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バレ句を知る
正直言ってこれは笑える。川柳の中で下ネタを題材としたものをバレ句という。たった17文字の中での粋な表現。読むものの創造と解釈する力も要求される。著者はこのバレ句を江戸時代の川柳句集の中から体系的に抜き出すという、“偉業”に挑戦している。その対象とする句集の範囲の広さ、バレ句の割合の推定、時代に沿った整理など、著者によると前代未聞のアプローチだ。江戸文化の側面を感じるための一冊。著者が都立高校の元校長というのもなんとなく風情がある。
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「猫のベルタ」ファン必読
近年精力的な活動を続ける日本詩壇のホープ、平出隆が1990年代に書き溜めたエッセイ集が、ついにまとめて刊行された。『葉書でドナルド・エヴァンズに』に関連する「glad day」、氏の愛する野球とそれにまつわる美術作品について書かれた「ball, bat & art」、そして運転免許にまつわる「kafka's drive」の3部から成る。 まず装丁の美しさに目を引かれる。本文中にも、氏の手になるカラー図版が豊富に入っていて、表題にあるとおりバットを持った少年の登場するウィリアム・ブレイクの絵などが見られる。図版のページには、必ずドナルド・エヴァンズの描いた架空の切手が添えられている。『葉書でドナルド・エヴァンズに』に出てくる不思議な猫ベルタの写真があるのもうれしい。 『伊良子清白』での綿密な仕事ぶりとは趣が違い、肩の力を抜いて読めるエッセイ集になっている。氏の「蕎麦好き」「相撲好き」は意外だった。ほほえましいのは自動車の教習を受ける「kafka's drive」シリーズである。ハプニングの連続もおもしろいが、そこに夏目漱石や萩原朔太郎の自転車のエピソードなども盛り込まれていて、さすがは現代日本を代表する詩人だと思わせる。 すがすがしく、若若しさに満ち、なおかつユーモアのある作品に仕上がっている。
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 | 『人間の悲劇』 講談社 price : ¥945 release : 1997/02

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疑惑の自殺
ロシアの詩人マヤコフスキーの死は長らく自殺とされてきたが、著者の綿密な調査により、「他者に強制された死」である事が判ってきた。 マヤコフスキーの周辺人物を調査していくと、諜報機関の関係者が非常に多い事に驚かされる。 本書には写真が豊富に掲載され、マヤコフスキーという名を知らない人でも、興味深く読めるノンフィクションである。一つ残念なのは著者が執筆半ばにして亡くなり、結末を目前にして未完のままになっている事である。
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 | 『詩集 若葉のうた』 勁草書房 price : ¥2,625 release : 1986/12

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じいちゃんも貝になろう
いつか出会った詩、いつか出会う詩。放埒な詩人の”じじ”は、自らの人生の冬に芽吹いた若葉への困惑と寂寥に身悶える。その乾いた髑髏からしたたる乳の強い滋味、孫娘への愛は時に肉感的でエロチズムである。
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著者自身の反骨精神と独創的見解
著者の荘魯迅は1956年上海に生まれ、文化大革命の辛い影響を受けながら幼時を過ごした。その経験から、個性の解放を求めた唐の詩人たちに共感し、また、彼らの生涯をダイナミックにとらえることこそ、彼らの詩をよく味わうことに通じるという思いを抱いて、本書を書いたという。したがって、唐を代表する詩人、陳子昂(ちんすごう)、孟浩然(もうこうねん)、李白(りはく)の愛と反抗のロマンを描きながら、そこに著者自身の反骨精神が重なり合っている。 孟浩然について述べた第2章では、この詩人と小真娘(しょうしんじょう)の恋を想像して、一夜の場面を、簡潔ながら、いとも美しく感動的に描き出す。そして、千年以上にわたって季節の移ろいをうたった傑作と見なされてきた浩然の「春暁」と題する詩、「春眠暁を覚えず…」のまったく新しい解釈を示す。また、李白に関する第3章では、「秋浦(しゅうほ)の歌・その十五」の始めの「白髪三千丈」という表現は、単純な誇張ではなく、愛する妻を失ったことについての、つきない悲しみを託したものであると推測する。いずれも、巻末にかかげられている多くの文献を参考にした上での、大胆で独創的な見解である。 残酷な戦いの歴史についての話も頻出するが、その描写も、戦争をやめるためには、まず歴史を知らなければならないという著者の思いによって貫かれている。詩を愛する人々や、アジアの平和を願う人々にぜひ一読を勧めたい本である。
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おもしろいですよ
すっきりする、そんな句ばかりです。20代の私からみて、古くさかったり、がちがちだったり、飛躍が受け取れなかったりする俳句が多い中で、この句集はもう腑に落ちる句ばかり。 買って損なしでした。
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 | 『永島靖子集』 ふらんす堂 price : ¥1,995 release : 2004/06

