 | 『誰も死なない世界』 角川書店 price : ¥1,000 release : 2002/07

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クライオニクスについて
この作品には、クライオニクスの詳細な方法、発展の過程と、 将来への展望が記されています。フィクションですが、 前半部分は、臨場感溢れる状況描写と感情描写によって 実際にあったことを聞かされたかのような、 体験したことはありませんが、 何ともリアルな体感を得られます。 しかし後半部分には、クライオニクスに関して 特定の立場から、読者へ、特定の考えを発信しようとする印象を受けました。 フィクションの読後感を借りて、ノンフィクションの意図を送ろうとする、 読後感に包んで送付する、ダイレクトな意図。 フィクションとノンフィクションが混ぜられたような作品だと感じます。 作中人物の得た結末から受ける印象によって、 クライオニクスが、この作品の読者にどういった印象を与えるのか。 そういった観点からも、クライオニクスそのものについて考える際にも この本は、一読の甲斐ある一冊です。
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面白いです♪
伝奇小説好きなので、とても楽しくこのシリーズは 読ませて頂いてます。 定番物の「陰陽師」好きの方には、どうかなぁ? と思いますが、例えば漫画になってしまいますが、 「百鬼夜行抄」(今市子著)が好きな方にはお勧めです。 坂東眞砂子さんの「死国」「狗神」の方には、 物足りないかも。
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 | 『シック』 学習研究社 price : ¥2,039 release : 1996/11

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![鉄塔武蔵野線]() | 『鉄塔武蔵野線』 新潮社 price : ¥1,478 release : 1994/12

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とても変な本
変わった本があるというので、読んでみました。「変わった」というのは作者が編集部に鉄塔の写真を山と持ち込んだという楽屋話です。 鉄塔の話ばかりで、こんな退屈な題材をここまで読ませる力には感服です。そうでなければ途中で読むのを止めていたと思います。 「ファンタジー」関係の賞を取っていて、それらしい場面もいいなと思いました。まあ、少年たちにとっては、そんなことはどうでもいいことなのですが。 その後、映画化されたものを見ました。これはまったく退屈でした。題材的に無理ですね、映像にするには。ねらいは和製「スタンド・バイ・ミー」というところでしょうが、少年の鉄塔オタクも表現されず、唯一ファンタジーと思える出来事も省略されていて、脚本家の感覚を疑いました。
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 | 『白虎奮闘』 小学館 price : ¥438 release : 1995/12

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 | 『RED RAIN』 角川春樹事務所 price : ¥672 release : 1999/11

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女性は、強い
わけのわからん、宇宙からの物質に、人間が感染する。 感染した人間を抹殺しようとする国家と、感染した人を守ろうとする組織の争い。ストーリーは、単純なものですが、全編を通して、「女性の強さ、たくましさ」が強烈に出ています。 しばらく、この「女性の強さ」が、意識から消えませんでした。 それに比較し、恋人役の男性の弱っちいこと。 男性諸君、女性を恐れましょう。
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 | 『白虎奔走』 小学館 price : ¥438 release : 1995/08

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![生のさなかにも]() | 『生のさなかにも』 東京創元社 price : ¥504 release : 1987/12

