ブックス ワールド !!
ブックス ワールドサイトへようこそ!
洋書から日本の書籍、雑誌、写真集、アルバム、文学書、実用書などごゆっくりご覧ください。
 | 『悦びの流刑地』 集英社 price : ¥450 release : 2006/03/17

|
|
 | 『痴情小説』 新潮社 price : ¥420 release : 2006/05

|
|
 | 『ダレンシャン 外伝』 小学館 price : ¥1,470 release : 2004/02/20

|
著者の写真いらないから・・・
ホームページの外伝は英語で読むのが大変で今回の外伝の発刊はとても嬉しかったし、面白かったです。でも著者の写真がとにかく多すぎで物語に集中できません。 著者も超美形っていうならともかくアレですよ・・・。 しかもバンパイアのコスプレって(;´Д`) かなり引きました。 しかも各話へのコメントやら何やらに現実的なこと(お金のこととか)が書かれていて日本人にはキツイ感じ。 好感度下がりまくりました;; あとこれは私の頭が悪いのかもしれませんが、スティーブの作文の魔女の文のところがよくわかりません。 だから・・・って前の文章とつながっていなく感じます。 それとバンパイアのうそホントみたいな表のところ、右の欄と左の欄が対応してるのかと思ったらそうじゃなかったり・・・。 そりゃ最初の章で推敲そんなにしてないとは言ってたけど分かり辛いというか萎えます。 物語に☆三つ・・・。 大好きなお話だけに非常に残念です。
|
|
前作より普通だがなかなかの力作
S&Mシリーズの2作目です。孤島で事件が起きる前作とは違って、今回は別館とは言え、犀川助教授が勤めており、西ノ薗萌が通っている大学の中で起きる事件なので、あまり荒唐無稽ではなく地に足の着いた普通の推理小説という印象です。良くも悪くも突飛な作品だった前作の雰囲気を期待して読むと、肩透かしを喰うかも知れません。“冷たい密室”とは、北極や南極の環境を再現した実験を行うために冷却装置のつけられた実験室のこと。二つづきの部屋があり、相互に行き来はできるが、外には出られないというタイプの密室です。前作に引き続き新しい密室パターンを提示してくれました。 犀川が前作を回想している場面が出てきますが、話の本筋にはさほど関係ないので、前作を読んでない人でもOKです。まあ、前作を読んでおくに越したことはありませんが。
|
|
<新宿>のはじまりはここから
前は文庫でしたがノベルズとして新しく登場の一冊。 新宿とバビロン両作品が収録されているのですが、 文庫版後書きもよめるので嬉しい一冊です。 ノベルズ版後書きもありますよ。 絵は末弥さんに変わり、こちらもなかなか素敵です。 菊地先生が好きな方ならお勧めです。
|
|
 | 『京極噺六儀集』 ぴあ price : ¥1,680 release : 2005/08/11

|
何時もながら鮮やかな手並み
何時もながら鮮やかな手並み。狂言台本としての完成度については、比較する対象に乏しいけれど、大蔵流などの古典狂言のおもしろさ、風格を生かしつつ現代をそこに入れ込むという、曲芸にも似た代物である。あまり書くと筋書きをバラしてしまうことになりかねないので、内容については控えておくが、読む価値は十分。造本装丁も渋くて良い。
|
|
 | 『まっぷたつの子爵』 晶文社 price : ¥1,680 release : 1997/08

|
異なるイデオロギー
「われらが先祖」三部作の第一作です。トルコ軍との戦いで受けた砲弾により、左右まっぷたつに引き裂かれてしまった子爵の物語です。右半身は良心の呵責を感じることのない完全な悪であり、左半身は誘惑に屈することの無い完全な善です。相反する主張を持った個々の存在である右半身と左半身、彼等が引き起こす騒動が、子爵の甥である少年の目を通して淡々と描かれています。 まっぷたつに引き裂かれてしまった子爵が異なるイデオロギーの象徴だとすれば、物語が描いたものは子爵本人というよりむしろ、子爵を目にした人々であると思います。つまり、どちらの主張にも理解を示しながら、常に生じる迷いのために曖昧に選択の決断を避け、どんな理想郷も実現できない人々を描いているのではないかと思います。迷う人々を断じることはせず、むしろ肯定し、中庸であることを良しとしている点に、作者の大きな意図があるように思います。
|
|
 | 『的を射る言葉』 PHP研究所 price : ¥1,260 release : 2004/09

|
人となりをしらずして言葉だけが心に響くか?
森先生の言葉を選ぶ基準は、まず外すということで、あえてふつうは使わないような言い回しをすることからはじめています。あまり外すと意味不明になりますから、そこはセンスが大事になります。なんだ科学的じゃねえなと思われても仕方ないのは創作がブラックボックスだからだと思います。島田荘司先生は森先生の言葉が自立したがっている、または前後の文脈なしで独立しようとしていると言っておられます。要するにありものでないからひっかかるということですね。 ただ、ファンの方は作品を通して言葉を味わっているからよくわかるのでしょうが、いきなりこの本を読んだ場合はどうなるかわかりません。なんだコノヤロウという気持ちで向かえば、衝撃的では決してない言葉の集まりですから軽んじられるのも仕方ないかなと思います。 文章のアウトラインがはじめにあって、細部に模様を入れていくのは職人のようです。感情のままに書きまくるということはそう多くないように見えます。 職人の作法は、現代においてみればゆっくりとしていて飽きられるかもしれません。同じことを続けていると、またかといわれてしまうかもしれません。 ただ、目先の新しさでなく、自分なりの目標を立てて一つ一つを作りこんでいく姿勢が森博嗣の選択した作家像ならそれにはゆっくりとついて行こうと思います。今まで述べたように新刊をあせって買う必要のある作家ではありません。受け手と送り手の環は私に限って言えば完全に閉じています。だからこそ、乱暴な気性のレビューも書けます。そうだろうか。 この種の理解、接し方をする人にはまだ会ったことがありません。 これぐらいになれる作家とその文章とは、よいものではないでしょうか?
|
|
 | 『断絶への航海』 早川書房 price : ¥1,050 release : 2005/02