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 | 『ありがとう』 総合法令出版 price : ¥1,260 release : 2001/03

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感謝の念(社員教育に特にお勧め)
ご自身の為にももちろんですが、とにかく社員教育に絶対お勧めの一冊。お客様へ感謝するという出来そうで出来ない事が自然に出来る様になり、社員の態度がガラリ変わります。
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ジュリエットとロザラインは従姉妹
これほど古典的で新鮮な恋愛物語は二度と出て来ないと思われます。シェイクスピアに最高の賛辞を送らずにはいられません。この戯曲中に登場はしないが気になる人物が一人います、ロミオがジュリエットに会う前に恋焦がれていたロザラインです。このロザラインについて素性を知る唯一の手がかりはジュリエットの父キュピレットが記した舞踏会の招待者リストに my fair niece Rosaline (我が麗しの姪ロザライン)と書いてあることです。なんと、ロザラインはジュリエットの従姉妹にあたるのです。当然、ロミオのモンタギュー家と対立関係にあるキュピレット家の一員です。また、ロミオが殺したティバルトとは義理の従兄妹関係である可能性は高いのですが、血の繋がった妹であった可能性もあるのです。ここまで考えるとシェイクスピアの術中に完全にはまってしまった感がありますが、ついでにもう少し。ロミオがロザラインに求愛していることはキュピレット家では知られていません。もし、ロザラインがロミオを嫌う性悪女だったら、彼女はロミオのことをキュピレット家じゅうに言いふらし、物笑いの種にしていることでしょう。こうなるとロミオの悪評はジュリエットの耳にも入るでしょうし、舞??会からも締め出されていたかもしれず、この恋愛も両家の和解も無かったでしょう。ロザラインは天使か、もしかしたら両家の不和のために自分の気持ちを胸に封印して本当はロミオのことを愛していたのではないでしょうか。これは単なる深読みのしすぎでしょうか、シェイクスピアはここまで計算していたのでしょうか。
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 | 『20年詩』 文芸社 price : ¥1,155 release : 1999/03

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 | 『はじめての漢詩創作』 白帝社 price : ¥1,890 release : 2005/09

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教科書なら納得、入門書なら止めておいたほうが・・・
書店に、これしかなかったので、とりあえず買いましたが、 はっきりって、漢詩の作詩入門書ではなく文法教科書です。 「はじめて、漢詩を創作してみたい」という方には、まったく不向きと思います。 全体的を通して、漢詩創作よりも、漢文文法に重点がおかれすぎて、 学校の漢文の教科書よりわかりにくい表現が多々。 章立ても、一貫性を感じません。 まるで「あんたらに漢詩創作なんて無理なんだよ」と云われているようです。
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 | 『歩道の終るところ』 講談社 price : ¥1,890 release : 1979/01

