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どうすれば。
最後の居の章は、あるマンションの一室を舞台にした話で構成されています。 本屋の棚の中で、ほんとうに何気なくこの本を手に取ったのですが、正直、何と言っていいかわかりません。 私、この部屋、知ってます。 今大学の友人が男二人で住んでいます。 学生が住むようなマンションではないので、何でこんないいとこ住んでんの?と聞いたら、この部屋だけ家賃が安いんや、と言っていました。 もちろん、本文では固有名詞は一切出されていません。 でもたぶん、間違いないと思う。 その部屋に遊びに行った時は、清滝に肝試しに行った帰り(ちょっと怖い目に遭った後)だったのですが 何やろう、部屋の隅が黄色い(?)見にくい(?)薄暗い(?)感じの部屋やな、と思いました。 それで本人が「飛び降りあったらしい」と言っていたので、そうか、と思ったのですが、 この本を読んで、正直どうすればいいのかわかりません。 何で立ち読みしてしもたんやろ。 でも、この章で取り上げられてる人は、もしかしたら自分と同じ小学校の出身やったんかもしれんなあ、と思ったら、何か、たまらん。 何かたまらんような気がします。 もしこの本を読まはったら、ちょっとだけ拝んだげてください。 うちには、とても不思議な本でした。
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 | 『猛スピードで母は』 文藝春秋 price : ¥1,300 release : 2002/02

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【商品詳細】
文學界新人賞受賞作「サイドカーに犬」と芥川賞受賞作「猛スピードで母は」がカップリングされた長嶋有の第1作品集。 「サイドカーに犬」は、語り手の女性が小学4年生の夏休みに体験した、母親の家出に始まる父親の愛人との共同生活を回顧(懐古)する物語。ムギチョコや500円札、パックマンといったアイテムとともに描かれる1980年代初頭の時代風景が懐かしさをそそる。父の若い愛人である洋子さんの強烈な個性と存在感は、「猛スピードで母は」の母親の姿と相まって、自立的で自由な新しい女性のイメージを提示している。「サイドカーに犬」というタイトルには、大人と子どもの間の微妙な距離感がメタファー(暗喩)として込められている。大人と子どもの相互的なまなざしの交錯が、すぐれて文学的な「間」を演出している。 「猛スピードで母は」は、北海道で暮らす小学5年生の慎と母親の1年あまりの生活を描いた作品。大人の内面にはいっさい立ち入らず、慎の視線に寄り添う三人称体による語りが、子ども独特の皮膚感覚や時間感覚をうまく描き出している。さまざまな問題に直面しながらも、クールに現実に立ち向かう母親の姿を間近で見ることで、自らも自立へと誘われていく慎の姿が感動的だ。先行する車列を愛車シビックで「猛スピード」で追い抜いていく母親の疾走感覚は、この作品のテーマに直結している。物語の結末で示される国道のシーンは、読者の心に強く残るだろう。(榎本正樹)
「家族」における優しさ、そして愛情
この本の中に収められている「サイドカーに犬」が映画化されるのを機会に、5年ぶりに改めて読み直してみました。
収められている2作品は、共に子どもの目から見た「家族」が捉えられています。どちらも裕福とは言えず、一般的に言って「幸福」という言葉からは、かけ離れた存在でしょう。 でも、この中で「サイドカーと犬」では洋子さんが、「猛スピードで母は」では母親が、「解放」的な子どもへの対処の仕方をします。がみがみと「規制」することなく、子どものしたいようにさせているように見えます。そんな二人の大人の女性が、子どもたちに見せる何気ない仕草や言葉の中の優しさや愛情が、読者に「家族」の素晴らしさを感じさせてくれます。
「家族」の問題が、ニュースになる機会の多い現代ですが、この作品を読むと、ほっとした気持ちになるのは何故でしょうか。ほんのちょっとした気遣い、思いやりで、問題は解決するのでしょう。
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沖縄の海と自然と人が教えてくれたこと
タイトルで「日記」と断ってあるし、 たしかにこれは人(読者)に読ませるための文章というよりは、 あくまでプライベートなばななさん自身と友人たちのための文章だと思います。
そのせいか商品にする文章にしてはテンポがチグハグだし、 他人には入り込めない独特の雰囲気を感じる。 しかし、生きること・自然・食べることの幸せ・・・といった ばなな文学おなじみのキーワードはしっかり描かれていて、 ばなな文学の本質からは離れていない。 特にファンには読む価値のある作品だと思います。
この価格のわりにうっとりするような写真とイラストが豊富なのも魅力です。
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 | 『恒星三角形の呪縛』 早川書房 price : ¥588 release : 2007/03

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 | 『林檎の木の道』 東京創元社 price : ¥777 release : 2007/04

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青春ハードボイルドの王道です
タイトルどおり甘酸っぱくもあり、ビターでもある青春ハードボイルド。 夏休みのある日。高校生の「ぼく」のところに昔の彼女が自殺したという知らせが舞い込んだ。疑問をもった「ぼく」は、彼女の友人・涼子とともに真相を調べ始める。3人は「林檎の木幼稚園」で一緒だった・・・
著者の『ぼくと、ぼくらの夏』と『風少女』を足して2で割ったような小説・・・という記憶が残っていたが、再読した感想も見事に同じ。ただ、「ぼく」の母親の職業がバナナ専門の植物学者だったり、個性的な祖父がいたり、「ぼく」にまとわりつく不思議な雰囲気の男の子がいたり・・・という面々がスパイスになっている。「ぼく」が女の子と気安く付き合うキャラクターなのも前述の2作とは違うか。さらに、涼子が「ぼく」への好意を募らせるにつれ、元彼女であった友人への思いが複雑になっていくところ。「ぼく」と涼子の微妙なやりとりがくすぐったい。
が、基本的には同じでしょう。相変らず、警察は何をやっているの?という展開だし、ハードボイルド的セリフを繰り出す「ぼく」も、ヒロイン涼子も根本のところではいつものキャラクターを踏襲。犯人もだいたい同じ方程式で解ける。しかし、それで何の不満もありません!もう偉大なるマンネリという範疇に属するでしょう。それに浸る安心感と心地よさ。初期に書かれた前述の2作よりこなれている分、新しい読者のかたには、本作がおすすめかも。
樋口さんには、いくつになっても青春ハードボイルドを書き続けていただきたいです。このままでいいので、(このジャンルでは)決して新境地など目指さないでくださいね。
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 | 『お気に召すまま』 新潮社 price : ¥380 release : 1981/07

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男装の麗人の魅力
シェイクスピアの時代には女優というものがなく、舞台に登場する女性はすべて少年によって演じられた。ポーシャ(ヴェニスの商人)やヴァイオラ(十二夜)など、シェイクスピアの戯曲では男装する女性も少なくないが、これは単純に、上のような制約があった結果なのかもしれない。だがこの、少年の演じる女性による男装、というのは、とても興味深い。現在の舞台では、女性が男装し、しかもそのことに登場人物の誰も気づかない、などという約束事は成立しない。だが、この男装の麗人という両性具有の妖しい魅力は、モーツァルトの「フィガロの結婚」のケルビーノや、宝塚の男役を例に出すまでもなく明らかだろう。「お気に召すまま」ではこの関係が特に複雑で、1 男である少年が、2 ロザリンドという女性を演じ、3 男装してギャニミードを名乗り、4 <恋愛ごっこ>のロザリンドを演じる、となる。ーーこれはいったいどんな舞台だったのか? 妙にリアリズムばかり追い求めた結果、私たち現代人は演劇を楽しむための重要な何かを失ってしまったのかもしれない。
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懐かしくて新鮮
小学4年の子どもに読ませようと購入したドリトル先生シリーズのなかの1冊。
つい懐かしくなって、まず自分が読みたくなってしまいました。 子どもの時にも夢中になった記憶がありますが、大人になって読むと物語の内容はもちろんですが、文章の細かい表現などにもつい目がとまり、この表現いいなぁなどと感心したりしてしまいます。
こういう本はいつまでも心の栄養になると思います。 どんどん読み継がれていってほしいです。
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 | 『ピッピ南の島へ』 岩波書店 price : ¥714 release : 2000/08

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深い余韻を残すラスト
はちゃめちゃに元気なピッピ。でも、よ〜く読むと、ホントは寂しがりやでやさしい繊細な女の子なんだな…って分かります。年をとるごとに、人生って思い通りにいかないと気付かされるけれど、ピッピはみんなの心の中に住んでいる永遠の希望なんですね。 大冒険を繰り広げたあとの、静かなラストシーンに、深く感動しました。
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 | 『印度放浪』 朝日新聞 price : ¥1,050 release : 1993/05

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情熱的、絵画的ですが・・
当時の若者が印度に自らをさらけだして、日本人の自分として感じたことが、ある意味忠実に書かれてます。写真、文章も含めて色彩感のある表現は今読んでも流石といえます。 その反面「話の軸が見えない日本へのアンチテーゼ」や「単に世に出たい若者の鼻息」っぽいものが見えすぎて(これは割り引いて読むべきなのでしょうが・・)かなり「臭み」があるのも否めません。 個人的には若い人にこの本を読んで一番感じてもらいたいのは、自らにとって「信仰とな何か」という点ですね。藤原さんも、これを書いた当時は、そういった立ち位置、アイデンティティを自覚せずにヒンドウーはスゴイばっかり書いていますが、多分このあとその問題にぶつかったはずです。 私個人は無宗教ですが、世界でも稀有な「宗教オンチ」の日本人の一人として、改めて自分の信仰を考えるキッカケにしたいですし、若い人も 宗教自体を「色メガネ」で見ずに、自分を考え直すキッカケになればいいと思います。
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 | 『現代語訳・徒然草』 河出書房新社 price : ¥714 release : 2004/04/07

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 | 『恋愛時代〈上〉』 幻冬舎 price : ¥600 release : 1998/08

