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政治学者の見たシェイクスピア
ゲーテを引用して、「偉大な劇作家は、創造的であると同時に、強い高尚な意見を心に抱いて、それが全作品に一貫しているなら、その作品の魂を全民族の魂とすることが出来る。」と言う。 政治的なものは、人間的なもの総てを発揮できる枠組みを与え、最も興味深い情念、最も興味深い人間を引き寄せるので、最も完璧に人間を描きたいと願う劇作家は、大抵政治的な主人公を選ぶ。 シェイクスピアは、殆ど総ての劇において、政治的な設定に多大な配慮を払い、その偉大な主人公達は、もっぱら市民社会でしか発揮されない能力を発揮する支配者である。 従って、政治的な情念を持ち政治的な教育を受けた人間の方がシェイクスピアを理解し易い、とブルームは言う。 オセローの章。シャフツベリー伯を引用して「オセローとデズデモーナとの結婚は、不釣合いの縁組、山師のペテンと躾のよくない若い娘の不健康な想像力から生まれた奇怪な結びつきであり」、イアーゴーの卑劣なたくらみがなくても同じ結末になっていた、と言う。 オセローは傭兵で、トルコの脅威があったから重宝されたが、平和になれば即刻お払い箱、オセローの権威を支えていたのは、ヴェニスの権威デズデモーナが妻であったから。 ブルームは、ヴェニスを舞台にした「ヴェニスの商人」と対比しながら、キリスト教とユダヤ教、白と黒、自国人と外国人、等等、通念や思想を対比しながら、アウトサイダーの悲劇を浮彫りにしている。
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 | 『鴎外の坂』 新潮社 price : ¥660 release : 2000/06

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歩きました
岩波の欧外全集を読みながら彼が暮らした街に行きたくなりました。鴎外記念館で彼の写真や手紙を実際に拝見した後、本書に書かれていた団子坂、無縁坂、S坂、暗闇坂を徘徊しました。明治の文豪の胸に去来した、、結婚、離婚、出世、左遷、嫁姑が偲ばれました。鴎外の智慧袋と合わせて読んでみてください。
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 | 『城市郎の発禁本人生』 平凡社 price : ¥2,625 release : 2003/08/21

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資料をよく読みこんだ労作
とてもとてもとても面白い本!鴎外の日本兵食論だの、審美綱領だのを読み始めてはみたものの、途中で放り出した身としては、それがどういう意味があり、明治時代においてどのように位置付けされるかわからなかったし、テーベ百門の大都と称される鴎外の幅広い教養に圧倒されるのみであったが、著者はその教養の中身を、同時代との論争を通じて明らかにする。今の立場から見れば,まあこんなもんじゃないかねえ、とは思うが,鴎外ってのはとんでもないイヤな奴だったらしい。坂内正という人も書いていたが、エイズ事件の、あのアベタケシと双璧(?)といった感じ。 久しぶりにスリリングな本を読んだ。
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 | 『村上世彰「私の挑戦」』 あさ出版 price : ¥1,470 release : 2005/12/10

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逮捕されたから言うんじゃないが・・・
ライブドアを使って、日本放送株を買い占め、ライブドアを裏切って売り抜けるというインサイダー取引による証券取引法違反で逮捕されたから言うのではないが、私の人生観の中には、汗水たらして働け、他人の金を使って儲けるな・・・というのがある。 人生の師と仰ぐ「山口瞳」さんは、「所詮株屋」として、株式投資する人間を最初から、「まっとうな人生を歩む人でない」と決め付けていた。 ここ数年の低金利の中で、誘惑に駆られないこともなかったが、所詮は、資本主義経済を名乗ったギャンブルであったろう。ギャンブルにイカサマはつき物である。 そのイカサマを推奨する人がいることは「当時は気がつきませんでした」では済まされないでしょうね。
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 | 『与謝野晶子』 河出書房新社 price : ¥2,243 release : 1995/04