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英語の授業で使っています
英詩を楽しむ授業をしようと、購入しました。 絵を見せて、詩を考えさせたり、読み取らせたり、味わったりして使っています。文法的には優しいものが多いので中学生でも楽しんでいます。 授業のスパイスにどうですか。
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温かい。
大切な人に伝えたい言葉がたちが、納められた本。前に進むパワーを与えてくれる言葉たちが、散りばめられた本。 全ての言葉に、温度があって、温かくなれる、心に優しい一冊。 嬉しい時、楽しい時、悲しい時、寂しい時、つらい時。 どんなときでも、そばに置いておきたいと想える一冊。
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ネーミングのうまさ
大室幹雄氏の書名のネーミングのうまさには、いつもうならされるが、本書名もその例外ではない。「月の瀬」(つきのせ)を「月瀬(ゲツライ)」と読むシノワズリ(シナ趣味)の江戸人たちの風景の見方、つまり自然をそのままに見るのではなく、社会的秩序に従って見ること。ここでは彼らの頭を満たす漢文の世界観、審美観によって風景を見出すこと、それはほとんど幻想であること。本書のポイントが、もうすでに書名に見事に表徴されている。しかも、ゲツライゲンエイと頭韻まで踏んでいる。大室氏のテクスト解読力は、あの『劇場都市』シリーズですでに定評のあるところだが、ここでも江戸漢文に対して遺憾なく発揮されている。「あとがき」でふれられているように、本書には後編がある。その後、大室氏は理論的発展として、『志賀重昂『日本風景論』精読』と『ふくろうと蝸牛』をすでにものしている。後編まであと一歩なのだが、本書の終わりに近い部分でふれられた、渡辺崋山のモダンな明るい風景画、大室氏によれば「崋山が見たのは山水ではなく自然であった、そこで描かれたのは彼自身の風景であった。」という、この部分が更に発展して一書と成る可能性も否定できない。刮目して期待しよう。
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 | 『鑑賞俳句歳時記』 文藝春秋 price : ¥2,000 release : 1997/05

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 | 『山の詩集』 筑摩書房 price : ¥1,470 release : 1991/07

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 | 『陶淵明集全釈』 明治書院 price : ¥8,400 release : 2001/02

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陶淵明研究の基本書
陶淵明は中国六朝期の詩人。彼の詩風は後代、唐詩の作家達に大きな影響を与えました。中国の漢詩に於いて、非常に重要な役割を果たした人物だといえます。 本書は陶淵明詩を学ぼうとする人にとって、必須の書となるでしょう。語釈・通釈・解釈etc…様々な研究の結果が集成された本です。陶淵明の全詩を詠みながら、田園自然の素晴らしさをご堪能あれ
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 | 『評伝 西脇順三郎』 慶應義塾大学出版会 price : ¥3,150 release : 2004/10

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ブローティガン! ブローティガン!
彼が日本の文化、ことに俳句に関心を寄せていたことは有名で、なかでも芭蕉や一茶を好んで読んだらしい。その影響からか、作品の殆どがソネットと呼べるものばかりだ。 「突然訪れた無垢のように清らかな日々にぼくらは見るのだ、空中にパンチ アウトされる聖人たちの姿を」 とか、「あたしの糞ったれ人生の最高に見事にハングリーな朝はフライドポテトのようにファックしてよ」 など。 後者は辻征夫の詩にも引用されているから、ご存知の方もおられるだろう。訳者は、詩人の中上哲夫さん。名訳だと思う。ウイット、ユーモア、ペーソス、普段は気付くことのない寂しさを感じる。現在、ブローティガンの和訳された詩集のなかでも、私は本書が最も好きだ。お勧めしたい。
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 | 『光のとりで―詩集』 花神社 price : ¥2,415 release : 1997/11

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愛する妻にささげられた詩
この作品は51の抒情詩と劇詩がおさめられている。その多くは劇的独白という手法を用いている。詩の内容は恋愛が多いが、芸術や宗教も少なくない。フラ・リッポ・リッピなどは画家の独白でとても生き生きした詩である。
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温まる作品
「直筆」と言うのがすごく温まります。 作品によって色々な筆を使い分けていて、細かい部分までにこだわり「詩を伝えよう」と言う感じが伝わってきます。 作詞家としても勿論素晴らしい作品を残していますが「詩人」としてもものすごいこだわりを持った素晴らしい作品を書く方と言う感じが伝わってきました。
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 | 『チョコレート革命』 河出書房新社 price : ¥1,050 release : 1997/05