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最初はイライラさせられるも、後半には感動の秘密が待っている恋愛小説
26歳の衛藤はるはスポーツジムのインストラクターで、34歳の早勢理一郎は書店の店長。この2人は2年前に1年ちょっとの結婚生活を終えるが、今も付き合いを続けている。この主人公でもある2人がひょんなことから互いの結婚相手を探すこととなるのだが、互いに相手に対して未練を持ちつづけ、今まで以上に相手のことを考えていくのだが、理一郎が初恋の相手と同窓会で会うこととなり、2人は結婚することに。その神父役としてはるが務めることとなるのだが、はるはこの結婚式当日に理一郎と離婚の原因にもなったことの隠された秘密を知ることに……。 野沢尚としては異色作といえる恋愛小説ですが、上下巻を感じさせない程一気に読まされた作品です。上巻では主人公の2人の態度に読んでいて互いの煮え切らない態度にイライラもしましたが、下巻では感動の秘密が隠されており、物語としても登場人物それぞれの個性を明確にして、特にラストは実にハラハラさせてくれます。その登場人物も実にいい人達ばかりで、それが物語の魅力にも繋がっています。
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元海賊のヒーローならではの話
ヒーローは元海賊、ヒロインは海運業の令嬢ということもあり、船旅が中心なのでとにかくいろんな所に行ったり来たりと場面展開が速くテンポがいい話でした。このシリーズならではの主人公二人の言い争いも健在で前の二作同様コミカルです。しかも今回は第一作目『令嬢レジーナの決断』の姪っ子大好きおじ様に匹敵する、妹大好きなヒロインのお兄様方(なんと五人!)も登場しておりとっても賑やか。 ヒロインのお兄様方に邪魔されながらもヒロインを手に入れようと頑張る本物の恋に目覚めた放蕩者ヒーローの終盤の行動は必見です。 読んでいると必ずどこかで笑ってしまうところがあるような楽しい作品でした。
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![屋上物語]() | 『屋上物語』 祥伝社 price : ¥620 release : 2003/06

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人間くささが魅力
〜 長編とはいいながら、連作短編集のような作りです。一つの話が終わったと思うと、その中の一人または一つの出来事が次のお話につながっていく。 それぞれの話のラストは、決してハッピーエンドばかりではありません。ちょっと救いがない、というか悲しい結末のものもあります。が、そこがまた人間臭いというか、現実っていうのはこんな悲しい出来事の〜〜積み重ねだったりするのかもしれないと思わせる、そこがまた味のある小説になっています。 『花の下にて春死なむ』や『メインディッシュ』のようなちょっと心温まるミステリーが好きですが、こんな人間臭い作品もなかなかです。 やくざすら懐柔してしまうさくら婆ァの魅力。自身がつらく悲しい体験をしているからこそ、人には優しく、ときに厳しく〜〜なれるのかもしれません。 結末が悲しい話が多いにも関わらず、読んだ後はなぜか清々しく、また明日に立ち向かっていけるような気持ちにさせてくれるのは、作者のチカラでしょうね。〜
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キャラクターを楽しむだけだとしても
ホロウバスティオン2周目から物語は始まります。 リク、ナミネ、アクセルの心情と行動を中心にソラ達の旅(ゲーム中のを簡潔にまとめたもの)、機関やディズ、ディズニーキャラ、FFゲストキャラの胸中が描かれています。 今回はメインキャラであるロクサスとカイリは登場しません。
作者様のスタンスなのか、相変わらずKHの売りである世界それぞれの空気の質感や情景は薄いのですが、わかりやすい書き方をして下さっているのだと割り切ってしまえばそれほど苦にはなりません。 ゲーム中で説明されなかった背景が明かされることを期待していた身としては、残念です。 ソラ達が眠っていたポッドは誰が作ったか(それらしい描写があると感じたのは私の勘違いでしょうか)。本体とノーバディが近付くとどうなるのか(次回配本で今度こそ明らかになってほしいです)などなど。 ゲームの小説ですからそこまで望むのは欲が深いとわかっていても、大好きな作品だからこそより深く知りたいということがたくさんあります。折角の『小説』という媒体が勿体無く思います。 そして肝心のキャラクターといえば。危惧していたことが現実になりました。 登場人物の心性を理解しやすいようにとの作者様の心遣いを好ましく思っていましたが、今度ばかりは仇となっています。多くの魅力的な登場人物を拾い上げようとしてくださるのはありがたいのです。けれど主観を変える手法はとても難しいもの。風呂敷を大きく広げたおかげで大味になっているのは否めません。それに一人称と口調が全く変えられているキャラがいるのです。心がけ一つで物語の完成度はぐっと増すのではないでしょうか。
天野さんのイラストと細部まで描こうとの姿勢とに、星二つとさせていただきます。 KHという作品が好きだからこそ作者様には最善を尽くしていただきたかったです。
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 | 『夜は満ちる』 新潮社 price : ¥460 release : 2007/02

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ホラー短編の上手さ
小池作品の短編は面白い。 さらっと読めて手軽だけど、ちゃんとしたオチがある。 旅行用に2冊ほど購入して機内で読みましたが、これはちょっと怖かったので・・・途中で止めちゃいました(笑) 出張先のホテルの部屋で読むのも怖いです。
こう来るか?なるほど、と思わせる作品と、やっぱりこうだったか、と思わざるを得ない作品と極端なところもありますが、やっぱり面白いことには違いなく、小池作品は見逃せません。
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不思議なクラス
さらにパワーアップした「黒魔女さんが通る!!part2」。 今回から読者へ応募したキャラクターがすばらしい活躍ぶりを見せてくれます。動物に好かれすぎる子、ぬいぐるみとしかしゃべらない子、家がヤクザ!の子、などなど個性溢れる人ばかりです。こんな子達がいるクラスの先生は大変だなぁと思います・・・。 読んでいるとつい口元がニヤついてしまいます。とにかく面白いです! 一度でも読むことをおすすめします!!!
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 | 『新訳 ハムレット』 角川書店 price : ¥500 release : 2003/05

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To be,or not to be
本作はW・シェイクスピアによる四大悲劇の中でも最も有名な作品。 デンマーク王子であるハムレットによる復讐と苦悩を描く。
劇作家であるシェイクスピアの作品は、小説というより舞台の台本である。 本文の全てが台詞から成っており、心理や背景の描写がほとんど無い。 一般的な小説に用いられる一人称、あるいは三人称に慣れている私にとって、 最初は非常に読み辛かったものの、慣れてくるとこれはこれでなかなか面白い。 台詞によってのみ表現される登場人物の心理や感情。 その為、冒頭では登場人物の善悪の設定を掴むことは困難だが、 読み進むにあたってそれらは徐々に氷解してゆく。
しかし全てが氷解する訳ではない。 私にとっては本作でも謎が残る。 ハムレットは何を思ってボローニアスを屠ったのか? 川に身を投げたオフィーリアを本当に苦しめたのは何であったか? そしてハムレットは本当にオフィーリアを想っていたのか? 私の読み方が浅いのか、それとも舞台そのものを観る必要があるのだろうか。
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相変わらず面白い
初めからレベルの高い人が主人公なだけにパワーで進んでいくストーリーは変わらずですが、それでも爽快感はばっちりです 今回はリィよりもシェラに焦点が当たっていますが、それはそれで面白いですね いつも王妃大活躍じゃワンパターンですし
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◇何を忘れたのでしょう?◇
お葬式の後もおじいちゃんは天国へいけません。 何か忘れ物をした様子…。孫と一緒にその原因を探します。 人は死んでも何かを残します…決して死は恐くないことをこの本は教えてくれます♪
読んであげるのなら5歳ぐらいから、自分で読むなら小学校低学年から
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 | 『拳獣伝』 日本出版社 price : ¥840 release : 2007/05

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 | 『ロードス島攻防記』 新潮社 price : ¥420 release : 1991/05

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イタリアのカデット
フランスのガスコーニュ地方に生まれ中世欧州全土に広がった言葉で、意味は封建貴族の二男以下の男子がカゼットです。16世紀初頭に生きた若い三人のカゼットの物語です。コンスタンチノープルの陥落、レパントの海戦との三部作です。イスラム文明との戦いをテーマに取り上げています。ロードス島の戦いに敗れた騎士集団がたどり着いたマルタ島。ビザンチン文化が衰退した1500年代を舞台に歴史の物語として一気に読ませる内容です。
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新人とは思えない出来。
戦前の浅草を舞台にした、不良少年団の活躍を描く軽いタッチのミステリー。 当時の様子が手に取るほどにわかる、精密な描写がとてもよかったです。 新人とは思えない上出来の作品でした。 江戸川乱歩ファンも必読でしょう。
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![風流江戸雀]() | 『風流江戸雀』 新潮社 price : ¥540 release : 1991/06

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作者の力作 面白い
確か、毎日新聞にのった書評欄で「私の選ぶ杉浦日向子3点」の中にあげられていたもの。初期の作品であり、この作品で漫画賞を受賞した。一作一作を月刊誌に書き続けたものを本にしただけに、一つ一つの絵に、丹精がこめられ、仕上がり度がすごい。江戸時代の庶民たちの、明るいユーモアが、ほんのりした健康なお色気とともに出ている。読んでて、気持ちが、ほんわかしてくる。これは、百物語とともに作者の傑作である。
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![鬼平犯科帳〈2〉]() | 『鬼平犯科帳〈2〉』 文藝春秋 price : ¥540 release : 2000/04