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ビアス好きの方向けです。
「空を飛ぶ騎手」や「アウル・クリーク橋の一事件」など,ビアスの有名作品を収録しているほか,他の本にはあまり載っていない作品などもあるため,1篇でも多くビアスの作品を読みたいという方はぜひ。有名でないということは,内容もまあまあ,ということなので(必ずしもそうではありませんが),有名で面白いものだけ読みたいという方は,岩波文庫の「ビアス短篇集」を先に読まれたほうがいいかもしれません。 構成が戦場編と日常編に別れていますが,僕は戦場編の方が好きです。南北戦争に参加し,メキシコで行方不明になったというビアスらしさが出ていると思います。
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出会いと別れと。デュマレストの旅は続く
今や座標どころか名前すら知る者の無い生まれ故郷、〈地球〉を探し求めて当ての無い旅を続ける渡り者、アール・デュマレストの活躍を描いたシリーズ第2作。本書での一番の見所はやはり、デュマレストの悲恋の相手、テレパスのデライでしょう。その能力故に常に恐怖に晒され、狂気すれすれに追い詰められて生きている美しき銀髪の娘、惑星ハイヴのカルダー家の後継者、デライ。ひょんなことから彼女をハイヴまで護衛する仕事を請け負うことになったデュマレストですが、これが後々まで記憶に残る運命の女性との出会いであろうとは。儚気な危うい魅力を持つ彼女とデュマレストの、少し触れれば壊れてしまいそうな悲愴な関係が、読む者の心を打ちます。
村人全員が行方不明になった村の謎。ハイヴ(蜂の巣)の恐るべきミュータント蜂の脅威。そして既に幾重もの延命処置によってものも言えぬ肉の塊と化したカルダー家の〈家長〉の願いを叶える為、後継者選びを巡ってそれぞれ肚の中に思惑を秘めたカルダー家の一行は、不思議な謎を湛える惑星、フォルゴーンへ………。無情な定めに翻弄されるデュマレストの悲しくも決然たる旅路は止まること無く続きます。
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 | 『妖かし語り』 出版芸術社 price : ¥1,890 release : 1998/07

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 | 『天岩屋戸の研究』 講談社 price : ¥924 release : 2005/02

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 | 『電脳娼婦』 徳間書店 price : ¥1,575 release : 2004/11/19

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ウチのSF○○○は勃たねぇ
図書館でなぜか森博嗣さんの並びに1冊だけ混ざっていてつい手にとった。江川達也さんのイラストにひかれてしまったらしい。 エロティックSF短編集だそうだが、著者が後書きに書くように「これはSFではない」とは思わなかったが、SF的な興奮は感じられなかった。
官能小説というにはエロさが足りないし、レズやSM行為の描写も物足りない。「黒猫という名の女」では超能力(記憶改編、感覚同調など)を扱っているが、どうもすっきりとストーリーにはまっていない感じ。
ごめん。ウチの感覚では「勃つ」ところまで感じることができませんでした。
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ファウンデーション
〜ファウンデーション物としては最新刊にあたる『ファウンデーションの勝利』 物語を圧倒的な勢いで構築していくデイヴィッド・ブリンの著ということもあって、期待満々で読み始めました。終盤あたりまでは、さしものデイヴィッド・ブリンも結末ありきの物語を作るのは困難な事なのだと感じていました。壮大なタペストリーを織り上げるように書かれていると期〜〜待していた物が、縦糸(ファウンデーションシリーズ全体の流れ)に対して横糸(登場人物等の設定)が多いように感じられて、タペストリーどころか雑巾にもならないのではないかと思っていました。が、終盤で一気に絵巻物が完成していき・・・。 読後感は爽快!前・中盤の冗長感が星一つマイナスの理由。表題は巻末まで読むと意味が分かります。〜
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良作!
アレロン国の王子ラオデンは、エラントリス内で人望を集め、徐々に秩序だった安全な「新しいエラントリス」を作ろうとしていた。その婚約者サレーネは、アレロンと自分の母国であるテオドを滅ぼそうとするデレス教の神父ホラゼンと駆け引きを繰り返す。ラオデンは、自分を含めたエラントリス人を救うため、変容してしまったエラントリスと「シャオド」の秘密を解こうとしていたが、絶え間ない痛みが彼を襲い続けるのだった....エラントリスの秘密とは?そしてアレロンとテオド、ラオデンとサレーネの運命は??
といった感じなのですが、まぁまぁ面白かったです。続きが作れそうな終わりなので、続編がでるかも?よくできたファンタジーでした。かなり最後までエラントリスの秘密が解けないままなので、大丈夫かな?とちょっと不安になりましたが、きれいに終わりました。「良作」です。
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龍、ピラミッド、神、伝説・・・・
もしかしたら・・・と思うことはありませんか? ひとつの仮説を実証していく話。九鬼虹人による謎解きと仮説の実証! 出雲大社に行ったとき、今までの神社への参拝と違った感じていましたが、この本を読むとなぜかすっきりと・・・・。 仮説としても新しいものの発見へとつなげることができるかも・・・ 歴史とミステリーに興味のある人は是非・・・ もちろん、2,3,4と続けてどうぞ!
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またしても地球は狙われていた!
この著者にしてこの物語。 またしても地球は狙われており、性懲りもなく少女たちがロケットエンジン積んだモンスター戦闘機でUFOを迎撃してしまう、というような素晴らしい笹本SFであります。 著者は架空戦記物らしいものがやりたいような風もありましたが、そんなことはどうでもいいです。 とにかく笹本祐一といえば小難しいメカ、戦闘描写と、安易きわまりないストーリーであります。 才気、健在。笹本らしさ爆発であります。 素晴らしい! 笹本ブラボー! もっとやれ!
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豪華短編集(格安)
「超寡作作家が四半世紀のあいだ書きためた12篇」ということで、 どんなエキセントリックな代物が?!と思って読んだのだが、 意外にも粒の揃った佳品揃いの短編集でした。
収録作は、 ・中間管理職のための出世戦略 ・アメリカ国民の皆さん ・コンピュータ・フレンドリー ・遺す言葉 ・ソックス物語 ・春の悪夢 ・スロポ日和 ・イデオロギー的に不安定なフルーツ・クリスプ ・ライカンと岩 ・コンタクト ・ニルヴァーナ・ハイ ・緑の炎
個人的には「スロポ日和」がベスト。オチはシンプルだが、 そこに至るまでの会話や小道具がいちいち刺激的な小説ばかりです。 解説にもありますが、たぶんとても根は優しくて、 冗談や皮肉がうまいタイプの著者なんだろうと思う。
最初は表紙にひかれて買ったところ、12篇それぞれに七戸優さんの挿絵があって それがまたいい絵だった。とくに「イデオロギー的に…」の挿絵は七戸ファン必見。 この値段でこの内容ならお手頃でしょう。
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 | 『真夜中の神話』 文藝春秋 price : ¥1,700 release : 2004/09/14