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どーなのよ、これ
学生時代に読んだ時は、ありありと詠んでいるなー、なんて思ったものだけれど、今になって読み返すと、「なんかかぶれてるんじゃないか、この人?」と思ってしまう。この人は色々短歌の評論本も出しているけれど、たくさんの伝説的な女歌人を知っていくうちに、自分をそういう人たちと重ね合わせてしまっている、というか…。たとえば与謝野晶子や中城ふみ子なども不倫の歌でその地位を確立したものだけれど、この人の不倫歌は到底先代たちのものには及ばない。気障だけれど、正直に言って歌そのもののレベルが違う。晶子やふみ子の歌は、歌わなければ病んででもしまいそうな、誰にでも向けられたものでもないような発散的なところがあると思う。でも、俵万智のこの歌集の中の歌は、およそ、大衆に対して、「私はこんな恋をしてるんですよ」と大っぴらに「見せつけて」いる感じがする。誰かに不倫の事実を知ってもらいたくてたまらないといった感じ。 あまりにも歌が説明的である。前のレビュアーの方が書いていた「お父さん」の歌といい、「泥棒猫! 古典的なる比喩浴びてよくある話になってゆくのか」など、その典型。 不倫をするということが良いかどうかは別として、もっと違った表し方はなかったものか?と思ってしまう。
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 | 『谷川俊太郎詩集 続』 思潮社 price : ¥3,990 release : 2002/01

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2冊セットで
掲載時期を考えると、「続」でない方とセットで是非とも揃えたい。 もう一冊、新し目の詩集全集が同じシリーズで出ています。
本文ページの装丁の美しさを教えてくれる、凄い本。
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 | 『島木赤彦/斎藤茂吉』 新学社 price : ¥1,430 release : 2006/05

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 | 『屋根裏の明かり』 講談社 price : ¥1,890 release : 1984/01

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【商品詳細】
シルヴァスタインは『おおきな木』(原題『The Giving Tree』)や『ぼくを探しに』(原題『The Missing Piece』)などの作品で多くのファンを持つ絵本作家。本書は、1コマ漫画風のペン画に、数え歌や早口言葉といった楽しい言葉遊びが添えられた詩画集だ。『歩道の終るところ』(原題『Where the Sidewalk Ends』)や、遺作となった『天に落ちる』(原題『Falling Up』)同様、ナンセンスでユーモアあふれる作風は、訳者の倉橋由美子が語るように、アメリカ版「マザー・グース」といった趣だ。 いかついおじさんの顔が皿の上で怒っている「顔のロースト頼んだのどなた?」、「立つのは腹が立つ」「犀んペン」といった単純なダジャレや、「生気あふれる盛期の牛を振ればあふれるミルクセーキ」といったリズム感あふれる言葉遊びなど、大胆かつ自由な発想からくりだされるイラストと詩134篇は、想像力をいやがうえにもかきたててくれるものばかり。また「マサニナニを連れたボクッテダレ」「形たち」など、主人公が自分に欠けた何かを求めて旅をする『ぼくを探しに』を彷彿とさせるものもある。詩人、漫画家、歌手、作曲家、演奏家と多芸多才だったシルヴァスタインの魅力をたっぷりと味わうことができる1冊だ。(中島正敏)
カフェオレと一緒に楽しめる一冊
この本は著者Shel Silversteinさんの直筆のイラストと短い詩で構成されているシリーズで、他に2冊ほどあります。そのうちの一節におしゃべりな女の子と口のきけない男の子のお話があります。「I love you」としきりに伝える彼女に対して口のきけない彼は一生懸命ジェスチャーを繰り返します。しかしながら彼女にはそのジェスチャーは何を言っているのか分からず、「あなたの気持ちがわからないわ」と彼のもとから去ってしまいます。去り行く彼女を見送りながら同じジェスチャーを繰り返す彼。彼女は知る由も無いのでした。そのジェスチャーが「I love you」という意味だということを…。 他のシリーズと同様、非常に簡単な表現の英語の詩と、なにより味のあるイラストが心を和ませてくれます。その詩の中には世の中を風刺したものから、ちょっとした日常に起きた出来事まで幅広く、ゆっくりとお茶を飲みながら読みすすめれば絶対自分のお気に入りの詩が見つかると思います。
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 | 『神的な様々の場』 松籟社 price : ¥3,045 release : 2001/10