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時代劇小説ではなく……
「悪を知らぬ者に悪を取り締まれるか!」 この言葉が、凄い印象に残っています。 「妖盗葵小僧」、「蛇の平十郎」では、情け容赦なく取り締まる鬼平も、「女掏摸お富」の様に、厳しいながらも情を見せる鬼平の魅力に、酔いしれます。 鬼平は、時代劇小説ではありません。 200年前の日本を舞台にした、 「ハードボイルド小説」 です。
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4人の法王とイタリアの衰退
ルネッサンス時代の方法4人の物語をそれぞれスタイルを変えた叙述形式で書き分けています。 十字軍の最高を夢見るピオ二世 宗教改革の先駆けとも見れる修道士サヴォナローラとしたたかに相対するアレッサンドロ六世 信念と行動力が裏目に出て、イタリア、カソリック協会の衰退をもたらすジュリオ二世 イタリア・ルネッサンス末期を彩るお祭り好きのレオーネ十世 これら4人の法王の姿を通じて、カソリック教会の俗界における権力の衰退、イタリアの衰亡、ルネッサンスの終焉が重ね合わさって描かれていきます。 日本語で読める同時代を描いた書籍が少ないことを考えれば、イタリア史やルネッサンスに興味がある人なら読む価値は十分にあるでしょう。
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 | 『遊びと人間』 講談社 price : ¥1,260 release : 1990/04

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すべてに適用できる興味深い視点があります
アゴン、アレア、ミミクリ、イリンクス、の四つの要素が単に遊びの要素だと言いたかった<だけ>ではない。そこがじつに面白い内容のです。実際にはー、人間のすべての生真面目な活動や、重要だと思われるすべてが、このような遊びから、発しているかもしれない、という視点の転換を促すような問題作でもあります。人間の文明の活動の隣に昆虫の世界の現象を提示したりしながら、カイヨワはアナロジカルに人間が営んでいる文明の優位性というようなイメージの払拭を図っているかに見えます。ミミクリ・イリンクス的な原始文化から、アゴン・アレア的な文化が生じることを文明化と呼ぶ、というようなくだりから、この傾向は顕著になります。ちょっと宇宙人的な視点に目眩を感じるには絶好の本です。
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回復への道しるべ
自分がACであることに気が付き、12ステップを使った自助グループに参加するようになりました。 ミーティングに出席し分かち合いをすることは、過去の自分や本当の自分と向き合うことにつながり、様々な気づきをもたらしてくれます。これは回復に欠かせないことだと思います。しかし場合によっては、そのミーティングが「単なる自己憐憫の集い」になってしまい、かえって回復を妨げることにもなりかねないことにも気がつきました。 そして自分がそのような状態にはまっていました。 この本は、自分の回復がどの段階にあり、どのような課題に取り組めばいいのかを教えてくれます。それにより上記のような回復作業の行き詰まりをかなり防ぐことができるようになるでしょう。 他にも、ACの持?!??ている誤まった考え方(白黒思考など)や新たに身に付けるべき適切な態度(アサーティブなど)などを具体的に紹介しており、大変参考になります。 この本を読みつつ「ミーティング」に出席することで、私の回復作業は軌道に乗ったように感じます。少なくとも「本当にミーティングは回復の役に立つのか?」といった不安はかなり取り除かれました。 現在自助グループに参加しつつ、不安を抱えている方に特にお勧めします。
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【商品詳細】
今も昔も復讐鬼の物語が人々の心を惹きつけてやまないのは、それが幸福と安寧に背を向けた人間の究極の姿だからであろう。世界の文学史上最も有名な復讐鬼、モンテ・クリスト伯。19世紀フランスの文豪、デュマが創造したこの人物もまた、目的を果たすごとに、底なしの泥沼へと一歩足を踏み入れていく。 本名、エドモン・ダンテス。マルセイユの前途有望な船乗りだった彼は、知人たちの陰謀から無実の罪で捕えられ、14年間の牢獄生活を送る。脱獄を果たし、莫大な財宝を手に入れたダンテスは、モンテ・クリスト伯と名乗ってパリの社交界に登場し、壮大な復讐劇を開始する…。 文庫本で7冊の大著である。物語に多少「できすぎ」の感もあるが、そんな懸念をすぐに吹き飛ばしてくれるほど波状に富んだ展開で、息をつく暇もなく読み通してしまう。フランス文学の大著といっても、机に向かって姿勢を正して読む、というよりは寝そべりながら読むうちについ夜更かししてしまう、というタイプの作品である。 何と言ってもこの小説の白眉は、伯爵の用意周到かつ執拗な復讐の過程である。着々と目的を遂行していく姿が、心理描写をいっさい排した文体で描かれ、後年のハード・ボイルド文学をも連想させる。 復讐の物語にハッピー・エンドはあり得ない。もしあるとすれば、主人公がどこかで「妥協」を見出す必要があろう。モンテ・クリスト伯が最後にどんな選択をするのかも、読みどころのひとつである。(三木秀則)
神秘的な復讐劇!
ただの怒りに燃えた復讐とは違う。知性、人徳の裏に隠れた復讐心。僕が読んだ中で、一番のドラマティックな小説です。
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【商品詳細】
金融機関の不祥事を題材に、虚実織り交ぜて腐敗の構図をえぐる大人気「ビジネスパニック」シリーズの最新刊。『金融腐蝕列島』は総会屋への利益供与を、『呪縛』は第一勧銀、興銀、富士の3行統合をそれぞれ予言したとして話題を呼び、役所広司らの主演で映画版も製作された。舞台は金融不祥事で危機に陥った協立銀行。不良債権の回収・処理に奔走していた営業本部プロジェクト推進部の竹中治夫に、銀行の犯罪を問う住宅管理機構と対決せよという「特命」が下る。その後も銀行トップの後継人事抗争に巻き込まれるなど、竹中はまるで風に舞う木の葉のように翻弄されるが、銀行マンとしてのプライド、そしてなにより人間としてのモラルから銀行の再生を目指して尽力する。「なんでこんなことまで知っているのか」と業界人らをうならせる膨大かつ綿密な取材は健在で、圧倒的なリアリティーへと結実している。また、高杉作品に特有の会話の多さは、各登場人物の性格をより印象的なものにするとともに、作品自体に小気味よいテンポを与える役割も果たしている。社会派ドラマとしてではなく、徹底したサラリーマンものとして描くことによって、竹中のような中堅クラスの行員に「腐りきった金融機関を立て直すのは君たちだ」と奮起を促しているようにも思える作品だ。(磐田鉄五郎)
前作と比較にならないぐらい駄作
前作が銀行内部を見事に描いており、続編を読んだが、これはとんでもなく駄作だ。
ただ無駄に文字を書いているだけである。 ここのエピソードに深みがまったくなく、つながりもない。 主人公の個人的なエピソードも盛り込まれているが、表層だけで、本論となにも関係がない。
ちょっとこれはひどすぎるのではないですか?
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 | 『恋語り―緋風の蝶』 講談社 price : ¥630 release : 2007/06/28

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【谷川俊太郎の33の質問】に答えてみた。
Q1.金、銀、鉄、アルミニウムのうち、 もっとも好きなのはどれですか?
⇒ 鉄。普段は固く硬い。高熱を加えれば緩く軟らかくなる。
ほか33問を色々な人に訊いています。
結構、答えるの、考えて悩みましたわ、コレ。
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安心して読めます
人物設定やストーリは,かなりオーソドックスなようです. そのため,おどろきはなく,ありがちな展開にもなりますが, 主人公の派手な喜怒哀楽や,ドタバタは楽しませてくれますし, ちょっといい話もまじえ,最後まで安心して読むことができます.
また,はじめのうちは科学技術の話が出てきたりするので, むずかしめの言葉など,ややとっつきにくい感じもしますが, 『架空の技術』なので,あまり気にしなくてもいいと思います. 逆に興味がわけば,未知の技術を想像するのもおもしろそうです.
なお,このあとの続編も検討されているとのことで, キレイに終わった本作からどう広がるのか楽しみです.
ただ,表紙はもちろん,登場人物一覧もイラストなのに, 作中に,いっさい挿絵がないというのは少し残念でした….
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 | 『スパイガール』 理論社 price : ¥1,575 release : 2006/10

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mission impossible
原書が発売された時から題名にそそられ、あらすじを読んでさらに興味を持っていました。 「上品なお嬢様のための私立学校が実はスパイの養成所…。 両親ともに元スパイという、校長の娘が普通の男の子と恋に落ちて―?!」 という荒唐無稽な設定ですがメグ・キャボットの作品が好きな人なら難なく楽しめると思います。 スパイとしての小ネタもたくさん織り込まれています(007、ミッション・インポッシブル、チャーリーズ・エンジェル、エイリアスetc.)。 古いネタもあるようで正直言ってあたりをつけることは出来ても完全な元ネタまではっきりは分かりません。…まぁ分からなくても楽しめることはたしか。 なんだかんだ言ってるけど楽しかったです。 スパイガールという安直な邦題(原書タイトルとは似ても似つかない)も最初はどうかと思ってたけど読み終えたあとは案外気に入ってました。 キャラクターではメイシーがどんどん"仲間"になってく様子が良かった。 続きを待ってます。というかあの最後はかなり思わせぶりだよ。気にならないわけない。
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 | 『生きる』 文芸春秋 price : ¥490 release : 2005/01

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読んで生きる
表題作、「安穏河原」、「早梅記」の三篇。 表題作では、死を覚悟していながら、計らずも生きねばならなくなってしまったことへの 懊悩、苦悶を克服し、生きることの感動を描いている。 「安穏河原」も志を全うすることの美しさをうまく描いており、励まされる。 「早梅記」では、人生の中で失ってしまったものの美しさを、穏やかなまなざしから 描いており、良作。 いずれも、心地よい読後感。
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本に興味を持ったきっかけがこれだ!!
本に興味のなかった私は、この本がきっかけでYMシリーズなど他の本も読むようになりました。 私はすでに、今読んでいる最中の「フォエバー・・」以外を全部読みました。それぞれ女の子たちが抱える悩みや不安が書いてありとても共感できるところがあり、つい真剣になって読んじゃいます。 読んでいくうちに、内容が深刻になっていったり、次に起こる事を予測しながら読んじゃうので、読むのに集中ちゃいます。なにか本を読んでみたい、本が苦手・・・。っていう方はぜひチャレンジしてみてください!!アメリカの知り合いの子もはまってる子もいるくらい、良い本です!
シリーズが増えるごとに内容が、本当に面白くなっています!マジお勧めです。
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 | 『人のセックスを笑うな』 河出書房新社 price : ¥420 release : 2006/10/05