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コンキチ&ナターシャの絵本ナビ
賢治の作品はやはり素晴らしいということを再認識しました、童話は 大学時代に全作読みましたがこの本を読んで再読しようと決心しました。 今年は賢治の全集を読んでみようとも思い出来れば単行本で読んでみようと 思います、賢治を知る手がかりになる本だと感じました、お奨めです!
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本気が伝わった!
読んでいてとてもすがすがしい本だった。起業のいきさつを述べた本というよりかは、著者の仕事に対する取り組み方、その具体的な方法を紹介している本だった。
著者の斉藤社長は人とのつながりをとても大切にし、普段からいかに細やかな心配りをしているかが行間から伝わってきた。「朝30分早く出社する」「自分が「社長」だったらと常に考える」など参考になる話がいくつもあった。
若いIT系起業の社長というイメージとは一味違う斉藤社長の人間力が感じられる一冊だった。
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とても良い。
これは三島氏と交友の深い澁澤氏の著作である。これには澁澤氏と三島氏の対談が二つ載っている。「天人五衰」「音楽」などの書評も載っている。三島氏割腹事件のすぐ後に書いた三島氏の回想も載っている。 これまでに、三島氏の評論は数え切れないほど沢山出版されているが、これはそれらとはちょっと違う。三島氏が澁澤氏へ送った手紙なども載っており、”生”の三島氏が見えるのである。
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ジョイス入門
ジョイスはことばの魔術師。街の匂い。聞こえてくる人々の猥雑な会話。キャラクターのうごめく意識を交錯させながら、描き出す。『若き芸術家の肖像』、『ユリシーズ』。知識が多ければ多いほどおもしろさを感じる場面が増えていくことは確かだけれど、注を飛ばして読んでいったら読んでいったで、夢中になれる作品である。ジョイスを知ってジョイスを読むと楽しみはさらに広がる。エドナ・オブライエンの本伝記は、ジョイスとノーラの関係を軸に、ジョイスの生涯を詩的な表現を使って描いている。
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 | 『こんにちは一葉さん』 日本放送出版協会 price : ¥872 release : 2004/11

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お買い得な入門書
若手随一といってもいい英文学者による近年稀に見る、分かりやすく、コストパフォーマンスの頗る高い1冊。CD付きである。シェイクスピアを研究しようというのではなく、親しもう、という若い世代にも格好の入門書。なんといっても全戯曲を時代順に収録。収録されている作品の一つ一つは短いものの、全部をカタログ的に眺められるのは捨てがたい魅力。朗読もしっかりしており、巻末に『あらすじ』と『人間関係相関図』があるのが付加価値を高めている。高校生の夏休みの宿題にどうですか?変な文法問題集や、長文読解やらせるより、よっぽど健全ですよ。
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自慢話をカットすれば
なかなかベンチャースピリットにあふれる魅力的な方である。当然語るストーリーも内容的におもしろいのはまちがいない。しかし、しかしである。なぜここまで俺はこんな知り合いがいるんだぜー的な雰囲気を出してしまったのか残念です。 まぁとはいえ、一日300件の飛び込み営業の話は凄いなとおもったし、唐澤さんの学生時代からのかざらぬ心情がつづられている感じは読みやすくためにもなった。あこがれの女性と付き合いたいから営業成績トップを取ったなど、すごいひとも意外に動機はこんな単純なんだと新たな発見にもなった。秘かに次回作を期待しています。
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 | 『転形期の太宰治』 洋々社 price : ¥2,520 release : 1998/01