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買う前に
. 買う前に文句を言うな 買ってから文句を言えよ 聞く気ないけど「買う前に〜」の例はさして出来がよくないけれど、この歌集にはもうちょっと出来がよい口語短歌が収められています。 それもそのはず、カリスマ歌人枡野浩一氏のブログ「枡野浩一のかんたん短歌blog」への投稿歌から、枡野氏自身が優秀作を厳選して掲載しています。 「短歌? そういえば、国語の時間に習ったな。文語体で、読んでも意味がよくわからかった」。その短歌が、あなたのすぐそばにある言葉でできました。 コンビニの前、喫茶店の片隅、アパートのこたつで、あなたやわたしがつぶやくひとりごとのように、あるいは誰かと交わす会話のように、だれにでもわかる日本語でつくられた歌の数々。 枡野氏の選歌によって、短歌はやっと学者の書斎を離れ、国語の教室から旅立ち、あなたやわたしが遊ぶ路上の言葉になったのだろうと思います。 ここに書かれていることが嘘か本当か、買って確かめてください。嘘だと思ったら、文句を言ってください。聞く気ないけど。
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 | 『鑑賞俳句歳時記 秋』 文藝春秋 price : ¥1,835 release : 1997/04

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風のめくる詩集
誰にでも勧められる詩集となると意外と難しいものだ。でも一冊だけ知っている。それがこれだ。 もとは「小説新潮」に連載されたコラムだったらしい。無名のものから有名なものまで様々な80編余の短めの詩が集められたアンソロジーである。中でも子どもの詩がハッとさせられるほどステキだ。
あさがおさん/おげんきにいますか/はい/いますよ (藤根優子「あさがおさん」)
一年生の詩だ。 ページをめくるのが楽しみな詩集、最後まで見てもすぐまた最初から見直してみたくなる詩集、風がめくるようにどんどんページが進んでしまうこと請け合い。虹色の風がこころを吹いていきます。
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 | 『連歌とは何か』 講談社 price : ¥1,575 release : 2006/10/11

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 | 『斎藤史』 本阿弥書店 price : ¥2,100 release : 1997/10

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小学校、中学校、高校の教育者にもお勧めです!
「詩のボクシング」は、有名になりましたが、その良さや意義の本当のところはまだ十分に理解されていないのではないかと思います。
私自身よく理解していなかったことが分かりました。しかし、読んでみて、かゆいところに手が届いてきたと実感しました。そして、一般の人だけではなく教育現場においても、「詩のボクシング」の場が、なぜ声の力、言葉の力を育てる力を持っているのかを深く理解することができました。特に小学校の教育現場での実践では、子どもたちの詩をたくさん載せて紹介してくれているので、子どもたちが声と言葉を体を使って楽しんでいる様子が臨場感を持って伝わってきます。
コミュニケーション能力を高めるには、まず人の声と言葉をしかっかり聞くことから始まるとするぼが「詩のボクシング」です。そして、その先にしっかりと言葉の表現力や読解力が身に付くことが目的化されているからこそ、全国各地の小学校、中学校、高校の現場に取り入れられて実践されているのだということも納得できました。
この本には、子どもたちの声と言葉の未来が凝縮されていると感じました。
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 | 『草の葉 (中)』 岩波書店 price : ¥798 release : 1998/02

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 | 『歌集 花道』 藤原書店 price : ¥2,940 release : 2000/02

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 | 『ボルヘス詩集』 思潮社 price : ¥1,223 release : 1998/12

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 | 『あなたのそばに』 集英社 price : ¥1,260 release : 1999/12

