三島への手紙も掲載されており、非常に面白く読める。
ただ、いくつか問題点を挙げるなら、第一に日本(植民地支配と戦争責任が中心)とドイツ(ナチズムの責任中心)の責任の取り方を、そのまま比較してよいのかという問題がある。第二に、戦後史全体の流れとの関連で、この問題は位置づけられるべきかと思う。そうしないと、現在のヨーロッパでの極右の台頭を、きちんと位置づけられなくなろう。
いずれにせよ、具体的な事例に即して書かれているため、非常に参考になる。
他社はやってますが。見習う謙虚さが欲しい。非常に惜しい一冊。
星三つ。