|
どちらかというと哲学的に
SF的な冒険活劇を求めるとちょっと違うかなと思うかもしれませんが、この作品で出てくるαケンタウリの社会構造は哲学的に結構面白いと思います。 自分はこの本を読んで、社会を見る目が少し変わりました。今になって読み返してみると、著者の想定している社会はオープンソース運動に実に近いと思います。 実際に生活必需品が無償で提供される社会であれば、この本に出てくるような社会が実現しても不思議ではないと思います。
|
|
 | 『ブルータワー』 徳間書店 price : ¥1,785 release : 2004/09/16

|
石田衣良の快作!!読むべし
石田さんの作品は、池袋ウエストゲートパークシリーズにみる通り、面白く、はずれがない。ブルータワーは、本屋に並んでいる本から、買って間違いなしというオーラを放っていたが、買って自宅に帰り、読み始めると、面白くて、とうとう朝の3時までかかって一気読みしてしまった。文句無く面白い快作なんで、SFだからちょっと。。。と思っている方にもぜひとも読んでいただきたい。石田衣良のオールタイムベストかもしれない。余命いくばくも無い主人公が、未来に飛ばされて破滅の淵に立つ人類を救うために全力をつくすというSFの筋立てであるが、心打たれる人間の心のつながりや男女の愛の形を描いており実に秀逸。
|
|
クライマックスに向けて・・・
ドラゴンランスシリーズは全部読んでいますが、 レイストリンのような人間味溢れるキャラクターがメインである この「ドラゴンランス伝説」シリーズは、とても好きなシリーズです。 この本は、兄のキャラモン、ケンダーのタッスルホッフ、 そして聖女のクリサニアを中心にして進んでいきます。そして今回、第五巻では最後の第六巻に向けて、大詰めといった ストーリーでした。 四巻の終わりでは、タッスルホッフの行動によって、 思いもよらぬ事態が引き起こされたわけでしたが、それの続きもまた、 息をつかせぬテンポで物語は進んでいきます。 レイストリンは、いよいよ「ドラゴンランス 夏の炎の竜」に 続いていく道を歩んでいくわけですが、そんな壮大な話が 果たして一巻に収まりきるのか、とても気になるところです。 そして、それに絡んでいくキティアラやタニスなどの現代での動き・・・。 第六巻の刊行が、とても待ち遠しいです。
|
|
 | 『エルフランドの王女』 沖積舎 price : ¥2,940 release : 1991/10

|
美しき黄昏の国と人間の身勝手さ
ダンセイニの名前は知っていましたが、彼の作品はこれが初めてでした。 でもとてもすばらしい作品なので良かったです。まさにダンセイニの 最高傑作だと思います。雷でできた剣、黄昏の国境い、永遠の中にまどろむ エルフランド、青色に輝く宮殿、リラゼルの嘆きに反応して震える エルフランドの空気・・・人間の世界に住むアルヴェリックとエルフランドに住むリラゼルとのギャップ・・・ まさに幻想の異世界へ誘ってくれる見事な物語です。 ユニコーンがエルフランドでは尊大で嫌われているという設定も面白いです。それに、トロールのルルルの存在もとてもユーモラスです。 また訳文が実に流麗で美しいです。この物語世界の中の数々の秀逸な描写を その華麗で豊潤な訳でさらに増幅してくれていると思います。 それからこの作品のテーマの中には物質と精神というものも含まれている 気がしました。 またアールの評定衆の人々の、 最初は魔法がアールに訪れるのを 強く望んでおきながら、いざ数々の魔法がアールを訪れるように なると、その事に困惑し、ついにはそれらの魔法を疎ましく思うようになる 彼らの(人間の)身勝手さというようなものも強く感じました。
|
|
 | 『蛇行する川のほとり』 中央公論新社 price : ¥1,890 release : 2004/11

|
苦しい面白さ
〜切り離す事の出来ない見えない鎖で繋がれた二人が、過去の事件の関係者と数日間過ごす事になる。 各章ごとに違う主人公視点で描かれている風景が、それぞれの心境をうまく表されていると思いました。 過去の事件の真相が明らかになっていく大事な所で、鎖に繋がれている片割れが不慮の事故で亡くなってしまう・・。 まだ10代の主人公たちの、その年代特有の〜〜鮮やかさや、さまざまな事に対する心の葛藤等が、自分の当時を思い出されてか妙に懐かしかったり、共感したりできて、ほろ苦い苦しさの中の面白さを感じました。 知るのが恐いけど知りたい、そんな思いでどんどん読み進めた作品でした。〜
|
|
名作です!
デルフィニアの群雄を描いた大長編、「デルフィニア戦記」の第三巻。 この巻に含まれる、ウォルとフェルナン侯爵のシーンは第一部(一〜四巻)中、最大の見せ場だと思います。 他の誰が書いてもここまで見事に表現することはできないだろうと思うほど、言葉の一つ一つが胸を打ってなりません。名セリフ、名シーンの多い「デルフィニア戦記」ですが、第三巻は、特に秀逸です。
|
|
 | 『照柿』 講談社 price : ¥2,100 release : 1994/07