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恋をしてるなら。。
心の中でくすぶってた感情をはきださせてくれるような 言葉たち。 ひとつひとつの言葉は簡単で当たり前のようだけど 改めて読んでみると、「・・・そうなんだよね・・・」 と納得させてくれる。 恋する力を奮い立たせてくれる。 そんな素敵な本です。
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 | 『宮沢賢治全集〈1〉』 筑摩書房 price : ¥1,050 release : 1986/02

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『春と修羅』所収「永訣の朝」
賢治生前に発行された唯一の詩集『春と修羅』(大正13年刊)には「心象スケッチ」と題名の前に記されている。この作品には自然科学用語や宗教用語がちりばめられ、一種独特な宇宙感覚がある。どの作品も根底にあるのは「万物の幸福を願う」人間愛の追求である。中でも「永訣の朝」は、近代詩以降、深く精神領域に人の心を引き込む名編である。 東北花巻地方の冬の初め、みぞれの降る日に、最愛の妹トシが25歳の若さで死に臨もうとする時の詩である。
けふのうちに とほくへいつてしまふわたくしのいもうとよ みぞれがふつておもてはへんにあかるいのだ (あめゆじゆとてちてけんじや) この呼びかけから始まる56行の詩は、次の5行で終わる。 おまへがたべるこのふたわんのゆきに わたくしはいまこころからいのる どうかこれが天上のアイスクリームになつて おまへとみんなとに聖い資糧をもたらすやうに わたくしのすべてのさいはひをかけてねがふ
このように最後を力強く結んでいる。自分を棄て、衆生とともに生きる菩薩の道に至高性を見出し、深い宗教の世界への感動を盛り上げている。「細川キヨ聞書」によれば、臨終の後、賢治は隣室に去り押入れに頭を突っ込み慟哭したという(雅)
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永遠の応援歌たち
たくさんの洋楽の中から、時を超えて心に響く名曲を選んだ著者に感服します。 特に80?90年代は選ぶのに苦労したと思います。 あのMadonnaでさえ、80年代は夢見るような歌詞で歌っていたんですね。 だんだんそれが、女も戦わなきゃという意識に変わっていく・・・ しかしそれを包むかのように、男性ボーカルの曲はどれも優しい。 深い部分で共感します。
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 | 『午後の光』 パロル舎 price : ¥1,575 release : 2005/10

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ゆるやかな午後
午後から夜を思わせる、淡く落ち着きのある色使いの版画が我々を待っています。ページを開けば、身近で味わいのある詩がみごとに調和して独特の世界にいざなってくれます。ゆったりとした時間が流れるような午後、次第に光を弱めていく午後が日常の危うさと、心の落ち着きの間に1本の凛とした線をひいている。そんな印象を受けました。詩と版画のコラボレーション作品ですが、両者がうまくマッチした独特の世界は日々の喧騒を忘れさせてくれながらも、誰かが生きていることを、誰かが考えていること、誰かが生活していることを身近に感じさせてくれます。はじめてですね。こんな世界は。感動です。お二人の他の作品も見てみたいです。
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 | 『現代短歌作法』 新書館 price : ¥1,890 release : 2006/12

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貴方は本で泣けますか?
本は、読む人によって、受け止め方は違う。 この本を読んで、ジー〜ンと来る 本を読んでいて、泣けてくる。 そんな本です。
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 | 『山羊の歌』 日本図書センター price : ¥2,310 release : 1999/09

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 | 『マチュピチュの頂』 書肆山田 price : ¥2,625 release : 2004/12

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 | 『田村隆一』 思潮社 price : ¥2,520 release : 2000/08

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 | 『マラルメ詩集』 関西大学出版部 price : ¥2,520 release : 1996/06

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涙、涙
テレビで見てます。両親の生きている私は幸福。女性を悲しませない人生を送りたい。。。
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 | 『新編 地名俳句歳時記』 東京新聞出版局 price : ¥1,890 release : 2005/05

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 | 『アイの果実(み)』 文芸社 price : ¥945 release : 2005/07

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 | 『めぐりの歌』 思潮社 price : ¥3,360 release : 1999/06