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批評というステージから読む太宰治
昭和十年前後の太宰治の小説作品を、「論じた」であるとか「分析した」であるというよりは、正しく「読み解いた」というのが似つかわしい、批評性の高い一冊。山崎は、標題にも冠された転形期という時代に、文芸評論をはじめとしてどのようは批評言説が〈歴史〉を織りなす力線であったのかを明るみに出しながら、そうした布置に太宰治の小説を、時には置き直し、時には接続し、そして時には拮抗させていくという、これまで行われたことのなかった綿密かつ抽象度の高い作業を積み重ねていく。そこから立ち現れてくるのは、小説の新たな局面・読解可能性ばかりでなく、手垢にまみれていない、まさに「転形期」という時代を抜き差しならぬ現実としてを生きた太宰治であり、太宰治を論じる者ばかりでなく、「転形期」について考える際の必読文献であることは間違いない。
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篁版「俺が、つくる!」
いわんとしていることは「俺が、つくる!」と同じなのだが岡野色があまりないのであまりおもしろくないかもしれない。 ただ、一点本書で学んだ苦情に対する対処法は自分も利用させてもらおうと思った。方法と意図はちがえども山本寛斎氏の営業活動のエピソードに似ている。 読んでも損はないがそれほど岡野氏に関しての思想などに別の視点で触れて立体化してくれるほどの本ではない。
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資料収集の努力に加点
漱石の作品に出てくる食事、また漱石自身が食したメニュー、それから当時のいろいろな食堂、レストランにおける様々な食事内容からサービスの形態まで、よくまあお調べになられましたね、って感じ。 レシピとはいっても実際に出てくる食品ないしはメニューのつくり方などはほとんど出てこないので、そちらを期待する人にはちょっと、かな。でも、もともと食べ物には目がないのよ、という人にはとっても好奇心をかきたてられる内容です。そして漱石ファンの人にはこの文豪の新しい側面を見ることができるはずで、新鮮なのではないでしょうかしらん。 ただ、私は上野の精養軒には子どもの頃から行きつけているけど、ちっともおいしいと思ったことないのよね。
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「宮沢賢治なるもの」のファシズムに対する痛烈なる警告
宮沢賢治、彼を「日本有数の国民的童話作家」とか「博愛と人間愛に満ちたヒューマニスト」として「神話と崇拝」の対象としている日本人が圧倒的に多く、そのため、彼の文学および思想に対する批判的検証がほとんどなされてこなかったという現状がありました。 しかし著者はこのような「宮沢賢治ファシズム」現象に対して鋭い警鐘を鳴らしています。 その根拠として、著者は宮沢賢治の代表作である「グスコーブドリの伝記」、「銀河鉄道の夜」、「永訣の朝」、「よだかの星」「アメニモマケズ」の分析、ゴリゴリの日蓮宗としての宮沢賢治の思想行動を通じ、宮沢賢治が博愛主義者でも世界に通ずる文学者でもなく、思想的な思考停止や不可知論により、苛烈な現実世界との緊張感も全く持っておらず、数々の自己犠牲の事例を出し、それを有形無形に弱者に対してそれを押し付け、弱者が強者に抵抗する術を放棄するように薦めようとする「強気を助け弱きを挫く異端審問官」であり、論理的な思考様式を放棄するように迫る人間であったということを挙げているのです。 そして社会問題に目をそむけ、不可知論と思考停止、さらに大勢順応主義を読者に要請する宮沢賢治の著作が時の権力者にとって庶民を支配するためのイデオローグとして都合よく利用されてきた事実を通じて、著者は「宮沢賢治は国際的に通用する作家で決して無い日本人の保守的なメンタリティーの代弁者では無い」と診断しているのです。 私も、宮沢賢治のマニフェストである「世界全体の幸福が無いうちは個人の幸福はありえない」という文言を聞いて宮沢賢治はファシズムに通ずる思想の持ち主ではないかと考えてましたが、やはりそのような器具はこの著作を読むことによって疑問は確信に変わったと感じました。 もしも本当に今でも「宮沢賢治なるもの」に対する無批判的な賛美、追従が圧倒的であるという現実を克服し、論理的、批判的な思考能力を養うためには、この著作のような宮沢賢治へのまっとうな批判が現れたことを契機に、宮沢賢治に対する批判的、論理的な検証が本格的になされることを望むものであります。
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 | 『家族的経営の教え』 アートデイズ price : ¥1,680 release : 2006/01

