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 | 『古韻余響』 中央公論社 price : ¥2,447 release : 1996/02

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 | 『炎える琥珀』 中央公論社 price : ¥2,039 release : 1996/08

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 | 『ロルカ』 中央公論社 price : ¥4,988 release : 1997/06

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あえて異論を
この本は俵万智が選ぶ現代短歌のアンソロジーである。一つのテーマに俵万智が3〜4の短歌を選んで自分の解釈を述べる。「そうかこの言葉はここまでの意味があって書かれているのか」と感心することしきりであった。「まざまざと眺めてみれば卵とは争うことを知らぬ形よ 小塩卓哉」という短歌に対しては「『よ』という詠嘆には、争うことの多い作者自身の日常が、背景にあるのかもしれない」とある。するどいなあ、と思った。 一方作者は文庫版あとがきで書いている。「本書を読んで『なるほど』と思ってもらえたら嬉しいし、逆に『そうは思わない』と感じてもらっても、またそれも嬉しいことだ」その言葉に甘えて私も異論をはさんでみよう。「白萩を見に来よというハガキの机の間に落ちて一年 ?!?小倉嘉子」には「無意識のうちに失礼なことをしてしまった。…本来なら焦ってしかるべきところだが、不思議なほどの静けさと落ち着きが、一首を支配している。…一年というもう取り返しのつかない時間がかえって作者をじたばたさせない重みとなっているのだろうと思う。」「不思議な静けさ」があるというのは賛成であるが、「無意識のうちに失礼をした」と作者は思っていないのではないか、と私は感じた。机の間に落ちたことを作者は実は知っていた。落ちたことを理由にして作者は実は返事を書くことから意識的に逃げていたのではないか。「白萩を見に来よ」という人と作者との関係を想像してみる。少しだけ親しくて、少しだけ疎ましい。 「それぞれの解釈は、読者のそのときの状況や気持ちを反映して、変化?!??るものだ」と私も思う。どちらにせよ、素敵な歌ばかりがそろっているアンソロジーです。「かたくなにほほえんでいる降りてきて泣いていいよと誰か言うまで 蝦名泰洋」
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 | 『評伝 石上露子』 中央公論新社 price : ¥5,775 release : 2000/11

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 | 『かぎろひ抄』 中央公論新社 price : ¥2,100 release : 2001/02

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![アルマゲドン]() | 『アルマゲドン』 碧宙出版 price : ¥1,001 release : 1999/03