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誰も笑っちゃいませんよ?
『人のセックスを笑うな』です。タイトルは、とりあえずインパクトありますね。 内容は……濃厚なセックスシーンの描写はありません。セックスシーンは当然あるのはあるのですが、あっさり書かれていますので。そういうのを期待している人、逆にそういうのが苦手で躊躇っている人はご注意ください。
文章は、全体的にあっさりしています。 あらすじにある通り19歳の男と39歳人妻の恋愛なのですが……昼ドラのようなドロドロ不倫ではなく、あっさり、ピュアな恋愛です。 ピュアな恋愛といえば、セカチューなんかだと、二人は高校生で、キスまではしてもセックスまでは行っていない、という関係でしたが、本作は、まあいちおう二人ともオトナですから、セックスはします。セックスをするしないが、ピュアであるないを決めるものでもないと思いますので。
あっさりしているし、話自体も短いので、そこに物足りなさを感じる人も多いかもしれません。『虫歯と優しさ』という短編が併録されてはいますが、それでも本は薄いですし。 あと、タイトルと同じくらい、作者さんのペンネームが、インパクトあると思いませんか?
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人物たちは健在。しかし物語は死に気味。
人物は相変わらずですね。どれもそれぞれの個性を保っているし、健在です。 しかし、物語は死に気味です。なぜか。それは僕が電撃hpで短編三本読んでしまったからですよ。壱章AとB。弐章。これら全てです。残りは余章と参章だけです。 しかし、なによりも納得できないのはイラストの放電映像さん。 今回のために描いたイラストは表紙込みでたった二枚。でもパソコンのHD吹っ飛んだからしょうがないのかな。
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まさか知っているひとがモデルとは・・・?
この小説のモデルになった方を存じ上げています。現地カラオケのママなら「ヒーロー」と言えば知っているママは多いはずです。 ご本人からは、学生時代の先生から「お前が小説の題材に選ばれるとはびっくりした」とコメントを頂いたと聞きました。本人もまんざらじゃない様子だったのを覚えております。 さて、内容ですが本当の意味でフィリピン人のホスピタリティが理解できる小説となっています。 ただし現実のフィリピンでは危険な場所も多く存在しているので気をつけなければなりません。 東南アジアの一端を垣間見れる小説です。
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これは小説です。
「キャッチャー」みたいに口語でつづられる、物語にはいくつもの解釈があると思う。村上さんが感じて、そして作り上げた「キャッチャー」の物語=解釈が面白くて、評論などが好きでない人も、普通に「小説」として読めると思います。それくらいエキサイティングな作品。
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 | 『ドリームバスター』 徳間書店 price : ¥1,680 release : 2001/11

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中高生向きなのかもしれない
人間の悪夢を舞台に異世界の犯罪者と賞金稼ぎが戦う、なかなか面白い設定ではありました。また特別重たいテーマや要素を持ち込んでいないのでサクサク読めました。しかし軽く読めるという反面、読後にあまり得るものがないというのが正直なところです。あっさりしすぎてるんですよね。中高生なら純粋に楽しめるんでしょうが、私の場合は何か一癖あるようなものを期待してしまうのです。それにここで出てくるテーラの設定や各キャラの人となりがどこかの漫画やアニメで見たような感じがするのも気になりました。
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 | 『ハーレムエンゲージ』 キルタイムコミュニケーション price : ¥662 release : 2006/12

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南北朝時代がモデル、かな?
『ハーレムエンゲージ』です。 異世界ファンタジーを舞台にしたハーレムもの。ヒロインは四人です。 やはりヒロインの描き分けがきちんとできているので、読んでいて混乱することがありません。四人の特徴も良く出ていますし。最後は当然四人同時プレイもあります。
一人一人のエッチシーンが丁寧に描かれていて、いいです。四人同時ハーレムプレイも、ダラダラすることなくすっきり書かれているので、最後までスピード感と高揚感を持って綴られています。 やや惜しいのは、冒頭の文章。ややかたく、四字熟語なんかも多用していて、ここがちょっとつっかかりましたが、最初のエッチシーンに入ってからは一気に行けます。
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日常の中での成長
私にとっての初笹生さん作品でした。
内容はなんでもない日常・・・ きっとこんな奴クラスに一人はいるよねっていう主人公・・・ そして子供らしくてかわいい弟。
バッテリーなんかを好きで読んでいる私にとってかなりツボでした。
なんでもない日常・・・ その中で主人公は成長していっている。 すがすがしくて、すごく気分が晴れ晴れ。 最後の数ページは本当に爽快! 笹生さんのスバラシイ(独特の)文章力にびっくりさせられ、ファンになっちゃいました。 私もあのゴーグル欲しい・・・・! 主人公と同年代の男の子に読んで欲しいなぁと思いました。
笹生さん作品には「弟」って多いですねw 「僕は悪党になりたい」でも弟。 読んでるうちに弟欲しくなっちゃいましたよ・・・(え
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 | 『150cmライフ。』 メディアファクトリー price : ¥924 release : 2003/02

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150cmの世界とは?
まず、「150cmライフ。」という題名に誘われました。 150cmの作者と159cmの私との世界は、何か違うのかな?と興味を持って読み始めました。 150cmという小ささは不便なこともあるけど、ちょっとお得なこともあるよー、 といういくつかのストーリーで構成されています。 高いところに手が届かない不便さや、洋服を買うときはお直しが必要、など、 私も手が届かないところというのはいくつもあるけれど、洋服はだいたい 既成のものをそのまま着られるので、大変だなー、と単純に思ってしまいました。 でも、159cmの私は、まあ「普通」だけど、150cmはコンパクトでキュートな 魅力があるように感じられました。
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 | 『私の幸福論』 筑摩書房 price : ¥672 release : 1998/09

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いろいろ考えさせられます。
もともとは若い女性向の雑誌に連載されていたものを集めて本にしたものなので、福田恒存は本の中で女性、特に若い女性にむけて語りかけています。この本が加筆も経て出版されたのはもうずいぶん前のことですから、内容的には現在の実情とはあっていないな、と感じられる部分も多々あるかもしれません。若者に関して論じた部分、働く女性に関して論じた部分などに現在との違いが感じられます。しかし、それをふまえてもこの一冊は読む価値はあると思います。人間が生きていく際の、最も根本的なことに関して、福田恒存という人が私たちに伝えたかったことがかなり具体的に書かれています。 個人的に特に印象的だったのは、「美醜について」「教養について」などの章です。「美醜について」の章では、福田は誰もがなかなか口に出せなかったであろうこと、すなわち人の間には顔が美しいか醜いかということによってはじめから不公平が生じているのだ、ということをあっさりと明言します。この章によって、福田は評論家としては少々「変わった」人だなということが読者のほうに印象付けられると同時に本の中に引き込まれていきます。また、福田が最初のいくつかの章を中心に展開している宿命論は、私たちが気づいているようでいなかった自分自身の心の動き方を明示してくれ、目からうろこが落ちたような気分になります。また、もうひとつ私にとって印象的だった「教養について」の章では、頭に知識を詰め込むことと教養を身につけるということはまったく違うのだと言うことを示し、今の私たちの社会でもはっきりと存在する表面だけの学力至上主義、詰め込み主義に一石を投じます。 そのほかの章でも、個性的で面白い、一本筋の通った論が展開されています。自分は福田に賛同できるかどうか、じっくり考えながら読むと、読み終わったときには少し世の中が変わって見えるかもしれません。
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 | 『精霊の木』 偕成社 price : ¥1,260 release : 2004/05/25

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「守り人シリーズ」の原点
「守り人シリーズ」がとてもおもしろかったので、その流れでこの本を読みました。 歴史って一方的な見方(特に先進国サイドで)が多いけど、多角的に知ることの大切さを感じました。 だって新大陸発見にしても、学校の歴史ではすごいイイこととして扱ってたのに…。 発見された側の悲劇を知らずにきてしまいました。 そういう日陰に生きた人々について、小説の中に織り込んで伝えてくる本です。
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 | 『フィフス』 幻冬舎コミックス price : ¥898 release : 2005/02/28

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くせ者40代男攻、毒舌30代男受。
毒舌で悪魔のしっぽが見え隠れするような捻くれた性格の受が、 ギリギリのところで攻に本心を吐露するシーンがたまらなく好きです。 実は健気なところもあるのに、意地でも本心を隠そうとする受がかわいいなぁと思います。
シリーズは完結してしまいましたが、私はシリーズの中ではこのフィフスが一番好きですね。
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ろくごまるに復活!
短編集の第五弾です。6編の短編が掲載されていますが、半分が仙界編となっている点が特徴的です。 中でも「龍華陶芸に凝り、またしても護玄心労す」は、本編で宝貝の流麗絡が、嫌っている相手である理渦記との会話が読める点で注目です。あと、この話の題名だけ何故か水滸伝風です。 輝志さんも述べていますが、口絵・本文イラストを描いている「ひさいちよしき」氏の絵柄が変わったと感じました。表紙や白黒絵はそれほど感じませんが・・・。
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 | 『赤ひげ診療譚』 新潮社 price : ¥580 release : 1964/10

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山本周五郎傑作
自らの意思とは反し小石川養生所に派遣され、所長である赤ひげの元で働くことになった青年意志を主人公とした物語。
社会的弱者である多くの患者を前に、自らのを犠牲にし治療を行う赤ひげの姿にし、青年医師は次第にその人間性を変えていく。
特に多くの医療関係に従事する人には読んでほしい、山本周五郎を代表する感動の一作だ。
周五郎の作品、その人情どっぷりの作風を「まるで濃い味噌汁を飲まされているようだ」と比喩する人々の声を少なからず聞いた事がある。 私は反論したい。本書にある赤ひげの言葉に耳を傾けてほしい。そうすれば周五郎の人間に対する強い愛情を必ず感じ取れるはずだ。
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いつも元気?な二人が大好き
シリーズも11巻になって、すっかり熟年夫婦と思いきや、いろいろしでかすジェイミーとクレア。そんな二人が大好きです。それに娘のブリアナとロジャーの恋もどうなることやら!時代はまた戦争に向かっていきますが、今は二人が築いていく生活に興味津々です。
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 | 『土方歳三散華』 小学館 price : ¥560 release : 2001/03