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切なくて胸が詰まる。
必ずひとつは共感できる言葉に出会うよ!
全体的に寂しげだけど それは誰もが持っている、あるいは感じたことがある 心の中の葛藤や本音だと思う。
短い詩の中に 沢山の想いを託してる気がする。
心に響いてくる一冊です。
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読みました!
詩が好きなので、さっそく読んでみました。 みずみずしい音楽を聴いているよう・・・、美しい水彩画を見ているよう、そんな気持ちになりました。 そして、日々をもっと大切にしていきたいなあと思いました。お勧めは、最後の章の「いつか」。 これは母親なら誰でも、じーんとしてしまうのではないでしょうか。 他にも癒される詩や元気づけられる詩、懐かしい気持ちになる詩など、本当にいろんな思いを重ねられます。 カバーも素敵です。本全体の雰囲気とよく合ってました。 読むたびに、好きな詩が増えていく、不思議な力を持った詩集だなと思いました。
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 | 『四元康祐詩集』 思潮社 price : ¥1,223 release : 2005/07

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 | 『ポー詩集』 新潮社 price : ¥300 release : 1956/11

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大烏
エドガー・ポーはイギリスを代表する怪奇文学者ですが、 小説のほかにたくさんの有名な詩を残しました。 彼の詩の最高傑作として名高い「大烏」は、 静かな夜の窓辺で、愛しい人のことを思い悩む男の心理を、 窓から入ってきた烏に象徴させた作品です。 烏の泣き声が、男の絶望的で自虐的な妄想を象徴し、 駆り立ていく様子が巧に描かれていきます。少しでも詩やポーに興味のある方は、 ぜひ一度、読んでみてください
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 | 『橘曙覧・独楽吟』 グラフ社 price : ¥900 release : 2005/01

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蛇足の文章が…
橘曙覧の素晴らしい短歌が右ページに、その現代語訳を左ページに書いてあるのだが、翻訳の文章がどれもこれも最後に蛇足が…。 短歌をそのまま訳しただけで良いのに、センスの無い陳腐な言葉が付け足されることにより台無しになってしまっているのがとても残念です。
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その名を
詩人ポール・エリュアールの「自由」を絵本に編集。 この絵本でこの詩人のコトや「自由」という詩を知りました。 真摯な言葉でイメージを紡ぐ素敵な絵本です。演説台に乗りそこから「自由」を叫ぶことも必要なのかもしれないけど、 ただ、大切な人に聞こえるぐらいの声でその名を呼ぶ方がきっと説得力が あるはず。 クロード・ゴワランの挿絵も言葉のイメージを広げてくれるので好きです。
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 | 『そっと手をつなごう』 文藝春秋 price : ¥1,200 release : 2005/09/28

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大切な想い
大好きな彼と手を繋ぐのが大好きで、この本の名前に惹かれて買いました。
私にとっても彼にとっても大切だったお互いの手… 彼が海外転勤になってしまい想い合ったまま別れてしまったけれど、 私にとっては今でもかけがえのない手・ずっと繋いでいたい手です。
もし、また繋げる日が来たら… 私は、迷わず彼と手を繋ぎます。 そして、二度と離さない。 大切に想う気持ちを忘れないでいさせてくれる、そんな本です。
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子どもたちの小さな声に耳を傾けてください。
こんのさんの詩には温かさがあります。この詩集の中で私のお気に入りは、「君ならできるよ」・「さむしいときには」です。この2つの詩は子どもの心をとってもよく表しています。「君ならできるよ」は他の子とは違う行動を取ってしまう自分は悪い子だから、お母さんにいつも心配をかけてしまう。「さむしいときは」は幼い子どもが母が具合が悪くなったときに心配している様子がよく出ています。子どもたちは親の知らないところで、悩んで心配をしているんです。そんな小さな声に耳を傾けてあげてね。と、こんのさんは言っています。一度読んでみてください。勇気ももらえます。
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 | 『樋口一葉和歌集』 筑摩書房 price : ¥840 release : 2005/12