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【商品詳細】
1987年、住宅顕信(すみたくけんしん)という俳人がひっそりこの世を去った。享年25歳。浄土真宗本願寺派の僧侶だった。10代はリーゼントにサングラス、16歳で年上の女性と同棲。22歳出家得度、以後、結婚、白血病の発病、離婚、病室での育児に句作と、普通の人の何倍かの早さと勢いで人生を駆け抜けた。そんな男の肖像と、ひりひり心ふるわす俳句の詰まった1冊。サブタイトル「若さとはこんな淋しい春なのか」は、彼の句である。 住宅顕信は、種田山頭火や尾崎放哉を師として、5・7・5の定型や季語にしばられない、自由律俳句をつくった。発病してから逝去までのわずか2年数か月に詠まれた句は281句。そのうちのほんの一端を紹介してみる。 あさり、うっかり閉じ忘れた口をとじる 月、静かに氷枕の氷がくずれる かあちゃんが言えて母のない子よ 淋しさは夜の電話の黒い光沢 許されたシャワーが朝の虹となる 切りつめた最小限の言葉に、不安におののく心が見え隠れしている。本書と同時刊行の句集タイトルになった句「ずぶぬれて犬ころ」は、「骨まで/濡れて/一匹の子犬」と仏訳され、フランスの俳人にも深い共鳴を与えていると、日本放哉学会会員の見目誠は書く。国境を超え俳句が広がりをみせる現代でもある。本書では、夏石番矢のような俳人だけでなく、小説家辻仁成、小林恭二、長嶋有、精神科医香山リカ、映画監督石井聰互、俳優佐野史郎、プロレスラー新崎人生ほか、顕信と親しかった句友や編集者、ジャンルを超えた総勢22名の書き手によって、顕信の人と俳句の抗いがたい魅力が伝えられる。 ゆかりの品々や幼時からの写真をちりばめた、中村裕編略年譜が秀逸だ。また、各執筆者が引用した顕信の句が、巻末に50音順に掲載されていて、句集の役割をしているのもうれしい。(中村えつこ)
小林恭二著ではなく,小林恭二他著です
住宅顕信という自由律俳句の書き手についてと,句について, 俳人,歌人,文芸評論家,大学の人,作家,精神科医,プロレスラーなど多数の人が語っています。表題にもなっている 若さとはこんな淋しい春なのか は彼の句です。 小林恭二がまるまる1冊書いているのかと思って購入したので,少しあてが外れましたが, 心に引っかかるいくつかの句に出会えたので,結果よかったです。 でもこの俳人にはじめてふれるのは,この読本よりも単独の句集のほうがふさわしい気がします。
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顕信、その今性を教えてくれた作品!
香山リカといえば多彩な精神科医だ。大学の助教授、臨床医、評論家・作家…。このあまりにも順風満帆なだれもがうらやましがるセレブな生活にも虚無感がつきまとうという。最初、なに言ってるんだいと少しむっとし、読み終わる頃には少し理解できた気がした。顕信とその作品に出会って、香山リカはそこにある「自分」に恐ろしくシンパシーを感じたのだろう。彼はときに自意識過剰、孤独、あるいはミーハーに自由律俳句を精力的に作り続けた。同世代の二人だが、顕信は25歳という若さで死に、香山は生き残る。その生き残った者として、何かを伝えたい。そんな彼女の声がこの作品には聞こえてくる。君はこんな人だったんだねと、尾崎豊や鬼束ちひろを解して、そっと会ったこともない友人、顕信に語りかける彼女は、評伝の新境地を築いてみせてくれた。少々ウエットではあるが、読む価値大いにあり。
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 | 『近代日本の詩と史実』 中央公論新社 price : ¥1,943 release : 2002/10

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耳を澄ます
「詩と史実は連続している」と著者の野口武彦氏は、本書の「結びに代えて」の文中に書く。「主として幕末変革期の出来事を材料にして物を書いてきた筆者がたどりついた想念である」そうだ。そりゃそうか。当然といえば当然だろう。けど、あまりにも自明な事柄はたやすく無意識化され、滅多に自覚されない、というのも事実。 初出時の媒体がバラバラなこともあって、目次に並ぶ章名には、石川淳、幸田露伴、森鴎外、永井荷風、谷崎潤一郎、大岡昇平、三島由紀夫、橋川文三、山田風太郎、と、よく言えばヴァラエティに富んでいて、悪く言えばいささか一貫性がない。 各章それぞれに含蓄があり、「なるほど」と目から鱗が落ちるような思いを何度かした。「テキストを読み解く楽しさ」を再認識させてくれる一冊。
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![colour]() | 『colour』 星湖舎 price : ¥1,000 release : 2004/02

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 | 『良寛という生きかた』 中央公論新社 price : ¥2,100 release : 2003/12

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 | 『大岡信詩集 自選』 岩波書店 price : ¥2,100 release : 2004/11

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 | 『漢語四方山話』 岩波書店 price : ¥2,520 release : 2005/01

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多彩な漢語の世界を逍遙する楽しさ
漢語に関するさまざまな話題を提供してくれている。その中から数例を要約して紹介しておきたい。 「口に糊する」は「お粥しか食べられない苦しい生活」の喩えに使われる。日本では「糊」はノリだが、中国では「トロミのあるノリ状の流動食」とのこと。今の若い人に、口にノリを塗って「口にチャックする」意味に解している人もあるそうだ。 「傍若無人」は、傍に人がいないかの若(如)く勝手気ままにふるまうことだが、傍に若い人がいないと思っている人があるという。しかし、現代を象徴するような穿った読み方かもしれない。 「鬼籍には入る」の「鬼」は中国で死者または死者の魂。「土に帰る」の帰(キ)=鬼(キ)である。日本語でも過去帳のことを「点鬼簿」ということがある。中国では「鬼録」というそうだ。 「花子」は中国語で女性名ではなく「乞食」、「花銭」は「浪費」すること、「花花公子」とは金持ちの道楽息子を指す。「花鏡」は老眼鏡にすぎない。中国で「花」は多義的に使われている。
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雨情作「ご当地ソング」を尋ねて、全国への旅
平成7年、雨情没後50年記念して本書は出版された。雨情の足跡をたどって調べた著者20年間の労著である。雨情は大正時代次々と童謡の名作を生み出したが、昭和に入って全国各地に赴き新民謡(今言う「ご当地ソング」)を次々に作っていった。本書は、著者の住んでいる三重県から書き始めている。近畿7府県、中国5県、四国4県、北海道・東北7道県、中部9県、関東7都県、すべてに足を運び、雨情の作った民謡・小唄を調べ挙げている。誰しも自分の郷里での雨情作品があるかどうか、関心があるのではなかろうか(雅)
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 | 『蕉風復興運動と蕪村』 岩波書店 price : ¥10,080 release : 2000/07