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個性や面白さが欠けている
この著者の沖田総司を扱った本のレビューにも出ていましたが、 「文章に魅力が無さ過ぎる」 という意見に、自分も全く同感です。 真面目な姿勢はうかがえるけど、教科書風とでも言うか・・・ お勉強をさせられてるみたいな味気ない気持ちになってしまう。 心理描写が少ないせいか感情移入もしづらくて、けっこう読むのがしんどかったです。ただ、著者のお人柄か文章や作風にイヤラしい所が無かった。 「個性」も「言葉」も関係ないという、活字中毒の人には受けるでしょう。
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![野に咲く白薔薇]() | 『野に咲く白薔薇』 ハーレクイン price : ¥714 release : 2006/01

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キャベンディッシュ家最初の物語
トーリ・フィリップスの文章の高尚さと表現力の巧みさはアメリカ現代大衆文学の女流作家の中でも有名であるが、 翻訳者の古沢絵里氏がハーレクインの翻訳家の中でも群を抜いてうまい。 彼女の日本語語彙の多様さとそれをさりげなく駆使した格調高い文章は最大賛辞に値する。 (ハーレクイン翻訳家の中には誤訳をしている方や、日本語語彙が足りないために原書より幼く拙い文章になっている本もある) ストーリーは15世紀末イングランドのキャベンディッシュ家当主と許嫁の物語であるが、この許嫁というのが大変な出自であり、それを若き当主が支え守る。 この当主の息子たちの物語が『沈黙の騎士』『身代わりの婚約者』であり、さらにその孫娘の物語が『ハロウィーンの奇跡』となっている。 原書で読まれるのが一番ではあるが、いずれも古沢絵里氏の翻訳なので安心して宝石の如き文章を堪能されたい。
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 | 『西の魔女が死んだ』 小学館 price : ¥1,229 release : 1996/03

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ココロの柔らかいところを刺激する
見事にヤラれた。 電車の中で立ったままジンワリしてしまった。何と言えば良いのだろう、心の柔らかいところを、ギュッと掴まれるのではなく、優しくさすられるような感覚。読後感は非常に爽やか。 ファンタジーなのだが、読者を試すかのような抽象性。それでいて、心の柔らかいところを刺激するストーリー。綺麗な言葉。何度も読み返したくなる作品ばかりである。
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無敵主人公物語
書店でオススメ品だったのと、表紙が綺麗だったので購入しました。 帯の読者感想?も賞賛しまくってたので、すごく期待してたんですが… ちょっと物足りなかったです、特に後半になると結果が見えてて。 でも、軽くファンタジーを楽しみたい方は買ってみても良いかもしれません。
まだ一巻しか読んでませんが、個人的に不完全燃焼。 二巻以降も出てるみたいですが、ちょっと悩んでしまいます。 主人公の過去もありきたりでした…まだ伏線があると良いんですが。
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傑作ゆえの、最悪の読後感
高村薫の本を読むときは、腰を据え、物語に没頭する覚悟で臨まなくてはならない。 深く暗い絶望感を持った人間達には、雑念を振り払って対峙しなくてはならない。本書では警察官、大企業の重役、犯罪グループ、闇社会等、極めて個性的な人物達が登場する。 結末に向かう過程で悪夢は繰り返される。まさに絶望そのものだ。 これほど吐き気を感じる読後感は、後にも先にも経験がない。 とはいえ本書は傑作である。登場人物達の事件を巡る攻防は読み応え十分だ。 嫌悪感を与えながらも、ここにはリアルな人間が包み隠すことなく描かれている。ただ合田雄一郎はやさしく成り過ぎたか。 僕らは生きていく中で、好むと好まざるとに関わらず、社会的立場というものを得てしまう。 さらにその背負った立場ゆえの葛藤、呪縛にもがき苦しむ。その姿こそ本書の最大の魅力だと思う。 本書の題材が、1984年に世間を賑わせたグリコ・森永事件であることは明らかだ。この事件にまつわる様々な説が、物語りの中にちりばめられている。「日本はどうなってしまうのか」の一文は、絶望感に対する著者の強いメッセージである。本書はミステリー・社会派作家としての、著者の最高傑作である。
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 | 『ひとりっ子』 早川書房 price : ¥861 release : 2006/12

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量子論と平行宇宙的自己の多重存在
現在も「観測論」として、量子論における自己認識性が議論されていると思います。しかし、イーガンも含めSFの道具として、量子論と平行宇宙とを絡めたストーリーがありますが、どうも違うんじゃないかと思います。「観測」に関わる波動関数の収縮による自己「認識」は、「同じ」時空の「場」によるものであって、「平行宇宙」的な異なる時空(量子論では同じ空間と時間で指定される時空で異なる2つの体系は考えられない。というよりも考えない)は扱えない。ですから、クァスプしか存在し得ないと思うんですが....この点が引っかかりますが、サイエンスの1つの箍をはずしてストーリを作るSFでは当然かな。全体として収録のなかでむらが見受けられると思いますが、「オラクル」「ひとりっ子(日本語タイトルも訳さずシングルトンの方がよかったと思っていますが)」は、圧巻です。
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思ったより良かったですよ?
レビューでの評価の低さで読むのが不安でしたが(^-^;)、私は悪くはないと思います。普段、何を考えているか解らないキャラ達(笑)の心の中が見れた感じで楽しかったです。 例えば→何故柚木先輩は日野ちゃんに会いに行くのかとか!
挿絵は呉由姫先生が良かったなー……(なので☆4)。月森くんのお話は漫画でも読みたい!って思いました☆
サブタイトルが「君のためにできること」なのですが、柚木先輩は違うかな??クスクス(笑)
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 | 『武田勝頼 (3)』 講談社 price : ¥683 release : 1999/02

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勝頼の見方が変わる作品
今までの勝頼のイメージを180度変えた作品と思いました。この作品を見ていると、武田家滅亡の原因は家臣団の分裂(とくに穴山梅雪)にあったことが分ります。歴史にはいろんな見方、とらえ方があり、もちろんこれが正しい見方とは言いませんが、少し勝頼のイメージが変わりました。
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ある家族のアルバム
著者はNHKのプロデューサー。「にんげんドキュメント」という番組で犬の介護を取り上げたときに出会ったある一家の物語である。そして著者にはひとつの疑問があった。「たった一匹の犬に人はどうしてこんなにも愛情を注げるのだろうか?」
斎藤家のお父さんとお母さんは共に学校教師。小学生の娘と息子がいる。そんな斎藤一家に仔犬がやってきたのはお父さん46歳、息子が小学校1年生のときだった。クー太と名づけられた柴犬は家族の一員になり、両親にとっては新しい子供、子供たちにとっては兄弟のような存在だ。それぞれの哀しみや喜びにそっと寄り添い、なにもかもを分かちあってきた。そして18 年。クー太に介護が必要なほどの老いがやってきたのだ。
お父さんは定年退職後の生活をクー太のためにすべて捧げ、必死に介護の日々を送る。お母さんも仕事を続けながらお父さんと交代で介護を続ける。目も見えず、足腰も立たなくなり、食べるものも受け付けなくなったクー太を介護する家族の姿。この本のそれぞれのページの下方には斎藤家の家族写真が載っている。どの写真にもクー太が写っている。坊主頭の息子に抱きしめられているクー太。ケーキを囲む家族。散歩コースだった材木座海岸の砂浜で波と戯れるクー太。砂についたクー太の足跡。家族旅行。
この写真を見ているだけで、著者が当初抱いていた前出の疑問がいかにナンセンスであるかがわかる。クー太も幸せだったけれど、斎藤家の人々もまた幸せだったのだと私は信じている。犬と人間、ただそれだけの違いだけれど家族なのだ。家族だから・・それが答えではないだろうか?
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 | 『大衆食堂へ行こう』 朝日新聞社 price : ¥630 release : 2006/08

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グルメ本とはちょこっと違う
タイトルの通り、都内および近郊の大衆食堂をレポートしたもの。 他のグルメ本と違って安西水丸らしいのは、お店の外観や店内の様子、料理の見てくれなどをイラストで紹介している点。その分、料理だけ見ておいしそう!っていうことはないんだけど(笑)イラストエッセイとして文章の方をより楽しめる感じがします。 大衆食堂って、地元の常連で賑わっていて、遠征して初めてのお店に入るにはちょっと勇気のいるときがありますよね。そのドキドキ感まで文章から伝わってくる感じ。ウチの近く!とか、ここ行ったことある!とか、ああ職場の近くだから今度探してみようとか。 ★ひとつ減らしたのは、文庫化された今、閉店しているお店もいくつかあるため。
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金城一城さんの本は最高です!
気に入った本に出会った時、その作者の本を全部読んでみたくなります。金城さんの本は読みやすくてあっという間に読めてしまいますが、中身はとても濃いと思います。読んだ後、登場人物、主役だったり、脇役だったりその時々の一言が強く残り余韻が続きました。中でもこのレヴォリューションNo.3が大好きです。
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![クラインの壷]() | 『クラインの壷』 新潮社 price : ¥620 release : 1993/01