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本に込められた想い
やや甘美な色調の表紙だけれど、「宮沢賢治」の名にひかれて本を手にとりました。ページをめくっていくと、たくさんの写真が光をはなって目にとびこんできます。自然の一コマ一コマが美しく切り取られて、まるで宝石箱をのぞいたような気分になりました。写真と文章がここちよく響きあった本です。 わたしは賢治の作品には少ししかふれてきませんでしたが、この本を見て、また賢治を知りたくなりました。この本は、賢治の世界にいろいろな角度から出会えて、味わえる導入編の役目をしてくれそうです。 1、生きものたちへのまなざし 2、大地との語らい 3、風と水をめぐる旅 4、宇宙との交換 の4章仕立ての構成もグッドです。 そして、巻末に寄せられた、写真家・瀬川強さんと藤井旭さんの文章がとてもよかったです。
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 | 『カフカ、映画に行く』 みすず書房 price : ¥2,625 release : 1998/08

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 | 『トルストイ』 清水書院 price : ¥893 release : 1998/12

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今こそトルストイの言葉を。
「一人の人間の生き方を学ぶ価値が本当にあるのか。自分自身の人生すらわからない世の中なのに、なぜ他人の、しかも遠い過去の人間の生き方を学ぶ必要があるのか」。 このように思う人も少なくないと思う。しかし、こういう世の中だからこそ、過去の偉人に学び、その人生を自分の生き方と照らし合わせて見るのも良いと思う。この本は比較的短く、読むのにも全く苦労しない。特にトルストイの三つのたとえは正しさに満ちている。今の狂った日本社会を変えるカギはトルストイの生き方の中にあるとも言える。とにかく自分をすこしでも人間として高めたいと思う人におすすめです。
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故中内氏側近の記した、中内オーナー随聞記
故中内氏に38年間仕えた側近、それも最近まで流通科学学園に職のあった人による手記です。 著者は広報や秘書の経験が長かったかただけあって、中内氏の経営者像や「中内ダイエー」時代の社風を、分かり易く伝えてくれています。
「側近」の手によるものとはいえ、中内氏の所業を手放しで礼賛し回顧している訳ではありません。中内氏は、オーナーとして、従業員、特に経営幹部を文字通り「人材本位」で起用していたこと、その結果、斃れるまで重用されたり、一通り重宝したのち人材としての「旬」が過ぎるとゴミのように棄てられてしまう幹部が多かったことなども忌憚無く言及されています。 このあたり、サラリーマン社長企業に勤めて長い私には「サラリーマン経営者にはない凄みだな」と思われました。
中内氏は、晩年、彼の蹉跌に対して、水に落ちた犬を打つような厳しい批評に晒されていましたが、その最中でも、流通科学学園でのゼミ指導に注力していたとのこと。「自分が切り開いた流通ビジネス・モデルのコアの部分は、後進に伝える価値があるはず」と信念を持っていたのだな、と私には思われました。
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 | 『太宰と安吾』 バジリコ price : ¥1,890 release : 2003/04

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貴重な一冊
孤狸庵と遠藤の両面が見られます。 幼年時代から晩年に至るまでの写真があり、 面白いです。遠藤の作品に何度もかかれている かれの母親の写真もあります。 これに目を通してあらためて 彼の生涯は「母なる神」を求めつづけたものなんだな と感じました。
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チェーホフとチャイコフスキー
チェーホフ劇を稽古する中で、彼がチャイコフスキーと交流があることを知り、この本を買った。ここでは二人のそれぞれの人生を辿りながら、やがてリンクしていく様が克明に書かれていて、興味がつきない。様々な人の証言も入り、臨場感がえられ、二人はあのロシア農奴開放の混沌とした時代に、会うべくして出会ったアーティストと分る。チェーホフは音楽好き、チャイコフスキーは文学好きで、そこに堅苦しいイメージはなく、アーティストとしての好奇心溢れる創作力のもとに、ピュアに生きていたと分る。チェーホフを理解する上で、かなり参考になる本ですね。
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 | 『三谷康人 逆転人生』 いのちのことば社 price : ¥1,575 release : 2001/07