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とてもよかった
樋口一葉の和歌をまとめて読んだのは初めてだったので、感心しました。 かなり高度な和歌への教養と学識が読み取れて、感動しました。巻末の今井恵子の解説文も簡潔で行き届いたものと感じました。読んでよかったと思います。樋口一葉のひとつの側面を知りたい方は、一読されることをお勧めします。
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 | 『俳句芸術論』 沖積舎 price : ¥1,260 release : 2000/11/30

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「アダムス・ファミリー」シリーズで知られる漫画家のウィットと遊び心が楽しい一冊
「ニューヨーカー」誌に1000以上の漫画が掲載され、代表作として「アダムス・ファミリー」シリーズが挙げられる米国の漫画家、チャールズ・アダムス。本書は、彼が1967年に、英国の民間伝承「マザー・グース」の唄に絵を描いて発表した一冊です。 ある唄にはコミカルでユーモラスな、またある唄には不気味でブラックなと、眺めて楽しく、時にぞくっとさせられたチャールズ・アダムスの絵の数々。マザー・グースの不条理でダークな世界が、ウィットの利いた遊び心で表現されています。 塀の上のハンプティ・ダンプティが下に落っこちて、さてどんなことが起こったか? 丘の下にひっそり住んでるばあさんの周りで、果たして何が起きたのか? バスケットに入って空に投げ挙げられたばあさんは、一体どこまで飛んで行ったのか? マザー・グースの唄から自由に空想の翼を羽ばたかせ、時にはぴりりと諷刺の刃をきらめかせるチャールズ・アダムスの絵心。リズミカルに韻を踏んでゆく山口雅也さんの日本語訳と相俟って、これは素敵な魅力を湛えた一冊だなあと思いましたよ。 余談ですが、本書のまえがきに名前が出てくるクリストファー・モーリー、この本が世に出るきっかけを作った人。彼のエピソードがエラリー・クイーンの『クイーン談話室』で紹介されていますね。そう言えばクイーンのミステリに、マザー・グースの童謡をモチーフにした作品がありましたっけ。山口雅也さんもきっとお好きだろう『靴に棲む老婆』。時を超えて結ばれる本と人との繋がり、見えない糸のようなものが感じられて、なんかいいなあと嬉しい気持ちになりました。
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 | 『小さな恋の万葉集』 小学館 price : ¥1,470 release : 2005/11

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万葉人の恋と現代人の恋
書店でこの本を手にしたとき、久しぶりに胸がときめいた。人を恋することの切なさ、トキメキ、そして素晴らしさをこれほどストレートに伝わってくるのはなぜろう。「純愛」がブームになる中、これほどまでに純粋に恋を語る文章は無い。
今の私たちも恋をする。時には許されざる恋もある。こんな恋が許されるのだろうかと不安に思うこともある。でも、1300年前の我々の先人達も同じように恋をしたのだ。その先人の恋に勇気づけられる。
この本で、面白いのは現代語訳。学校の古典で習ったような、眠くなるような現代語訳じゃない。今の若者の言葉でうまく表現している。所々にちりばめられた、若者の感覚が、万葉集とはなんともアンバランスなのだが、それがとてもうまいスパイスになっている。そのアンバランスが許されるのだ。
玉かぎる昨日の夕べ見しものを
今日の朝に恋ふべきものか
柿本人麻呂のこの歌をどう訳す?
昨日それも夕方会ったばかりなのに
今朝にはもう恋しく思っている
そんなわたしで イイノカナ・・・
最後の「イイノカナ・・・」がうまく効いている。
そして、この本にはたくさんの写真がある。これがまた上手い。
この奇抜な現代語訳を見事にイメージ化している。
時には万葉の世の恋に思いを馳せるのもよさそうだ。
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 | 『穴井 太』 花神社 price : ¥2,100 release : 1998/04

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だからなんなんだ?
この本は詩集という分類でよいのだろうか? 詩集という程大きなスケール感を感じないし、写真集というには写真自体が単調でストーリー性を持たない。 写真はかわいらしくて交換がもてるのだが、Photoshopの加工技術が素人ものであるのは否めない。御本人制作のものだそうだから仕方がないのだろうけれども。
商業商品ではなく、同人誌。
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