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現代社会の「怖さ」がここに
ヴァーチャルリアリティの恐怖を描いたSFモノの傑作。最初は自らが書いた作品がゲーム化されると聞き、喜び勇んでテストモニターになったのだが、そのあまりにもリアルなヴァーチャルの世界に引き込まれ、いつしか現実と虚構の境がつかなくなる。スピード感あふれるストーリーに引き込まれると同時に、ラストの展開に恐怖を感じずにはいられない。
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読後のあとがきになんとなく騙されるよね
味方の人物が土壇場で裏切ったり、真の正体を隠していたりという展開は Dシリーズの醍醐味ではあるんですが やはりあまりに使いすぎるとインフレが起きますね 異色作というより悪い意味で地味だったような気がします
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面白い
まだ途中までしか読んでいませんが、これまでのところ一番楽しかったのは「彼女たちの事情など知ったことか」です。 「点滅…」は他のレビュアーの方によると「分析が容易」だそうで、それに釣られてこの短編を分析すると、志賀直哉の「暗夜行路」と同じ話だといえそうだと思います。 「暗夜行路」の主人公は、最後に近代日本に存在する「超越的なもの」との和解を果たしますが、「点滅…」では、個人と超越的なものは一瞬融合のようなことはするのですが、直後に融合は消滅します。 これが作者のたどり着いた回答、ではないと私は思いますが、そんな風にも読めるから注目されたのではないかと思いました。
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![ホフマン短篇集]() | 『ホフマン短篇集』 岩波書店 price : ¥735 release : 1984/09

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不思議な世界
「砂男」などは何度読んだか知れない。 短編でありながら読み終わった充実感を一作一作に 感じることができる。 常に「死」というkeywordが物語に独特の色をそえる。 あまりにも不思議な世界が展開される。 昔、子供の時に物語を読んだときに感じた 悲しさみたいなものを再び感じることができる。
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 | 『氷の女王の怒り』 ソニーマガジンズ price : ¥987 release : 2005/11

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ヒロインがいい!
この物語のテリ-、過去のトラウマより男性不信ぎみ。ヒーローのスタンとであって、お互いひかれあっていくのですが。一見内気そうな、まじめそうなテリー。でもがんばっちゃうんです。スタンを手に入れるために、その捨て身の愛の表現にとても魅力を感じる。スタンの母親の親友、ユダヤ人の外交官のおばあちゃまもとても魅力的。アルツハイマー病に冒されながらも、なぜかコミカル。最後のテリーのかっこよさに心惹かれます。
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中二病 課題図書
十代で読んでいたらどうなっていたんだろう、と二十代前半ではじめて読んでそう強く思い、最近三十代で読み返してみました。 どこをとってもぐっとくる。 別に年なんて関係ないさと思うけども、やはり二十代前半で読んでおいて良かった、と思いました。 あーあのときのあの感情って、ここからのぱくりだったのか自分、と感じてみたり、いやはや、やはり文学は読み返して、なんぼです。
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1巻よりましになった
百合に嫌悪感のある人は買わないほうがいい 1巻が軽すぎてどうかなと思ってましたが 少しましになってきた模様
戦闘、百合等良くなった気がする とはいえ強力に押せるほどの描写がないのも事実 戦いとは犠牲の上に成り立つものですからこれは戦争物ではなくラブコメとして読むべきか
しかし、最近の小説は薄いのが増えてきたな・・・読みやすくはあるけど
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 | 『その名にちなんで』 新潮社 price : ¥2,310 release : 2004/07/31

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女性にぜひ読んでほしい
新聞の書評を読んで何となく手にした本ですが、それまでに読んだことのないタイプの作品でした。風景や人物の細かい描写、そしてゆるやかに、でも確実に動いている主人公の心情は、女性だから書けるものだと思います。女性として共感できることがたくさんありました。ドキドキハラハラの劇的な展開があるストーリーではありませんが、穏やかな満足感が得られます。
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 | 『生活はアート』 幻冬舎 price : ¥520 release : 2003/06

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スペシャルな人にめぐり逢うため
「心の持ちよう」とはよく言いますが、毎日をハッピーに過ごすための”姿勢”が勉強できる本です。個人的には「スペシャルな人」、「子供をつくろう!」を度々読み返してます。読むたび、生涯の恋人(夫)になる人はこうあって欲しい・・・と思わずにはいられません。今度、友人の誕生日プレゼントに一冊送る予定です!
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 | 『武田勝頼 (1)』 講談社 price : ¥683 release : 1999/02

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カリスマの後継者
長篠合戦で織田・徳川連合軍に無謀な突撃を繰り返し、武田家を滅亡に導いたと酷評される武田勝頼。しかし、彼は決して暗愚ではありませんでした。武将としては陣頭に立って指揮し、高天神攻略など、数々の電撃作戦を成功させています。ただ、信玄というカリスマの後継者(実は名ばかりで、信勝元服までの後見人)であったため、当初から厳しい立場に置かれていました。親類衆や重臣たちは信玄生前のような忠義は尽くさず、独立して国人大名になろうとするものまで出る有様です。勝頼には常に信玄を超えないといけないというプレッシャーがあり、家臣の制止も聞かず、無謀な戦を挑んでしまったのだと思います。
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旅すれば。。。
日々、旅に明け暮れる彼女の日常が描かれています。移動を常とすると、家でのくつろぎの時間がとってもいとしいのだなあ〜と感動。時折、ハードな旅に出る私には、共感できる部分の多い作品。文体が、読みやすいので、時間を忘れてはまりました。言葉選びの上手な、頭のいい人だなあと思いました。 ただただ、ミステリーハンターの旅物語かなと手にしましたが、個性が光る作品です。 疲れた時に元気をくれます。
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 | 『バッドラック』 インデックスコミュニケーションズ price : ¥1,260 release : 2005/03

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笑いに笑った後、人生観が変わってしまう本
今まで似た類の本を何度か読んできましたが、 どんな自己啓発本よりもわかりやすく、自分の中に素直に入ってきました。 それは彼が自分の経験を人に説いているとか そういう説教臭いのではなく、彼のサービス精神から生まれた本だからだと思います。 これ程読み手の立場に立ったこの類の本はなかなか見当たらないでしょう。 人生は笑わせたモン勝ち。笑ったモン勝ち。
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典型的かも
女王の治療法を探して、スパーホークはセフレーニアや、四騎士団の精鋭と旅に出る。女王の命は、聖騎士たちとセフレーニアのかけた術で、彼らの命を代償として繋ぎとめられている。旅を続けるうちにも、聖騎士たちは次々と倒れてゆく。残された時間は短く、手がかりは少ない。そして、さらに大きな敵の存在が...
なんでもできてしまうスパーホークがちょっとやなカンジかなーとも思いますが、「美しい女王を守るために戦う聖騎士の冒険」って、そのままです。しかも、一国の女王の命を助けるところから、さらに大きな悪の存在が!って本当に典型的。でも、そこがいいのかも。個人的には、「ベルガリアード」とそれに続くシリーズの方が「今のところ」面白い気がします。今後に期待です。
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原作とは別の話
ゲームにはない牧本さんとのルートを小説化した作品です。 小説ということで手ごろに、好きなところから読めるのがいいですね。 原作自体がそのほとんどがハッピーエンドとはいえないようなものが多く、(どう転んでも何かを失うことになる・・・) この作品もその原作の流れどおりハッピーエンドとはいえないものですが、 個人的には風の後ろを歩む者の話の次に面白かったですね。 平和な学園生活の裏に見え隠れする人外の影、やがて平和とはかけ離れた現実と直面する。 たった2冊の本で原作の持ち味を生かせているのはよかったです。 ミネユキは相変わらず超いい人だし、管理人さんとイグニスのやり取りなど原作ファンにしかわからないところが結構あるところもありますが、原作をやればしっかりわかるので、 この本で塵骸が好きになった方はぜひ原作をプレイして欲しいですね。
次巻で物語は完結するわけですが、最後の展開は痺れました。
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死の香りの匂いたつ
なんたる色っぽさ。終始エロティック。老年のおじさまと三歳の金魚の揺らめく不適切な関係が素敵です。 色恋沙汰ってのはこいうのじゃないと。この金魚になりたい。わがままをいって「おじさま」を困らせたり、「おじさま」の瞼の上に身体を横たえてその瞳を冷やしてあげたりしたいわぁ。などと思わせる。そして終始漂う濃厚な死の影。死というものの暗さや強さがエロティックなものと強く結びつく。 きわめて日本的、文学的色恋。
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 | 『推理小説』 河出書房新社 price : ¥620 release : 2005/12/21

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とっても、読みやすくて面白い
ドラマも映画を見ていないけど、男前な主人公とパンツスーツ姿の篠原涼子のイメージが違和感がなない。良いキャスティングと思われるので、近いうちにDVDでも見てみたい。テンポ良くストーリーが進んでいくのとても読みやすい。この小説を読んだ数日後、たまたまアンジェリーナ・ジョリー主演の「テイキング・ライブス」を見たが、十中八九、著者はこの映画からかなりインスパイアされた感じがする。これを見た後で、小説を読み返すとまた、面白いと思う。
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三月さんファンならば死んでも買おう
お、ようやっと3巻が出たか、と思って表紙を見てみたらあらビックリ! 「霧恋さんの隣で不敵に微笑んでいらっしゃるこここのお方はひょっとして若しかしていやまさかしかしでもこの制服は明らかに違うし舞台も別だし、でもZINVと『四加一樹』はアニメ版に出てたし14話で『お次は宇宙だ!』みたいなことを言っていたし某ゲームにだってちょこっと出てたし………」と一通りパニクった後(済みません、好きなんです、『ぱられルンルン物語』)、本編を読んでみて期待が裏切られなかったことを知りました。問題の某最強ツンデレキャラは一時の挿話としてちょこっと登場し、思わせ振りな説明をしてあっさり退場してしまいますが、ファンとしてはこのぱられルエピソードも十分楽しめました。こんなことなら別設定で新シリーズを始めることも可能じゃないですか? 梶島センセ! とかちょこっと期待を込めて言ってみたり(いや、ホントにやってくれませんかね?)。
さて本筋の方は、西南ウィルスの大暴走の影響が残るアカデミーを舞台に、入学式、静竜のシゴキ、生体強化と続いてハーレム同居生活開始の辺りまでをカバーしていますが、アニメでは描かれなかった西南ウィルスの駆け落ち騒動や、霧恋さんのお母様の参戦、四女官や瀬戸様の暗躍等の裏エピソードが描かれていて仲々充実の内容です。霧恋と西南との葛藤シーンでの心理描写には、ウーンやはり小説には小説の良さがあるなと思いました。アニメにハマったアナタもそうでないアナタも、これを読んで益々天地無用!GXPの世界を堪能しましょう。
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 | 『カードビルダーの塊』 角川書店 price : ¥1,155 release : 2006/11