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物より心に
逆転人生は、この世に「出生競争」で隣人を踏み台にして自分を高める流れから真実な心を持って人生を歩む時に行われる本当の成功を示しています。理想と現実がありますが、いつの間に私たちは、現実に負けて自分の理想を失ってしまうが、この本は、真実・理想を保ちながら歩む時に、現実で成功が着いてくることを教えています。 ビジネスマンやサラリーマンにお勧めです。 特に、企業を経営している皆さんには、必須です。 カネボの一企業が成功した裏には、このような中心メンバーがいるのがわかりました。 最高の本です。
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アルキメデスは手を汚さない
青春推理の原点、ということだったが、いまいち主人公たちに 共感できなかったなあ。むしろ被害者に同情してしまった。 「怒れる若者」という70年代的時代背景が濃厚な作品。
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詩情豊かに綴る半生記
ほぼ1日で一気に読了した。「ビジネスの論理」というタイトルからすると、ビジネスの要諦を述べた「経営本」を読者は想像するかもしれない。しかし、実際の内容は、著書の学部学生時代から現在にいたるまでをエッセー風に綴った半生記である。イメージとしては、日経朝刊に連載されている「私の履歴書」に近いと言えるだろう。著者は文学や美術を愛し、一時は画家を志すほど多感で芸術的な感性に恵まれる一方で、難関国家資格にチャレンジし、今ほどベンチャービジネスが盛んでない時代に、一つの企業を起こして東証1部上場まで育て上げる、タフな精神力と体力の持ち主でもある。この一見すると矛盾した要素を併せ持つことが著者の人生を実り豊かなものにした、と評者は理解している。また、学生時代にインドを放浪した経験や、成就することなく終わったかつての恋人に対する憧憬が率直に綴られており、そのナイーブなまでの文体に、読者はある種の驚きと感動を覚えるであろう。感受性が豊かであるがゆえに、社会の荒波に飛び込んでいくことに躊躇している若い人に本書を薦めたい。きっと勇気を与えてくれるに違いない。
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 | 『永井荷風』 講談社 price : ¥1,223 release : 1989/01

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 | 『荷風の永代橋』 青土社 price : ¥5,040 release : 2004/12