|
うだるような・・・
うだるように暑い。爽やかさなど一片もなく、じくじくと苛むような暑さが本作品全体を包み込んでいる。 熱い情熱のほとばしりではなく、ほの暗く心の内で燃える炎。少しずつ狂い始めた歯車が、男の心をじりじりと追い込んでいく。読んでいてとにかく重たい。そして暑苦しく息苦しくなる。鈍い赤色が自分を包み込んでいくようだ。 熱帯夜がつづく日の夕方に西日に焦がされながら読んでみてください。
|
|
 | 『塗仏の宴 宴の支度』 講談社 price : ¥1,334 release : 1998/03

|
長い!じれったい!
じわじわじわじわ責められて「一体何だ!早く来い京極堂!」と叫びながら結局次巻に持ち越し、これでは蛇の生殺しだと身悶えた。 関口しかり、とにかく今回は全員が踊らされる。私も一緒になって踊るぞ、といいたいくらいだ。 でも、これで確信した。百鬼園先生の名前が関口の口から出た以上、正体が明確にわかる。なんでこの人はこんな読者を試すんだ?おもしろいか?おもしろそうだが。 ストーリーとは別な所で妙な小細工が施されている。それがまた私達が京極っは面白い、と公言する由縁でもあるのだが。 あぁもう!じれったい!色んなところでじれったい。 次巻は次巻で色々大変なことになっているのだが、土台の固め方が尋常ではない。固い。 我慢して長い文章を読んでいると色々楽しいのだ。是非ともご賞味くだされ。 でもこの本だけではじれったいだけなので、星4つ。
|
|
 | 『塗仏の宴 宴の始末』 講談社 price : ¥1,334 release : 1998/09

|
混乱するほど面白い
上巻から引き続き、さらに登場人物が増え、入り組んで、入り混じり、 読んでいる方としたら「何がどうして、どうなっちゃうの???」と、 とにかく目が離せない。 (一瞬中断すると、誰と誰がどう繋がって、どうしてこうなったっていうのを 忘れてしまうので、とにかく読み続けるしかない!) 作中の登場人物と共に、自分も混乱しつつ誰を信じていいのか、自分の記憶も信じていいのか 揺さぶられ続け、最終的に登場人物、読み手全ての者の混乱が 極度に達したとき、いよいよクライマックスの宴へ... こんな厚い本の上下巻...と敬遠する必要はありません。 あっという間に引き込まれて、あっという間に止まらなくなります。 開いたが最後...ってやつです。
|
|
こんな雄大な話を読まないと損をします
SF好きとはいっても、軽いスペースオペラはちょっと、という方にお勧めです。あまり題材とはならない古代日本から歴史が作者の視点で書き直されていき、 歴史の陰に隠れているスーパーパワーの存在が明らかにされるのがたまりません。何しろ、三種の神器が実は人間を月に送り込めるほどのハイテクマシンであるとか、ヒ一族(いちぞく)と呼ばれる桁違いのスピードで走れる超人種族が歴史の中で暗躍する痛快さといったら、もう最高です。半村良の妖星伝も気が狂いそうな位に興奮のるつぼと化す本ですし、他にも〜〜伝説という本は例外なく面白いのですが、何と言っても一押しはこれです。読んで絶対に損はしません。私は音楽を聴きながら本を読む習慣があり、おかしな組み合わせですが、サイモンとガーファ??ンクルのアルバムを聴きながら読んでしまい、そのテンポと物語のスピード感覚とが奇妙にマッチして、とても強烈な印象となって残っています。おそらく一生、この印象が薄れることはないと思います。
|
|
 | 『太陽の黄金の林檎』 早川書房 price : ¥840 release : 2006/02

|
|
AGCからYGC!
アフリカンゲームカートリッジズ(AGC)から ヤングガン・カルナバル(YGC)へGCつながり。 AGCで ブレイクすると思っていましたが なぜか2も出ない? そこへ YGC!押井守監督の帯にも「待ちに待った本物のアクション作家が誕生」と!まさに アクション作家です。切れ味の良さ 文章のテンポの良さ スピード感! 読後は気分爽快になります。とびきりの お薦め品です!
|
|
面白いけど
空海はキマイラや九十九乱造シリーズにも出てきたのでかなり期待して冠之一から読みました。 内容や出来事はふんふんなるほどといったところもあるのですが。 でも今までの空海のイメージとは異なり、なんだか清明と博政コンビの会話等をなぞっているようでした。 キマイラや螺旋もいつになったら完結するのでしょうね。かなり心配になってきました。
|
|
 | 『揺籃の星 上』 東京創元社 price : ¥756 release : 2004/07/25