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チラ裏は自分のサイトで書いてくれ
カード目当てで購入しましたが、内容のチラ裏度には参った。開発者のコメントと付属カードにしか 価値はありません。 これで0083が稼動したら第2弾も出るんでしょうか?もし出るなら読める内容にして欲しいです。
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終始ニヤニヤ
前書き、後書き、プロフィール、帯に到るまで笑いが詰め込まれた一冊。 内容は言わずもがな、顎の骨の矯正に行かねばならない事態になる事必至です。 「嫁姑がどうのこうのしており、非常にきまずい」と言う方には薦めかねますが、 笑いを求めている方は必読です! 私の文が面白くないのは関係無いのです。 この本が面白いという事実。それが大事。
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 | 『大川わたり』 祥伝社 price : ¥620 release : 2005/04

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一力作品はさわやかEND
大川わたりというタイトルが粋だね。「わたり」が「渡り」だったら本を手にしていなかったと思う。一力作品に初めて女の色香と濡れ場の場面が出てきた。藤花と名乗る芸妓あがりの女。今の女優さんに当てはめると誰がふさわしいかななどと思いは巡り作中にのめりこみ。クライマックスは言うてはなんだけど、これまでのまじめなストーリーからして奇想天外。おおだんなさんの解決方法、登場人物の扱いかた、場面設定は趣向を凝らして?おもしろい。そして,最後はめでたし、めでたし・・・・一力作品はさわやかEND 今晩も健やかに眠れそうです。おやすみなさい。
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セーラさんは輝いていた
この本を読んで、日本人が誇りとしていい文化(良さがわからなくなった)を心から大切にしてくれる稀有な女性を知った。何人かの友人に本書を送った。みんな「感銘を受けた!」。「じゃ、蔵部で食事して、セーラさんに会おうよ!」と。小布施の旅は楽しかった。セーラさんを受け入れ、活躍させる小布施の土地柄が素敵だ。すごく魅力的な街になっている(さらに良くなりつつある)。何と言っても、雰囲気のある蔵部での素晴らしい食事、樽仕込みの酒、最高でした。そして、セーラさんに会えた。「会えて嬉しい!」と握手できた(しばらく手を洗わなかった)。セーラさんには、千葉県にも来て欲しいですね(日本中の人が、自分の町にも来て欲しいのでは?)。小布施が羨ましい。
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依存症の正体
世の中にはいろんな依存症という病があるが、それらに共通する要素があるように思える。 それは、自分の中で「妄想」をし、依存対象への合理性を正当化すると同時に脳内快感を得る思考回路のプロセスである。すなわち、依存症とは思考回路の病とも言えよう。人間は、どんなことでも自分なりの合理性(脳内快感も含む)がなければ、行動を起こさない。したがって、自らの行動を「妄想」によって合理化する癖が依存症の正体である。病の原因が思考回路の障害であるゆえ、依存症の人間は、対象が変わっても常に何かに依存する傾向がある。この本は、こうした「妄想」による合理化のプロセスが見事に描かれており、文学的な観点だけではなく、精神医学的観点からも興味深い内容だ。
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 | 『父・宮脇俊三への旅』 グラフ社 price : ¥1,260 release : 2006/12

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宮脇俊三先生のコトバ
私は鉄道を使った旅行が大好きです。必然的に、宮脇俊三先生の鉄道紀行文学にも接するようになりました。写真などは用いず、ひたすら文章のみで旅の情景が蘇えらせる筆力に、どんどん惹かれ、たくさんの作品を読み重ねてきました。
しかし、先生の作品を読んだのみでは、先生の日常生活や性向は十分には分からないでしょう。そこで、娘さんによるこの随想です。父として、家庭人として、さらには編集者の先輩としての宮脇俊三先生の"言葉"がたくさん語られ、まるで先生がこの作品の中に生きておられるように思いました。
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身も蓋もない
エスニック雑貨の輸入販売業の実際をエッセイ仕立てで紹介した本。著者はエスニック雑貨の輸入販売店を経営する他、写真家「川本耕次」としても活動し、さらに巨大掲示板群「2ちゃんねる」の写真関連掲示板で「カリスマ厨房」を名乗り大活躍しているという、なんとも一筋縄ではいかない人物である(経営しておられるお店では「モナー」や「ギコ猫」のデザインのTシャツなども売られている)。 本書はタイを中心としたアジア雑貨の仕入れの仕組みを、さまざまなエピソードとともに紹介しており、その方面の商売を始めようという方にはきっと良い教科書になるであろう。また著者の徹底的に本音を書いてしまう姿勢は身も蓋もないが、おそらく東南アジアとはそういう所なのであり、きれいごとや書物の知識だけではどうにもならないのだということをきっちりと知らせてくれる。またその猥雑さに甘えて自堕落になるでもなく、ビジネスはビジネスとして締める所は締めるという著者の姿勢も、我々が東南アジアのさまざまなものと付き合う為の参考になるだろう。
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等身大の「辻 仁成」
正直 この人の小説にあまり興味はなかった でも このエッセイはとてもいい クールでナルシストなイメージをもつ彼がなれない外国暮らしで 悪戦苦闘している 家族とともに・・・ いままでの価値観を壊され壊しながら暮らしている 大好きなフランス そしていつかは帰る日本をみつめている また 気が向いたら こんなエッセイを 書いてほしい
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 | 『カードビルダーの塊』 角川書店 price : ¥1,155 release : 2006/11

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チラ裏は自分のサイトで書いてくれ
カード目当てで購入しましたが、内容のチラ裏度には参った。開発者のコメントと付属カードにしか 価値はありません。 これで0083が稼動したら第2弾も出るんでしょうか?もし出るなら読める内容にして欲しいです。
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終始ニヤニヤ
前書き、後書き、プロフィール、帯に到るまで笑いが詰め込まれた一冊。 内容は言わずもがな、顎の骨の矯正に行かねばならない事態になる事必至です。 「嫁姑がどうのこうのしており、非常にきまずい」と言う方には薦めかねますが、 笑いを求めている方は必読です! 私の文が面白くないのは関係無いのです。 この本が面白いという事実。それが大事。
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 | 『大川わたり』 祥伝社 price : ¥620 release : 2005/04

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一力作品はさわやかEND
大川わたりというタイトルが粋だね。「わたり」が「渡り」だったら本を手にしていなかったと思う。一力作品に初めて女の色香と濡れ場の場面が出てきた。藤花と名乗る芸妓あがりの女。今の女優さんに当てはめると誰がふさわしいかななどと思いは巡り作中にのめりこみ。クライマックスは言うてはなんだけど、これまでのまじめなストーリーからして奇想天外。おおだんなさんの解決方法、登場人物の扱いかた、場面設定は趣向を凝らして?おもしろい。そして,最後はめでたし、めでたし・・・・一力作品はさわやかEND 今晩も健やかに眠れそうです。おやすみなさい。
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セーラさんは輝いていた
この本を読んで、日本人が誇りとしていい文化(良さがわからなくなった)を心から大切にしてくれる稀有な女性を知った。何人かの友人に本書を送った。みんな「感銘を受けた!」。「じゃ、蔵部で食事して、セーラさんに会おうよ!」と。小布施の旅は楽しかった。セーラさんを受け入れ、活躍させる小布施の土地柄が素敵だ。すごく魅力的な街になっている(さらに良くなりつつある)。何と言っても、雰囲気のある蔵部での素晴らしい食事、樽仕込みの酒、最高でした。そして、セーラさんに会えた。「会えて嬉しい!」と握手できた(しばらく手を洗わなかった)。セーラさんには、千葉県にも来て欲しいですね(日本中の人が、自分の町にも来て欲しいのでは?)。小布施が羨ましい。
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依存症の正体
世の中にはいろんな依存症という病があるが、それらに共通する要素があるように思える。 それは、自分の中で「妄想」をし、依存対象への合理性を正当化すると同時に脳内快感を得る思考回路のプロセスである。すなわち、依存症とは思考回路の病とも言えよう。人間は、どんなことでも自分なりの合理性(脳内快感も含む)がなければ、行動を起こさない。したがって、自らの行動を「妄想」によって合理化する癖が依存症の正体である。病の原因が思考回路の障害であるゆえ、依存症の人間は、対象が変わっても常に何かに依存する傾向がある。この本は、こうした「妄想」による合理化のプロセスが見事に描かれており、文学的な観点だけではなく、精神医学的観点からも興味深い内容だ。
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 | 『父・宮脇俊三への旅』 グラフ社 price : ¥1,260 release : 2006/12