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あいかわらず頑張ってる草森
草森も、もういい歳のはずなのだが、あいかわらず頑張ってる草森の姿が伝わってくる良書。本書は荷風の日記を熟読玩味しながら、荷風の生き様とその時代を精密かつ大胆に活写する。草森らしい細部へのこだわりが、他人に読ませるべく書かれた日記を読むという、どうでもよいような行為を発酵させるようにして、批評家草森の真骨頂が発揮される。
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語る記憶への嫉妬
ジャン=イヴ・タディエの「評伝プルースト」、リチャード・エルマンの「ジェイムズ・ジョイス伝」と並ぶ輝かしい評伝。訳者も言う通り、ナボコフの評伝に関して今後これを越えるものは現れないだろう。と言うのも、天才の伝記を書くに当たっては、伝記的事実のみならず、作品そのものが語られなければならないが、本作では1940年までのほぼ全ての作品に対して言及がなされているからだ。殊に下巻第13章のナボコフ論と14章の「ディフェンス」論、20章の「賜物」論は、独立して読むことも可能な優れた評論。ナボコフ自身が、天才詩人を描くために「青白い炎」の中に登場人物シェイドの999行の詩をすっぽり入れてしまった方法にならい、この評伝の中には作品論がまるごと埋め込まれている。 あのナボコフが、弟の日記を盗み読み、秘密を知ってしまう、とか、一度は不倫もしていたんだ……とかいう素顔のほほえましさもいいが、ナボコフの知性と文才には今更ながら圧倒される。何より驚かされるのはその記憶力だ。「記憶よ、語れ」の作家は、人生におけるエピソードだけでなく、自作のほぼ全てのエピソードを正確に覚えていたという。そう、ナボコフを読む喜びは、いつでもその記憶力への嫉妬と背中合わせだ。どうしてこのかけがえのないエピソードや文章を全て暗記することができないのだろう……という。だから凡人は、何度も何度でも、繰り返しナボコフを読みたくなる。あわせてナボコフに愛されたプーシキンやゴーゴリ、フロベールも。 残念ながらこの評伝は、アメリカ移住の手前で終わっている。つづくアメリカ時代の評伝は既刊だが、まだ日本語版はない。一刻も早く「ロリータ」執筆中の作家の表情に触れたい! それから、「賜物」「アーダ」その他の復刊を今すぐにでも!
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天才は天才を知る&類は友を呼ぶ・・・のかな?
以前TVに出演されていた黒木氏が盛田氏の活躍や魅力を自分のことのように嬉しそうに話をされているのを見て、TVを通してでも黒木氏自体の頭の切れや魅力にあふれていらっしゃる様子が伝わるのに、その人がそれほどまでに惚れ込まれている盛田氏とはどんな人なのか?と興味を持って読んだ本。 黒木氏が人間的魅力あふれ器の大きな盛田氏と出会い、内に持っていた能力を最大限に発揮する場を得ることができて、生き生きとソニーで仕事をされていたのが良く伝わってきました。井深氏と盛田氏の絶妙のバランスやエピソードも大変ほほえましくて楽しく、ライバルだったと言われる松下氏との関係も盛田氏のすぐ側にいた人ならではの視点で書かれているので興味深いです。 筆者の黒木氏は盛田氏のいたソニーだったからこそ、その能力を伸ばす場を次々に得られ存分に活躍された方で、もし同じ時代に他の会社に中途採用されていたら、その個性と能力をこれほどまでに開花できていたのか?と言われたらNoのような気がします。 この本を読めば読むほど盛田氏の人間の器の大きさを感じ、そんな人と出会えた人の幸運を感じずにはいられない本です。
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時代を見据える本
本書では、堀江氏を信長に、三木谷氏を秀吉に、孫氏を家康になぞらえるという、画期的な試みがなされている。 単に名だたる戦国武将と現代のビジネス社会で戦う社長たちを対比しただけでなく、戦国時代の史実に至るまで、最先端ビジネス用語を用いて解説している点が興味深い。 また、堀江氏、三木谷氏、孫氏がこれまでに行ってきた経営手法の理解やマスコミで取りざたされている様々な事件の謎解きにも役立つ。 ビジネスフィールドの共通性ゆえに、この3者はこれからも常に三つ巴の戦いが繰り広げられることになるのだろう。 一般向けの本だが、日本的経営パラダイムから企業価値経営パラダイムへの転換など、著者の学者としての鋭い洞察力も窺える。 これからの時代を見据えるための有益な一冊と言えるのではないか。
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 | 『D・H・ロレンス詩集』 文化書房博文社 price : ¥3,670 release : 1995/03

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 | 『村の名前』 文藝春秋 price : ¥460 release : 1993/08

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新世代への過渡期的作品
文学は、性とアイデンティティーを求めていた時代である。しかし、時代が若干問題意識のズレを露呈してもいた。次の時代の中心課題は、宗教とナショナリズムだろうと評論されていたように思う。 はっきりいって、この時期の純文学は力をなくしていた、いや、文学全体が力を失っていた。村上龍がわずかに異彩を放ち、よしもとばななとかとか村上春樹が溝を埋めてた。 だから、たしかにこの話は面白い。併録の「犬かけて」も、後半ぐいぐい面白い。だけど、どこか無理がある。次世代の課題に偶然近かった題材を取り上げた作品が、たまたま時流にあったのかな、と思わないではいられない。だから、どういう傾向の作品がどんなタイミングで芥川賞候補になるかという、情報としての価値もあるかもしれない。 少なくとも、一定時間の経過した今、作者から社会への挑発がない作品であったことだけは、はっきりしている。
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 | 『太宰治と夢野久作』 文芸社 price : ¥1,470 release : 2005/05