|
ユートピアが理解できるか
普段はSFは読まない人間ですが、「断絶への航海」を読んでから、ホーガンの作品には親しんできています。ハズレもあったけれど。 個人的には、今回はアタリでしたが、「断絶への航海」で最初のうちはなかなか理解できなかった人と人が信頼だけで生きる世界を理解できるかが、この本を愉しめるかどうかのポイントかもしれない。 三部作ということで、このあと地球にもユートピアができるかもしれないが、手に入れることができるなら、是非「断絶への航海」を読んでからお読みください。4/5はわかりにくいが、最後の1/5で氷解する本でした。
|
|
これこそ文化
読んでいて、楽しくなって来ました。 妖怪について、これだけ語る人々がいるのだ、というのが驚きです。こんな事を知っていても、何の役にも立たない。しかし、実に知的で豊かな世界が広がり、何よりも無害で平和です。これこそ文化というものではないでしょうか。 現代人が目指すべき、良い方向だと思いました。
|
|
また首輪!
「旧世界」の「光の信徒」が迎えにくるが、拒否するリチャード。抵抗するがカーランによって首輪をはめられ、光の信徒と旧世界へ・・・ 旧世界の「予見師の宮殿」では、地下世界の「番人」に仕える「闇の信徒」が陰謀をめぐらせる・・・・ 泣く泣くリチャードに首輪をつけたカーランも助けを求め故郷へ向かう。
|
|
また首輪!
「旧世界」の「光の信徒」が迎えにくるが、拒否するリチャード。抵抗するがカーランによって首輪をはめられ、光の信徒と旧世界へ・・・ 旧世界の「予見師の宮殿」では、地下世界の「番人」に仕える「闇の信徒」が陰謀をめぐらせる・・・・ 泣く泣くリチャードに首輪をつけたカーランも助けを求め故郷へ向かう。
|
|
がんばって読みました
いきなりのんびりした家族の風景から始まったので、ちょっと怪しいと思ったら、やっぱり家族は不幸の生活へと突き落とされ、貧困の生活と革命運動の地下組織らしきものに巻き込まれ、さらには暗殺未遂、逃亡...と前半は暗いテーマが続いています。 初巻が結構面白かったので、意気込んで読みましたが、 主人公ミット、ミットの父母、伯爵の孫娘ヒルディが好きになれず、感情移入が出来なかったため、読破にはちょっと苦労しました。 しかし、後半の聖なる島々に向かってからの不思議な神々の導きなど読むにつれ、やはりこの人たちもデイルマーク統一にむけての重要な人物であり、ものすごいいきおいで物語をひっぱっていることを感じました。 読み終わってみれば、そんなに嫌な話ではなく、むしろデイルマーク王国の広さを感じさせられました。 さらに、最後の索引をよく読んで欲しいです。初巻と全く関係なかったと思われたのに、やっぱり関係がありそうだし、先にも歴史が続いていることを連想させる内容がもりだくさん書いてあります。結構想像力をかき立てられます。
|
|
また首輪!
「旧世界」の「光の信徒」が迎えにくるが、拒否するリチャード。抵抗するがカーランによって首輪をはめられ、光の信徒と旧世界へ・・・ 旧世界の「予見師の宮殿」では、地下世界の「番人」に仕える「闇の信徒」が陰謀をめぐらせる・・・・ 泣く泣くリチャードに首輪をつけたカーランも助けを求め故郷へ向かう。
|
|
また首輪!
「旧世界」の「光の信徒」が迎えにくるが、拒否するリチャード。抵抗するがカーランによって首輪をはめられ、光の信徒と旧世界へ・・・ 旧世界の「予見師の宮殿」では、地下世界の「番人」に仕える「闇の信徒」が陰謀をめぐらせる・・・・ 泣く泣くリチャードに首輪をつけたカーランも助けを求め故郷へ向かう。
|
|
また首輪!
「旧世界」の「光の信徒」が迎えにくるが、拒否するリチャード。抵抗するがカーランによって首輪をはめられ、光の信徒と旧世界へ・・・ 旧世界の「予見師の宮殿」では、地下世界の「番人」に仕える「闇の信徒」が陰謀をめぐらせる・・・・ 泣く泣くリチャードに首輪をつけたカーランも助けを求め故郷へ向かう。
|
|
 | 『内なる宇宙〈上〉』 東京創元社 price : ¥882 release : 1997/09

|
「マトリックス」の先がけ
まだ下巻は読んでいない。前作で完結していたと思っていた著者も、読者の強い要望に支えられて物語を再始動させる。上巻はまだ「序章」という雰囲気である。「仮想世界」がもたらす可能性と危険性については、映画界においては「マトリックス」シリーズをはじめ、いろいろな試みがなされている。この作品はその端緒を創ったものとして重要なのだろう。今から14年前、果たしてどこまで描かれているのだろう。興味津々である。
|
|
あれあれあれ
ウォルが捕らえられて、デルフィニア陣営は大ピンチ。どうなることかと、期待して読んだが、あれあれあれ・・・BR>この作品の最大の欠点はおそらく悪役が馬鹿すぎることだろう。さらにいうと、主人公たちを翼賛する一部を除いた貴族も馬鹿ばかり。超人的な主人公たちが暴れる勧善懲悪ものを書きたいという作者の狙いは分かる。しかし、その場合重要なのは、魅力的で強大な悪役ではないだろうか。悪役に対して作者の思い入れが全く無いことだけは読んでいて分かった。
|
|
 | 『内なる宇宙〈下〉』 東京創元社 price : ¥882 release : 1997/09