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 | 『釈迢空ノート』 岩波書店 price : ¥2,940 release : 2000/10

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 | 『川柳、もの申す!』 岩波書店 price : ¥1,890 release : 2005/01

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![漢詩入門韻引辞典]() | 『漢詩入門韻引辞典』 柏美術出版 price : ¥3,675 release : 1994/05/25

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 | 『文選の研究』 岩波書店 price : ¥10,080 release : 1999/05

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 | 『陸放翁鑑賞』 岩波書店 price : ¥6,720 release : 2004/09

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 | 『万葉集を読む』 岩波書店 price : ¥6,090 release : 2000/01

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![ねむれ巴里]() | 『ねむれ巴里』 中央公論新社 price : ¥600 release : 1976/01

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![大田垣蓮月]() | 『大田垣蓮月』 中央公論社 price : ¥462 release : 1988/05

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![対談 現代詩入門]() | 『対談 現代詩入門』 中央公論社 price : ¥368 release : 1989/04

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![陶淵明伝]() | 『陶淵明伝』 中央公論社 price : ¥407 release : 1989/05

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![詩経]() | 『詩経』 中央公論社 price : ¥999 release : 1990/01

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![日本文人詩選]() | 『日本文人詩選』 中央公論社 price : ¥612 release : 1992/08

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![中国文人詩選]() | 『中国文人詩選』 中央公論社 price : ¥632 release : 1992/09

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![農夫ピアズの幻想]() | 『農夫ピアズの幻想』 中央公論社 price : ¥612 release : 1993/10

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![南島の抒情―琉歌]() | 『南島の抒情―琉歌』 中央公論社 price : ¥999 release : 1995/02

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 | 『金子光晴と森三千代』 中央公論社 price : ¥612 release : 1996/03

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 | 『季語になった魚たち』 中央公論社 price : ¥714 release : 1996/12

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季語と専門家
著者は山口青邨の娘婿であり、かつ魚群行動学など水産の専門家。本書は俳誌『夏草』、『天為』、『屋根』に連載された短文を集めたもの。 季語として歳時記に収められている魚介類を取り上げて解説を施したものだが、類書とは比較にならないほど面白く、完成度が高い。 まず、柳葉魚、鱈、海豚などの動物名だけではなく、落鮎、青葉潮、鰯雲といった周辺の言葉まで扱っているのが興味深い。さらに魚の専門家としての見地から、それぞれの魚の行動や生態が紹介され、なぜ季語となったのか、分析してくれる。 俳句をたしなむ人にとっても、一般読者にとっても面白い本だろう。
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 | 『日本の古典詩歌 (2)』 岩波書店 price : ¥6,090 release : 1999/07

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 | 『日本の古典詩歌 (3)』 岩波書店 price : ¥4,620 release : 1999/05

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 | 『日本の古典詩歌 (4)』 岩波書店 price : ¥5,355 release : 1999/09

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 | 『日本の古典詩歌 (5)』 岩波書店 price : ¥6,090 release : 1999/11

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 | 『詩の日本語』 中央公論新社 price : ¥1,100 release : 2001/01

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 | 『ダンテ』 岩波書店 price : ¥2,625 release : 2005/02

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 | 『和歌の力』 岩波書店 price : ¥3,885 release : 2005/10/20

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 | 『和歌が書かれるとき』 岩波書店 price : ¥3,885 release : 2005/12