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期待はずれの感は否めない
文章がうまいのでそれなりに最後までは読み通せる作品だとは思いました。 でもまさに「読み通した」ってだけの作品です。宗教の話も科学的な話も吸血鬼伝説もなんだかするすると通り抜けていってしまって「ふ?ん。。。」で終わってしまったような。 登場人物のだれにも感情移入できない上に、外人の名前がちょろちょろ出てくるので「え?この人だれだっけ?」となってしまうこともしばしば。でもストーリー自体は簡単な流れなので筋を見失うことはなかったですけどね。 真保さんは女性の視点で描くのはあまりうまくないのかな?と思いました。
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 | 『宇宙人フライデー』 小学館 price : ¥1,533 release : 1996/05

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こんな雄大な話を読まないと損をします
SF好きとはいっても、軽いスペースオペラはちょっと、という方にお勧めです。あまり題材とはならない古代日本から歴史が作者の視点で書き直されていき、 歴史の陰に隠れているスーパーパワーの存在が明らかにされるのがたまりません。何しろ、三種の神器が実は人間を月に送り込めるほどのハイテクマシンであるとか、ヒ一族(いちぞく)と呼ばれる桁違いのスピードで走れる超人種族が歴史の中で暗躍する痛快さといったら、もう最高です。半村良の妖星伝も気が狂いそうな位に興奮のるつぼと化す本ですし、他にも〜〜伝説という本は例外なく面白いのですが、何と言っても一押しはこれです。読んで絶対に損はしません。私は音楽を聴きながら本を読む習慣があり、おかしな組み合わせですが、サイモンとガーファ??ンクルのアルバムを聴きながら読んでしまい、そのテンポと物語のスピード感覚とが奇妙にマッチして、とても強烈な印象となって残っています。おそらく一生、この印象が薄れることはないと思います。
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 | 『サイレントヒル』 角川書店 price : ¥620 release : 2006/06