|
3部作で終わっていれば。。。
ガニメアン三部作の完結後、かなり経ってから書かれた第4部。 前作「巨人たちの星」で地球人・ガニメアンと対立し敗れたジェヴレン人の故郷、惑星ジェヴレンを舞台になぜ、彼らが戦争を起こそうとしたのか、その謎をおなじみハント博士とダンチェッカー教授が解いていくというのがメインのお話。 このシリーズの主役は地球人とその兄弟筋に当たるジャヴレン人となっており、これまでこのシリーズの主役といってもよかったガニメアンやテューリアンは脇役にとどまっている。 ネタはこれまでの3部作で使い果たしているようで、そこかしこで無理が生じてきている。 人間側の描き込みについてもホーガン特有のあっさりさで深みにかけ、今回の謎の核心であるコンピュータ内に存在する世界も「攻殻機動隊」をはじめとする「電脳系」の物語を見慣れている日本人にとっては物足りないものである。(必然性に欠けている。) 正直言って、これまでの3部作がよかっただけにこの作品は「蛇足」であったと評価せざるを得ない。 せめて、「3部作」の設定を借りた「シェアワールド」ものとして書かれていればもう少し発展性があったのではないかと思う。残念!!
|
|
満腹しつつ、変化の子に期待!
待望のヴァルデマール年代記の続編!というか、こっちがやっと本編になるのですねー。好きなお話なのでおやすみ前のじっくり継読のつもりで読み始めたら、これまで以上にスケールが大きくなってて、途中で本を置けないほど面白かった!結局半徹で一気読みに(笑)。こんなのは久々です。 これまでの物語自体と設定全部を伏線として使いながら、全く違う年代の話。でも「もとめ」という名前の剣の存在があるせいか、時代ごとの断絶を感じないです。主人公は前作「運命の剣」で最後の方に登場したヴァルデマール国王女エルスペス。なかなか複雑な立場のせいか、いわゆる「お姫さま」じゃないところがラッキーっぽい。他にも魅力的な設定のキャラクターがこれでもかと出てくるのに、ちゃんとそれぞれ満遍なく背景が描かれるので、全員がキャラ立ちして混乱せずに済むってのは凄いぞ。中でも、途中から出てくる猫娘(?)「変化の子」ナイアラには私のツボ全てを鷲掴みにされてしまって、メロりんキュになっちゃいました(笑)これまでの作品の中でも一番セクシャルな傾向があるのが新鮮。そういったロマンスやセクシャルな部分と戦闘シーンとのメリハリが効いてて、王道的ファンタジーっぽさもしっかり生きとりますな! このナイアラは次作の主役になりそう…先が楽しみ♪ そして新たな展開。「もとめ」の過去が初めて明らかに…って、「もとめ」は剣なんですけどね…この剣がなくちゃそもそもシリーズが進まなかったわけで、「もとめ」が出来ることになった意外な過去が浮かんで来る。それが読み手である私が過去に読んだ話の中のエピソードを思い出させてくれたりもする。うーん、上手いぞ、ラッキー女史。 タルマ&ケスリーから始まる「もとめ」シリーズの集大成ともいえるのではないかと。 個人的な意見としては、この連作、指輪物語の面白さに匹敵する気がするにゃー。
|
|
ちょっと分量が・・・
1作目『弧狼と月』はそれ自体で一応完結していて、 主人公フェンが一度はこの世の地獄の深淵に落され、 そこから立ち上がる物語として読み応えがあった。しかし、この2作目は単体では物語は完結しておらず 1作目と比べると物語の山場も低い。 3作目の話と一緒に1冊にするくらいの分量がないと 価格としては不満が残る。 一作目だけで終わっておけばよかったのに・・・ と言うことにならないよう、著者に頑張って欲しい。
|
|
これは
キャラは魅力的なのだが、トリック的に肌に合わないのでこの評価。 まぁ、シリーズに続く布石であり読み飛ばせないし、読んでてつまらないということは決してないけど。
|
|
かじしんの真骨頂。でもね・・
いかにも作者らしい極めてシンプルでリリカルな物語。 白鳥山で偶然”未来の女性”に出会い、時を超えた恋に落ちてしまう主人公。 優しさあふれる文章は嫌みが無くあっさり読み終えてしまう。読後もさわやかだ。 でも、この小説「中編」あるいは「短編小説」のボリュームしかない。 行間が広く文字も大きめで、無理矢理一冊の文庫本にしたてあげた感じは否めない。 出版サイドの考え方だろうが、チョット残念。 でも、作者の小説のテイストはいつもの調子なのでOKです。
|
|
 | 『神の火〈上〉』 新潮社 price : ¥620 release : 1995/03

|
登場人物の気持ちが理解できない
島田、良、日野、江口、この4人がほとんどだけど、島田の良に対する気持ち、日野の島田に対する気持ちが、正直気持ち悪いというか、なんで?と思う箇所が多々あった。特に、何でよく知りもしない良に強い親近感を島田が抱くのか、その過程もよく理解できなかった。どうも作者は、男同士の信頼関係というか友情というものを、何か勘違いしているのかな? と思わざるを得ない。 原発に対して否定的な考えなんかも説得力がないし、共感できるものもなかった。上・下を読むのにかかった時間を考えると、お勧めしません。
|
|
 | 『猫の建築家』 光文社 price : ¥2,100 release : 2002/10