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宮脇俊三先生のコトバ
私は鉄道を使った旅行が大好きです。必然的に、宮脇俊三先生の鉄道紀行文学にも接するようになりました。写真などは用いず、ひたすら文章のみで旅の情景が蘇えらせる筆力に、どんどん惹かれ、たくさんの作品を読み重ねてきました。
しかし、先生の作品を読んだのみでは、先生の日常生活や性向は十分には分からないでしょう。そこで、娘さんによるこの随想です。父として、家庭人として、さらには編集者の先輩としての宮脇俊三先生の"言葉"がたくさん語られ、まるで先生がこの作品の中に生きておられるように思いました。
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身も蓋もない
エスニック雑貨の輸入販売業の実際をエッセイ仕立てで紹介した本。著者はエスニック雑貨の輸入販売店を経営する他、写真家「川本耕次」としても活動し、さらに巨大掲示板群「2ちゃんねる」の写真関連掲示板で「カリスマ厨房」を名乗り大活躍しているという、なんとも一筋縄ではいかない人物である(経営しておられるお店では「モナー」や「ギコ猫」のデザインのTシャツなども売られている)。 本書はタイを中心としたアジア雑貨の仕入れの仕組みを、さまざまなエピソードとともに紹介しており、その方面の商売を始めようという方にはきっと良い教科書になるであろう。また著者の徹底的に本音を書いてしまう姿勢は身も蓋もないが、おそらく東南アジアとはそういう所なのであり、きれいごとや書物の知識だけではどうにもならないのだということをきっちりと知らせてくれる。またその猥雑さに甘えて自堕落になるでもなく、ビジネスはビジネスとして締める所は締めるという著者の姿勢も、我々が東南アジアのさまざまなものと付き合う為の参考になるだろう。
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等身大の「辻 仁成」
正直 この人の小説にあまり興味はなかった でも このエッセイはとてもいい クールでナルシストなイメージをもつ彼がなれない外国暮らしで 悪戦苦闘している 家族とともに・・・ いままでの価値観を壊され壊しながら暮らしている 大好きなフランス そしていつかは帰る日本をみつめている また 気が向いたら こんなエッセイを 書いてほしい
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【商品詳細】
宗教学者や思想家としてだけではなく、第一級の語り手としても知られる中沢新一先生の講義に出てみよう。「聞き手との間の駆け引き、関心を寄せるための演技」がともなうその講義は、さながらライブ・パフォーマンスのようだ。学生はおろか部外者までもが押しかけるという、そんな人気講座を活字化したのが「カイエ・ソバージュ」のシリーズ。各巻が読みきりなので、興味のありそうな巻から気軽に手に取れるのもうれしい。 3冊目にあたる本書ではズバリ「経済」がテーマ。とはいっても文字通りの経済学のことではない。バレンタインデーに備えて女の子がチョコレートを購入するとき、店員は値札を外し包装をし直すことによって商品としての痕跡を消す。贈りものの価値(贈与)は、商品の値段(交換)ではなく、人間関係における意味や感情によって決まるからだ。同様にアメリカ原住民のポトラッチという祭りでは、亡き首長のために、新しい首長が貴重品を海に投げ込む(純粋贈与)慣習がある。そこでは気前のよさが首長の威信を高め、それが部族全体の霊力の活性化をも意味した。太古の世界では、他人に贈りものをすること(贈与)や、神や自然に感謝し捧げものをすること(純粋贈与)が、重要な経済活動だと考えられていた。 その後、貨幣が発明されて資本主義が生まれていくまでを、著者は北欧における聖杯伝説やクエーカー教徒の集会などの豊富な事例をつかって楽しく読みといていく。が、そこから導きだされてくる答えはシビアなものだ。ヨーロッパから生まれた資本主義という商品経済(交換)ばかりが発達してしまい「交換」「贈与」「純粋贈与」の3つのバランスが崩れ、現代では何から何までが経済の影響下にあるような状態になった。かつてないほど豊かな時代なのに、実感としてあまり幸福でも豊かでもない社会。だからこそ、神話的な知の力を借り、資本主義の彼方に新しい社会形態や経済学を打ち立てるべきだと中沢先生は提案するのだ。(金子 遊)
愛と経済がこんな形で結びつくとは。
1,2巻ともあまりの面白さに、あっという間に読み終えてしまいましたが、この第3巻も同様の面白さです。 経済活動を、「交換」「贈与」「純粋贈与」に分類し、それぞれが、「贈与」→「交換」→「純粋贈与」という形に変化してきた、と説明します。このうちの純粋贈与という概念が大変ユニークで、これこそが愛であるという事に気がついた時、人間の思考の深遠さに驚嘆しました。 またこの純粋贈与の行為が、宗教儀式にも盛り込まれており、しかもそれが最初からこれら三者の関係維持を目的にしたものであることを著者は説明しています。このような形での三位一体の関係が壊れてしまっている現在の政治、経済システムの不完全さを思うと、古代の人の方が精神的には優れていたのかと思わざるを得ません。
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 | 『ハネムーン』 中央公論新社 price : ¥500 release : 2000/07

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あまくせつなく
好きな人と一緒にごはんを食べること、旅をすること、同じものを味わい、見たいという気持ち。。。
相手の悲しみが痛い程に分かってしまう、主人公がせつなくて愛しかった。
すきなひとのことを思って、読みたい作品です。
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やはりドタバタ
ドタバタ度は前作の「最後の喫煙者ー自選ドタバタ傑作集(1)」ほどではありませんが、やはり相当なものです。個人的には「関節話法」のタイトルがすごく気に入っています。筒井康隆の作品のうちで大好きなタイトル、「走る取的」と「カラダ記念日」に匹敵するものがあります。本作品集のうちドタバタ度では、やはりメインタイトルの「傾いた世界」と「毟りあい」が双璧でしょうか。
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恋愛よりも成長重視?
ブルー・サウンドシリーズの第二巻です。 前半は前作と同じ時系列で進んでいくため、嘉悦×藤木カップルが好きな方も楽しめます。
出来がよすぎる弟の影で、いつも劣等感に苛まれていた瀬里。 息苦しい家庭から抜け出すための一人暮らしを始めたものの、なかなか上手くいかず、食事も満足にできない始末。 そんなとき、偶然バイトを始めることになったブルー・サウンドで、説教魔だけれど大らかな大智に出会い……
不器用だけれど頑固で、何にでも一生懸命な瀬里ちゃんのキャラクターが新鮮でよかったです。 度々見せる鈍さやあどけなさも可愛らしくてグッド。 ただどちらかといえば瀬里ちゃんの成長物語の色合いが強くて、大智との恋愛にはそれほど心が動かされなかった気がします。 ただその分、弟であるい和輝とのごたごたがおもしろかった。 実はブラコンの弟だった、というのはありきたりな気がしましたが、それでも和輝の台詞一つ一つがやけに可愛らしかったです。 彼が主役らしい次のお話も読んでみたいな、と思いました。
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 | 『黄昏の名探偵』 徳間書店 price : ¥620 release : 2007/03

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栗本薫の世界
いいですね。栗本ワールド全開です。著者のオリジナル楽曲を元に作られた短編集らしいですが、曲を知らなくても充分楽しめます。タイトルになっている「黄昏の名探偵」は、一回読んだだけではいまいち意味が分からなかったけど。「紅椿」なんかはファンにはたまらないと思います。でも、あまり一般ウケはしないのだろうなあ。
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解説というより感想文
「ベルサイユのばら」を読み、さらなる歴史的理解を求めて購入したのが間違いだった。 書かれているのは、オスカルを始めとする登場人物たちの恋愛模様の紹介だった。 いや、紹介というよりも、ファンによる感想文の寄せ書きといった感がある。 それも、同じ論説が章を替えながら繰り返し書かれ、読みながら飽きてくる。 人物紹介でも「ベルばら」を読めばわかる事ばかりで、目新しい話は少しだけである。
書いた人の「ベルばら大好き!」という情熱は買うが、得られるものはなかった。
「ベルばら」は、どこまでが史実で、どこからが作者の創作なのか? そんなことがわかるような、歴史的好奇心を満たすような解説本を期待したい。 そこで改めて読者は「ベルばら」に於ける著者・池田理代子女史の構成力の素晴らしさを深く認識できるだろうから。
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 | 『風の払暁』 新潮社 price : ¥1,890 release : 2007/04

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改革と抵抗勢力について考えさせられる一冊です。
勝者必衰の理といいますが、いかなる大国も永遠に安泰であることは不可能です。国外に敵がなくとも、国内に敵を持つようになるからです。したがって、安泰であるためには、外見は同じでも、中身は常に変化し続けなくてはなりません。本書はそのことを非常によく表しています。地中海の強国・カルタゴとのポエニ戦役を乗り越え、ローマは地中海の覇者となりました。しかし、その成功の立役者であった元老院を中心とするローマの政治体制は次第に状況に即さなくなっていきます。ローマという名前は同じでも、制度の改革派と旧勢力の抵抗という二つのぶつかり合いにより中身は変化していくのです。
塩野女史の持ち味である、ローマへの指摘が現代への指摘、は今回も健在です。
「福祉を充実させれば解消する問題ではない。失業者とはただ単に、職を失ったがゆえに生活の手段を失った人々ではない。社会での自らの存在理由を失った人々なのだ(P.39)」・・・私もごく短期間ですが、失業者だったことがあります。朝、起きて、行くべき場所がない、というのは恐怖でした。
ガリア人の飢餓に由来する民族移動を防ぐために統治下に組み入れて、インフラ整備等を行うことを指して、「このローマ式やり方は、現代では、侵略路線であり帝国主義であると断じられて評判が悪い。現代では、同じ問題を人道主義で解決しようとしている。ただし、解決しようと努力しているのが現状で、解決できたわけではない(P.106)」・・・痛烈ですが、正鵠を射ています。
「改革とは、もともとマイナスであったから改革するのではなく、当初はプラスであっても時が経つにつれてマイナス面が目立ってきたことを改める行為なのだ(P.111)」・・・旧制度にもプラス面があり、改革の必要が増したときですら、完全にプラス面が消え去ってしまったのではありません。ゆえに、改革の抵抗勢力も必ず存在します。
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![インドな日々]() | 『インドな日々』 朝日ソノラマ price : ¥710 release : 2000/09

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理由も目的もひとそれぞれです。
日本女性バックパッカーというだけでも珍しいのに、それが人生にこうまで影響をしている漫画家さんは彼女だけなのではないでしょうか。 本職はホラー漫画家、怖いもの好き、グロイもの好き、汚い町並みが好き、治安の悪さもなんのその、大好きな汚・インドへ喜んで旅します、彼女の旅のスタイルは至ってシンプル、日本で仕事をしてお金が貯まるとインドの安宿屋へ向かい、最低限の生活でインドへ滞在、お金がなくなるまで、インドに居座り帰国、楽しいのかなぁー?。(旅のぐ)の漫画家グレゴリ青山先生とは全く異なる女性バックパッカーさんですね。
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