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 | 『遠藤周作論』 双文社出版 price : ¥2,940 release : 1987/11

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取捨選択そして実行
1.問題解決力、2.キャリア開発力、3.発想力・企画力、4.対人関係力、5.営業力、6.業力・稼ぎ力の6つの観点からその道のプロが簡単にポイントを記載している。文庫本の分量や著者の書き方によて中身に濃淡がある。恐らく好き嫌いもあるだろうが、気に入ったところを抜き出して、実際に実行することが大切。 気に入った部分は、 1.では高井氏の「パワーモーニンガー」=早起きをして、他に先じる人。「即時即刻処理」、御立氏の「シャドーボクシング」「イメージとロジック」、 2.では重茂氏の「運は往々にしてピンチの顔をしてやってくる」=非常にリスクだらけに見えるが飛び込んで一生懸命やっていくことで次の運が開けてくる、高橋氏の「ポリシーやこだわりを持つ、トレンド感・価値観を持つ、人」自分で=自分のキャリアを作れる人。 3.では、くらた氏の「答えは”自分”ではなく、”相手”にしかない。」、加藤氏の「カラーバス」=誰かとの会話で得られる気づきを、街からもらう感覚の考具。「聞き耳」「ちょいメモ」、 4.では、箱田氏の「喫茶店方式雄弁術」「目力をつける」「言葉を絵で書く」、 5.は著者で千差万別。営業のやり方が違うので、自分に合った方法を選らべば良い。 6.では、主藤氏の「経営はスポーツと同じ。はじめはとにかくアウトプットという体験をしてみる。」「ビジネスでは自分の直感こそが一番大切」、堀之内氏の「流れに従い、志を変えず。」 一つでも気に入ったことを日々の生活・仕事で実践してみると随分変わってくるのではと思う。
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 | 『子規百句』 創風社出版 price : ¥840 release : 2004/09

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柿食えば...
正岡子規の生涯の俳句から100句が選び出され、さまざまな人が鑑賞文を書いています。「柿食えば鐘がなるなり法隆寺」をはじめとし、有名な句はひととおり押さえてあるような感じ。句集というもの自体初めて読んだのだけど、解説が細かくてすごく読みやすかった。いやいやそれは情景を想像しすぎだろ、とたまに鑑賞者につっこみつつ読みました。 しかしほんとこの人、食べ物好きだよな。和むわ。
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忙しい業務の傍らでこれだけの力作とは…
著者は、土木工学関連業務に従事している理数系の人間である。土木工学関連の論文を発表しているが、本業は文筆業ではない。通説を覆すというか、実に新鮮な視点で宮本武蔵像を展開している。多忙な業務の傍らで、これだけの力作を残すとは驚きである。第二弾を期待したいところである。
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 | 『実存と人生』 白水社 price : ¥2,625 release : 1996/07

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裏賢治
賢治にこんな読みかたがあったのか?なんか、作者の独りよがりのところもあるみたいだが、興味深く読ませていただきました。裏賢治ですね。賢治がこの本に書いてあることを、意識的に書いていたのなら驚きです。
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 | 『堤 義明 闇の帝国』 光文社 price : ¥1,575 release : 2004/02/04

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帝王の心の隙間
まず、筆者に脱帽をします。手間隙をかけた取材を元にひとつの推理小説のようにつづられ人間の赤裸々な部分を文字にするシビアな部分と真摯な部分とそれぞれの魅力を感じるノンフィクション。時代の流れと一子相伝のビジネスマニュアルを子が引き継ぐ・・そこには言葉にならない葛藤や摩擦が前面にありその人の内面に潜むものがなかなか出てこない。筆者が文字にした物で読者がそれを汲み取るという実に繊細な物語でした。その人が人としあるべき姿であったなら私はこの本を読むことはなかった・・・ジャーナリストの精神がこの本にはありました。
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 | 『愛する作家たち』 コスモの本 price : ¥1,529 release : 1994/12

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 | 『漱石人生論集』 講談社 price : ¥893 release : 2001/04

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