|
美について
猫の建築家。 猫が建築家なんて・・・と。 でも、そこにある世界観、人のあるべき生き方、もののあるべき姿、 そんなことを彼らから学ぶことができる。 絵も話の流れにあわせて微妙に変化してゆく。その変化をじっくりと見極めることも、また、何かを学ぶ切欠になるのかもしれない。人間がその頭で見る世界は、それぞれ違う。ましてや、その認識が同じであるはずはない。いかに既存の枠に、教えられてきた知識に雁字搦めになっているか、それがよく解る作品だと思う。
|
|
風呂敷が…
大風呂敷を広げたものの、ちょっと収集がつかなくなるという作者の癖が出てしまった作品(笑)。 伏線があとに繋がっていないなど欠点はあるが、Dの物語としては十分楽しめる。貴族の女性と人間の少女との触れ合いが印象深い。
|
|
また首輪!
「旧世界」の「光の信徒」が迎えにくるが、拒否するリチャード。抵抗するがカーランによって首輪をはめられ、光の信徒と旧世界へ・・・ 旧世界の「予見師の宮殿」では、地下世界の「番人」に仕える「闇の信徒」が陰謀をめぐらせる・・・・ 泣く泣くリチャードに首輪をつけたカーランも助けを求め故郷へ向かう。
|
|
 | 『浪花少年探偵団』 講談社 price : ¥560 release : 1991/11

|
「おもしろい」というより「おもろい」
東野圭吾の初の連作短編集。大阪の小学校教諭の竹内しのぶを主人公とした作品群が収められています。ユーモア・ミステリであること、主人公が女性であるところは前作『ウインクで乾杯』を引き継いでいますが(連載開始はこちらの方が先ですが)、今作ではもうひとつ著者の出身地である“大阪”をキーワードとして導入している点が興味を引きます。単に大阪が舞台であるというだけでなく、盛んに大阪弁が用いられると共に、大阪らしい人柄というものを描きたいとの思いに溢れています。この本が出たのは1988年で、宮部みゆきのデビュー直前ですが、宮部が得意とする子供の描写の巧みさが本作にも出ており、宮部はこの辺りに影響を受けたのかなという気もします。単に文庫版の解説を宮部が手がけていることからの連想ですが。個人的には大阪弁というものは苦手なのですけど、この本では大阪弁の台詞を気持ちよく読むことができました。
|
|
生と死と。炎と嵐と。
グインに刺された傷がもとで死の淵を彷徨うイシュト。彼を待つのは怨念にまみれた悲惨な死か、それとも・・・ 一方、山を覆い尽くす山火事の炎に焼き尽くされようとしているグインとスカール。いかなる奇跡が彼らを救うことができるのか。ストーリー展開はかなりご都合主義といえば確かにそうなんですが、「イシュトもこれで少しはダークな世界から抜け出してまっとうな道へと歩きはじめられるのかも・・・」と思えるのはなんだかほっとするような気持ちです。ただ、過去のお話はもうよいので適当に切り上げて話を進めて欲しいです。 一方、炎に巻かれるグインとスカールのやりとりが非常にクサい。なんかこう青春ドラマを見ているような感じです。どんどんおしゃべりになるスカールが気になります。ただ、2人ともかっこいいのは間違いないですが。 更なるストーリー展開のスピードアップを望みます。とはいいつつも、本巻は、新たな展開を感じさせてくれる満足な一冊でした。次の巻こそスピードアップを是非。
|
|
どうなる新共和国!!
ジェダイキラー、ヴォクシンクイーンを倒すために惑星マーカーに向かった ヤングジェダイたちの運命は!? そして遂にユージャンヴォングの魔の手がコルサントに!今までで衝撃的な話となり、とてもおもしろいです。
|
|
どうなる新共和国!!
ジェダイキラー、ヴォクシンクイーンを倒すために惑星マーカーに向かった ヤングジェダイたちの運命は!? そして遂にユージャンヴォングの魔の手がコルサントに!今までで衝撃的な話となり、とてもおもしろいです。
|
|
 | 『野生馬の谷〈上〉』 ホーム社 price : ¥2,520 release : 2004/11

|
寂しいと感じたことを思い出す
たぶん忘れてしまったんだろう、一人で時間を過ごすこと。エイラの孤独を共有できれば、なにもかにも手に届くところにある毎日の生活の中で、優しさばかりに囲まれていることを思い知る。甘えや狡さがない生活、そして愛する誰かがどこにもいない世界、とことん、自分に向き合うだけの生活。「人込みの中にいて感じる寂しさなんて錯覚」って笑われるような気分になっちゃう。強い強い人が、面白いって読む本なのかもしれない。
|
|
 | 『地を這う虫』 文藝春秋 price : ¥470 release : 1999/05