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 | 『古韻余響』 中央公論社 price : ¥2,447 release : 1996/02

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 | 『炎える琥珀』 中央公論社 price : ¥2,039 release : 1996/08

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 | 『ロルカ』 中央公論社 price : ¥4,988 release : 1997/06

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あえて異論を
この本は俵万智が選ぶ現代短歌のアンソロジーである。一つのテーマに俵万智が3〜4の短歌を選んで自分の解釈を述べる。「そうかこの言葉はここまでの意味があって書かれているのか」と感心することしきりであった。「まざまざと眺めてみれば卵とは争うことを知らぬ形よ 小塩卓哉」という短歌に対しては「『よ』という詠嘆には、争うことの多い作者自身の日常が、背景にあるのかもしれない」とある。するどいなあ、と思った。 一方作者は文庫版あとがきで書いている。「本書を読んで『なるほど』と思ってもらえたら嬉しいし、逆に『そうは思わない』と感じてもらっても、またそれも嬉しいことだ」その言葉に甘えて私も異論をはさんでみよう。「白萩を見に来よというハガキの机の間に落ちて一年 ?!?小倉嘉子」には「無意識のうちに失礼なことをしてしまった。…本来なら焦ってしかるべきところだが、不思議なほどの静けさと落ち着きが、一首を支配している。…一年というもう取り返しのつかない時間がかえって作者をじたばたさせない重みとなっているのだろうと思う。」「不思議な静けさ」があるというのは賛成であるが、「無意識のうちに失礼をした」と作者は思っていないのではないか、と私は感じた。机の間に落ちたことを作者は実は知っていた。落ちたことを理由にして作者は実は返事を書くことから意識的に逃げていたのではないか。「白萩を見に来よ」という人と作者との関係を想像してみる。少しだけ親しくて、少しだけ疎ましい。 「それぞれの解釈は、読者のそのときの状況や気持ちを反映して、変化?!??るものだ」と私も思う。どちらにせよ、素敵な歌ばかりがそろっているアンソロジーです。「かたくなにほほえんでいる降りてきて泣いていいよと誰か言うまで 蝦名泰洋」
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 | 『評伝 石上露子』 中央公論新社 price : ¥5,775 release : 2000/11

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 | 『かぎろひ抄』 中央公論新社 price : ¥2,100 release : 2001/02

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![アルマゲドン]() | 『アルマゲドン』 碧宙出版 price : ¥1,001 release : 1999/03