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牧野さんということで期待していたんですが…
バイオハザードやクロックタワーのノベライズで素晴らしい作品を届けてくれた牧野修さんが書かれているということで、映画の出来はあてにせず読んだのですが… バイオ?の時とは違い、あくまで翻訳という立場ですから仕方ないのでしょうが、映画と同様つまらないですね。的確に表現した結果なのでしょうが。
つまらない映画の脚本など無視して、孤高の牧野ワールドを展開してほしかったです。 牧野修×サイレントヒルという私が夢にまで描いていた組み合わせが台無しです。
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 | 『ボイド―星の方舟』 小学館 price : ¥1,533 release : 1995/10

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 | 『ライラエル―氷の迷宮』 主婦の友社 price : ¥3,360 release : 2003/09/28

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この話が一番お薦め!
3部作全部読んだ中で、一番この本が好きです。1巻のサブリエルは中間で自分が一番無知なアブホーセンであることを自覚しますが、魔術のクラスがトップだったこともあり、けっこう自信家ですよね。3巻では、もうライラエルは自分の立場を理解していますし、サムも2巻に比べれば堂々としています。 でも、この本のライラエルもサムも、自分探しにとても悩んでいます。二人とも、自分の能力が全く分からず、手探りの状態。何だか自分の若い頃と重ねてエールを送りながら読み進みました。 それにしてもガース・ニクスは古王国シリーズで、女性の能力を認めているとはいえ、男性陣の頼りなさには何とかならんもんかと思ってしまいます。
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すばらしい!
久しぶりに感動する本に出合えました。今までいろんなファンタジーを 読んできましたが何回も読み返したい、ずっと手元に置いて残しておきたい、と思える本にはあまり出会えない。しかしこの本は違う。 第一作目のサブリエルを読み始めたとき、今までの“ファンタジー”と あまりに違う世界観に、ついていけるかなと思ったのですがその思いは見事に嬉しい方向に覆され、夢中で読みました。最終巻となるアブホーセンはほとんど戦いの場面でその細かく繊細な描写に頭にその場面場面が見事に思い浮かべられます。本を読んだ!という充実感があり、満足です。
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該当地域在住の方にどうぞ
柘植さんの同ジャンル本を既にお持ちの方には新鮮味が薄いかな? でも、身を守ることについて必要な情報がわかりやすく記述されてますので 該当地域在住で、まだ柘植さんの同ジャンル本を持っていない方にはお勧めします。
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再生を信じる人々
ケルト神話というと 魔法使いや妖精が多く出てきて人の信念が理想的で近寄りがたいものだと、 ずっと思っていた。 はじめに読んだのがイェイツの妖精物語だったからだろうか サトクリフのケルト神話は竪琴ひきが語るように詩のようにきれいだ。 クールの息子フィンが死んだ父の座であった騎士団の長を取り戻し、 騎士団をもりたてて比類のない英雄になり、老いの中で権威を失墜して死んでいくという筋書き。 どこかで聞いたことのあるような怪物退治、 読んだことのあるような戦いのシーンが出てきて不思議に思った。 それはグリム童話やチベットのものいう鳥、 アラビアンナイトなどに影響を与えているような気がしてならなくなった。 中でもおもしろかったのは、フィンが犬を怪物から手に入れる場面。 コナンという名の大食漢。コナンはケルト人の名前だったか (ホームズの作者、某アニメの主人公・・) ディアミッドが死す場面は、呪いから逃れられない運命と言うものを 信じているケルトの性を思い知らされた。 フィンの孫オスカがディアミッドをかばって、 ケルトの誓いを立てるところがまた感動的だった。 命をかけて信念を通すケルトの人々は、再生を信じているからこそ 勇敢に戦える。 そういう信念を今は魔法と言うようになってしまったらしい。 ハリーポッターで読んだことのある「黒魔術」が フィンにかけられて彼が命を落としそうになったとき、 渡し場で必死に敵と戦った 彼の息子たちに拍手を送りたい。 そしてフィンの老醜は見なかったことにしておきたい。
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SF作品としてみれば
この外伝「蜃気楼の少女」では特にSF色が強くなっています。 「宇宙船」、「調整者」と名乗る異星人などなど。 本伝でちらっちらっつと語られてきた古代帝国カナンの 最後の日が描かれています。
本筋では100マジかで色々と解き明かされてくる内容と微妙にリンクしてる感じです。 SF作としてみてみると若干迫力倒れを感じるので★4つ。
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