|
元刑事が主人公。重厚な味わいの短編4作。
元刑事が主人公の短編4作。斬新なストーリーでもないし、あッと驚くような展開があるわけでもない地味な短編集だが、愚直な主人公たちが織り成すストーリーは、硬くコクのある話しに仕上がっている。 社会を底辺から見上げる元刑事たちの姿に哀愁が漂う。
|
|
表紙に注目
タイトルにつられて、思わず買った。 深刻な話は読みたくないときに、ぴったりだった。 ビアンなネタが苦手な人にはおすすめしないが、 皮肉ににやりと笑ったり、がははと大笑いしたり、 期待以上に楽しませてもらったのです。 腐れ気味な幻想(とゆーか妄想)に気持ちよく……なれるかな?内容のみならず、表紙もこっている。 帯にちょうど隠れるようにしてあるけれど……、 大人向けの本だってことですね。
|
|
架空の世界に没頭できる理由
二人の冒険者が最初の長い旅を終えて、ランクマーの都に戻ってからの物語。最初期に書かれた冒険から、二人の魔導師と深いかかわりができるまで。 奇怪で、それでいながら妙に筋が通っている、二人であるからこそ生き延びられる危機の数々。設定と筋書きと発想が絶妙にかみ合っているところがすばらしい。
|
|
 | 『半眼訥訥』 文藝春秋 price : ¥520 release : 2003/02

|
頭のよい高村さん
最近話題になった映画「レディー・ジョーカー」の作者の高村薫さんのエッセイです。 ちょっと古い作品だけど、なかなか世間を鋭く捉えてますよ 大阪出身 ICU卒、仏文科卒の彼女は鋭い感性を持っています。彼女が感じた世間をぜひ読んでみてください
|
|
 | 『地球礁』 河出書房新社 price : ¥1,890 release : 2002/09

|
究極のSF
ラファティの作品は究極のSFです。 いったいどこからこんな奇想が湧いてくるのか? 歌うように語るように綴られる物語。 訳も最高です。
|
|
大人の「おもちゃ」
このシリーズも3巻目を迎えた。今、「庭園鉄道」がブームらしい。庶民にとってはそもそも「庭園」がないから夢の世界だけど!! このシリーズはカラー写真をふんだんに使い、庭園鉄道の魅力を余すところ無く伝えている。文章も作家の手によるものだけあって軽妙。一気に読めます。
|
|
吟遊詩人の息子.
〜ジョーンズの物語には「旅」が多く登場する.しかも徒歩や馬車といった、前時代的な旅である. この本も、町から町へと渡り歩く吟遊詩人の家族の話だ. いつも自分をみそっかすだと思っている、11歳のモリルが主人公. 父親で吟遊詩人のクレネンが、キアランという少年を馬車に乗せてくれるように頼まれたことから事件は起こる. 父を殺され、母は昔の婚約〜〜者のもとへ。 兄ダグナーも捕まり、モリルは姉ブリッドと共にキアランをハナートに送り届けることができるのか? 相変わらず大人も子どもも動物も、個性豊かに描かれている. 微妙に揺れ動く少年の心も、きっちりことばにしてある. その視点もとてもジョーンズらしい.今までに翻訳された作品よりも、読んでいて振り回される印象は少ない. 初期の〜〜作品ということもあるだろうが、その分ドタバタも少ないので、ひねったものが読みたい方には物足りないかも. 逆にジョーンズ初心者という方には、格好の入門書となりそうだ. 巻末のデイルマーク用語集を読むと、本書の疑問が解けるだけでなく続巻がますます楽しみになってくる. モリルが旅する世界も、私たちが旅する世界も、ひとつではないようだ.〜
|
|
 | 『漫画・嗤う伊右衛門』 角川書店 price : ¥630 release : 2006/02/01

|
|
 | 『興国の楯』 学習研究社 price : ¥893 release : 2004/09/29

|
|
 | 『奪取〈上〉』 講談社 price : ¥750 release : 1999/05

|
おもしろい
ちょっと業界用語が出て、たまにわからなくなるので、星4つにしました。偽札についてこんなにかいてあるから、これ読んでホントに作った奴もいるんじゃないかなって思うくらい詳しいです。 っていうか、話の書き方がうまいんだなぁこの人。「絶対ありえない」って思うときもあるけど「えっちょっと待てよ・・・」っておもう場面もあるんですごいです。 まぁくれぐれも偽札を作らないように・・・
|
|
やめられない愛蔵版
愛蔵版も2巻目ですね。 今回は、キマイラの謎に一気に迫り、同時に登場人物の多くが大きな運命に変化にとらえられていきます。作者が当時の作品に大きく手を入れたらしいので、既に文庫で読まれた方も再読は必須です!天野喜孝のイラストを全面にあしらった表紙も愛蔵版ならではの美しさです。
|
|
重箱の隅
個人で1000篇以上を到達したこの作家の偉大さに異論を唱える方はいないだろう。また自作を常に最善の形にしようとしていたことは、旧作の語句を何度も修正していたことからも窺える。もちろん、どの作品を単行本に収録するかも非常な気を使ったに違いない。本書は短編集から逸れてしまった作品を集めており、完成度はやや低い。しかし、既発表作品の別バージョンである「天国からの道」など、同一のプロットがアレンジ次第で大きく変わっている点などが興味深い。ただし、当然ながら本作品を手に取るのは他の全ての著作集を読み終わってからで十分だろう。まさか本書を最初に手に取る読者もいないだろうが、念のため。苦言を呈するとすれば、収録作品の発表年度・雑誌の記載が一切ないこと、巻末の完全著作リストに特に目新しい点がないことなどか。とまれ星新一完全主義者は必携。
|
|
 | 『鏡の中の少女』 集英社 price : ¥580 release : 1987/06