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【商品詳細】
1987年、住宅顕信(すみたくけんしん)という俳人がひっそりこの世を去った。享年25歳。浄土真宗本願寺派の僧侶だった。10代はリーゼントにサングラス、16歳で年上の女性と同棲。22歳出家得度、以後、結婚、白血病の発病、離婚、病室での育児に句作と、普通の人の何倍かの早さと勢いで人生を駆け抜けた。そんな男の肖像と、ひりひり心ふるわす俳句の詰まった1冊。サブタイトル「若さとはこんな淋しい春なのか」は、彼の句である。 住宅顕信は、種田山頭火や尾崎放哉を師として、5・7・5の定型や季語にしばられない、自由律俳句をつくった。発病してから逝去までのわずか2年数か月に詠まれた句は281句。そのうちのほんの一端を紹介してみる。 あさり、うっかり閉じ忘れた口をとじる 月、静かに氷枕の氷がくずれる かあちゃんが言えて母のない子よ 淋しさは夜の電話の黒い光沢 許されたシャワーが朝の虹となる 切りつめた最小限の言葉に、不安におののく心が見え隠れしている。本書と同時刊行の句集タイトルになった句「ずぶぬれて犬ころ」は、「骨まで/濡れて/一匹の子犬」と仏訳され、フランスの俳人にも深い共鳴を与えていると、日本放哉学会会員の見目誠は書く。国境を超え俳句が広がりをみせる現代でもある。本書では、夏石番矢のような俳人だけでなく、小説家辻仁成、小林恭二、長嶋有、精神科医香山リカ、映画監督石井聰互、俳優佐野史郎、プロレスラー新崎人生ほか、顕信と親しかった句友や編集者、ジャンルを超えた総勢22名の書き手によって、顕信の人と俳句の抗いがたい魅力が伝えられる。 ゆかりの品々や幼時からの写真をちりばめた、中村裕編略年譜が秀逸だ。また、各執筆者が引用した顕信の句が、巻末に50音順に掲載されていて、句集の役割をしているのもうれしい。(中村えつこ)
小林恭二著ではなく,小林恭二他著です
住宅顕信という自由律俳句の書き手についてと,句について, 俳人,歌人,文芸評論家,大学の人,作家,精神科医,プロレスラーなど多数の人が語っています。表題にもなっている 若さとはこんな淋しい春なのか は彼の句です。 小林恭二がまるまる1冊書いているのかと思って購入したので,少しあてが外れましたが, 心に引っかかるいくつかの句に出会えたので,結果よかったです。 でもこの俳人にはじめてふれるのは,この読本よりも単独の句集のほうがふさわしい気がします。
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顕信、その今性を教えてくれた作品!
香山リカといえば多彩な精神科医だ。大学の助教授、臨床医、評論家・作家…。このあまりにも順風満帆なだれもがうらやましがるセレブな生活にも虚無感がつきまとうという。最初、なに言ってるんだいと少しむっとし、読み終わる頃には少し理解できた気がした。顕信とその作品に出会って、香山リカはそこにある「自分」に恐ろしくシンパシーを感じたのだろう。彼はときに自意識過剰、孤独、あるいはミーハーに自由律俳句を精力的に作り続けた。同世代の二人だが、顕信は25歳という若さで死に、香山は生き残る。その生き残った者として、何かを伝えたい。そんな彼女の声がこの作品には聞こえてくる。君はこんな人だったんだねと、尾崎豊や鬼束ちひろを解して、そっと会ったこともない友人、顕信に語りかける彼女は、評伝の新境地を築いてみせてくれた。少々ウエットではあるが、読む価値大いにあり。
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 | 『近代日本の詩と史実』 中央公論新社 price : ¥1,943 release : 2002/10

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耳を澄ます
「詩と史実は連続している」と著者の野口武彦氏は、本書の「結びに代えて」の文中に書く。「主として幕末変革期の出来事を材料にして物を書いてきた筆者がたどりついた想念である」そうだ。そりゃそうか。当然といえば当然だろう。けど、あまりにも自明な事柄はたやすく無意識化され、滅多に自覚されない、というのも事実。 初出時の媒体がバラバラなこともあって、目次に並ぶ章名には、石川淳、幸田露伴、森鴎外、永井荷風、谷崎潤一郎、大岡昇平、三島由紀夫、橋川文三、山田風太郎、と、よく言えばヴァラエティに富んでいて、悪く言えばいささか一貫性がない。 各章それぞれに含蓄があり、「なるほど」と目から鱗が落ちるような思いを何度かした。「テキストを読み解く楽しさ」を再認識させてくれる一冊。
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![colour]() | 『colour』 星湖舎 price : ¥1,000 release : 2004/02

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 | 『良寛という生きかた』 中央公論新社 price : ¥2,100 release : 2003/12

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 | 『大岡信詩集 自選』 岩波書店 price : ¥2,100 release : 2004/11

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 | 『漢語四方山話』 岩波書店 price : ¥2,520 release : 2005/01

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多彩な漢語の世界を逍遙する楽しさ
漢語に関するさまざまな話題を提供してくれている。その中から数例を要約して紹介しておきたい。 「口に糊する」は「お粥しか食べられない苦しい生活」の喩えに使われる。日本では「糊」はノリだが、中国では「トロミのあるノリ状の流動食」とのこと。今の若い人に、口にノリを塗って「口にチャックする」意味に解している人もあるそうだ。 「傍若無人」は、傍に人がいないかの若(如)く勝手気ままにふるまうことだが、傍に若い人がいないと思っている人があるという。しかし、現代を象徴するような穿った読み方かもしれない。 「鬼籍には入る」の「鬼」は中国で死者または死者の魂。「土に帰る」の帰(キ)=鬼(キ)である。日本語でも過去帳のことを「点鬼簿」ということがある。中国では「鬼録」というそうだ。 「花子」は中国語で女性名ではなく「乞食」、「花銭」は「浪費」すること、「花花公子」とは金持ちの道楽息子を指す。「花鏡」は老眼鏡にすぎない。中国で「花」は多義的に使われている。
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雨情作「ご当地ソング」を尋ねて、全国への旅
平成7年、雨情没後50年記念して本書は出版された。雨情の足跡をたどって調べた著者20年間の労著である。雨情は大正時代次々と童謡の名作を生み出したが、昭和に入って全国各地に赴き新民謡(今言う「ご当地ソング」)を次々に作っていった。本書は、著者の住んでいる三重県から書き始めている。近畿7府県、中国5県、四国4県、北海道・東北7道県、中部9県、関東7都県、すべてに足を運び、雨情の作った民謡・小唄を調べ挙げている。誰しも自分の郷里での雨情作品があるかどうか、関心があるのではなかろうか(雅)
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 | 『蕉風復興運動と蕪村』 岩波書店 price : ¥10,080 release : 2000/07