|
摂食障害の私にとって、ベスト3の本です
私は拒食症から過食嘔吐になり、13年。治療を始めてから、大分良くなりました。治すために様々な本を読んだけれど、大概は見当違いな内容ばかりでした。医者が書くものは病気の原因が偏見的だし、患者が書くものは気持ちに共感はすれど治るきっかけについてはピンボケ。ところがこの本は違いました。患者である少女の視点という主観的な描き方にも関わらず、取り巻く家族の問題、治療の現状、病状の克明ななど客観的に理解できるように仕上がっています。 この著者である心理療法士はよほど洞察力が高いのか、この病気の心理状態を大変よく理解してます。 大体の医者は、私たちの抱える「自己否定感」に気づいてくれません。 自分の意思で、痩せることを断固として辞めない、自己中心的な病気だと言います。 でもこの作者は違います。拒食症がどれほど自分を突き放して、生きていて申し訳ないと考えているか、そしてそれがナゼ起こるのかを、見逃しませんでした。 当然、生育環境は人それぞれで、拒食症すべてが同じ原因から発症するわけではなく、患者個々に合わせた心理療法をしなければいけません。 それは著書が常にどれほど多くの精力を使い、ぎりぎりの駆け引きを続けているかを想像させます。 こんな人に治療の手助けをして欲しいと心から思った一冊です。 読み終わった頃には自分が少女と同じ一年間のカウンセリングを受けたかのような内省的な気分になります。ベスト3のもう一冊は同じ著書の「鏡の中の孤独」です。同じ少女がついに「私は太っていない」と考えられるように回復するところを描いています。 この二冊は、患者、家族、治療者など、この病気を関わる人には是非読んで欲しいです。 ちなみに、もうベスト3の最後の一冊は「あなたの愛する人が拒食症になったら」です。これも同じように「自己否定感」に焦点を当てています。
|
|
 | 『眼球綺譚』 集英社 price : ¥580 release : 1999/09

|
思ったより
面白かった。一番最初の話が一番面白かったかな。二、三本は確かに微妙なのもあるけど、ここまで書いてあれば及第点でしょ。
|
|
 | 『神の仕掛けた玩具』 講談社 price : ¥2,730 release : 2006/05/31

|
|
お薦めです!
この巻も見所がたっぷりです!ウォルがバルロ、そしてその親友ナシアスをやむをえず北の塔へ牢獄しなくてはならなくなります。その時のウォルの迫力、そしてその後のフォロー?がなんともこの人らしいというか・・・とても気に入ってる場面です!それとファロット一族のシェラがリィに振り回されているところも必見です☆
|
|
HUMAN
〜若き日のセルダンの心理歴史学の産みの苦しみと数々の冒険を描いた作品です。まだごく小さな芽が出たばかりの心理歴史学は多くの支配者の目にとまり、自分の側につけて利用しようと策略を巡らし、その結果セルダンはトランター中を逃げ回る事になります。そこで見たいくつかの異なる地区、出会う人々はとても興味深く、ラストで逃亡を援助したヒューミンの正〜〜体には驚かされました。〜
|
|
王の冠
ちょいと訳が固い気がする「ソーサリー」新訳。 遂に完結編が刊行されました。蛇を全て斃していれば多少有利にことが運ぶとはいえ、最後は分岐も多く、クリアは困難を極めます。
|
|
 | 『リング』 角川書店 price : ¥567 release : 1993/04

|
斬新な概念の恐怖
見た人間の一週間後の死を予告する恐怖のビデオテープを見た浅川。テープの最後には死を回避するための方法が描かれていたはずなのだが、その部分は消されている。浅川は一週間という区切られた時間の中で、死を回避する方法を見つけることができるのか……。 これだけでは単なるホラー小説として片付けられたかもしれない。しかし、本当の恐怖は物語の終盤に差し掛かるにつれて、増大していく。 どこまでも限りなく続く、逃れられない恐怖を描いたホラー小説である。四人の少年少女たちの謎の突然死に始まるこの作品で鈴木光司氏が見せてくれたのは、従来のオーソドックスなホラー小説にありがちな単なる戦慄・不安・緊張感・嫌悪といった感情だけではなく、斬新な概念の恐怖と、彼自身の才能の眩い輝きであったように思う。
|
|
難しい
幻想文学史に残る名作らしいのだが、正直言って私には難しかった。訳者あとがきに「不注意な読者には何が何やら判然としないまま物語は幕を閉じてしまう」とあるが、まさにそのとおりだった。文章自体は割りに平易なので読み進めることはできるが、そこでいったい何が起こっているのかがわからないのだ。 神秘主義に詳しければわかるのだろうか。訳者は、再読三読すれば、著者の隠された意図がわかってくると言うのだけど、これを読み返すのはちょっとつらい。訳者あとがきに、ある程度のヒントくらいは書いてくれればありがたかったのに。私が気づかないだけで奥にはすばらしい世界が潜んでいるに違いない、という気はする。 ついでながら、クロウリーは短編集『ナイチンゲールは夜に歌う』がすばらしかったので、『エヂプト』が訳されればきっと買うつもり。一体いつになるんだろう。
|
|
この訳者は
今人気があるが、歴史的展開による誤訳や勘違いが多いので注意して 読んでください。
|
|