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 | 『釈迢空ノート』 岩波書店 price : ¥2,940 release : 2000/10

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 | 『川柳、もの申す!』 岩波書店 price : ¥1,890 release : 2005/01

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![漢詩入門韻引辞典]() | 『漢詩入門韻引辞典』 柏美術出版 price : ¥3,675 release : 1994/05/25

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 | 『文選の研究』 岩波書店 price : ¥10,080 release : 1999/05

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 | 『陸放翁鑑賞』 岩波書店 price : ¥6,720 release : 2004/09

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 | 『万葉集を読む』 岩波書店 price : ¥6,090 release : 2000/01

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![ねむれ巴里]() | 『ねむれ巴里』 中央公論新社 price : ¥600 release : 1976/01

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![大田垣蓮月]() | 『大田垣蓮月』 中央公論社 price : ¥462 release : 1988/05

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![対談 現代詩入門]() | 『対談 現代詩入門』 中央公論社 price : ¥368 release : 1989/04

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![陶淵明伝]() | 『陶淵明伝』 中央公論社 price : ¥407 release : 1989/05

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![詩経]() | 『詩経』 中央公論社 price : ¥999 release : 1990/01

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![日本文人詩選]() | 『日本文人詩選』 中央公論社 price : ¥612 release : 1992/08

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![中国文人詩選]() | 『中国文人詩選』 中央公論社 price : ¥632 release : 1992/09

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![農夫ピアズの幻想]() | 『農夫ピアズの幻想』 中央公論社 price : ¥612 release : 1993/10

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![南島の抒情―琉歌]() | 『南島の抒情―琉歌』 中央公論社 price : ¥999 release : 1995/02

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 | 『金子光晴と森三千代』 中央公論社 price : ¥612 release : 1996/03

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 | 『季語になった魚たち』 中央公論社 price : ¥714 release : 1996/12

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季語と専門家
著者は山口青邨の娘婿であり、かつ魚群行動学など水産の専門家。本書は俳誌『夏草』、『天為』、『屋根』に連載された短文を集めたもの。 季語として歳時記に収められている魚介類を取り上げて解説を施したものだが、類書とは比較にならないほど面白く、完成度が高い。 まず、柳葉魚、鱈、海豚などの動物名だけではなく、落鮎、青葉潮、鰯雲といった周辺の言葉まで扱っているのが興味深い。さらに魚の専門家としての見地から、それぞれの魚の行動や生態が紹介され、なぜ季語となったのか、分析してくれる。 俳句をたしなむ人にとっても、一般読者にとっても面白い本だろう。
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 | 『日本の古典詩歌 (2)』 岩波書店 price : ¥6,090 release : 1999/07

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 | 『日本の古典詩歌 (3)』 岩波書店 price : ¥4,620 release : 1999/05

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 | 『日本の古典詩歌 (4)』 岩波書店 price : ¥5,355 release : 1999/09

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 | 『日本の古典詩歌 (5)』 岩波書店 price : ¥6,090 release : 1999/11

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 | 『詩の日本語』 中央公論新社 price : ¥1,100 release : 2001/01

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 | 『ダンテ』 岩波書店 price : ¥2,625 release : 2005/02

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 | 『和歌の力』 岩波書店 price : ¥3,885 release : 2005/10/20

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 | 『和歌が書かれるとき』 岩波書店 price : ¥3,885 release : 2005/12

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