ブックス ワールド !!
ブックス ワールドサイトへようこそ!
洋書から日本の書籍、雑誌、写真集、アルバム、文学書、実用書などごゆっくりご覧ください。
 | 『測量船』 講談社 price : ¥897 release : 1996/09

|
視覚的、なつかしさいっぱい
私の好きな詩がいっぱい。いし(*)のうへ、雪、・・・・・ 視覚的です。おとめがうららかな日差しのもとあなたの目の前に現れます。雪がしんしんと降り屋根に積もります。
|
|
金子みすゞの世界がバイリンガルで味わえます
子どもが眠りにつく前に、パッと広げた所を読むのですが、日本語⇔英訳の雰囲気の、微妙な違いが味わえます。 一番のお気に入りは【私と小鳥と鈴と】 「みんなちがって みんないい」のところが静かに心に響きます。
|
|
生活の様々な場面・行事から名詩が選ばれていて、本作も飽きることがない
「春の詩100選」に続く「夏の詩100選」は、二十四節季でいえば夏至から白露までを扱っている。誰でも知っている詩は春の詩ほど多くないかもしれないが、昼寝・雷・蚊・雨上がり・納涼・花火・七夕など生活の様々な場面・行事から名詩が選ばれていて、本作も飽きることがない。暑さの極限を歌った岑参の辺塞詩や、わが国の良寛・大窪詩仏・梁川星巌などの詩も含まれているのが嬉しい。本書から敢えて私の好きな詩を選ぶとすれば、冒頭の爽やかな陶潜「郭主簿に和す・其の一」、杜甫の「江村」になるでしょうか。杜旬鶴の「心頭を滅却すれば火も亦た涼し」も、この季節にふさわしいあまりにも有名な句。是非本作でも漢詩の豊潤な世界に浸って下さい。
|
|
 | 『猫―加藤楸邨句集』 ふらんす堂 price : ¥1,260 release : 1990/06

|
|
字が大きくて読みやすい、解説付き
本書はリルケの形象詩集、時祷詩集、新詩集、後期詩集そして墓碑銘をおさめている。字が大きくて読みやすい。数々の詩の中で「秋の日」、「ローマの泉」、「メリーゴーラウンド」、「ヴィナスの誕生」などはなかなか良いと思った。それぞれの詩集の扉に訳者のスケッチが挿入されている。巻末に「リルケの人と作品」で簡単な伝記がある(ここからは字は小さい)。その後に「鑑賞ノート」があり作品の解説がある。最後に年譜がある。
|
|
 | 『袖珍版 芭蕉全句』 小学館 price : ¥1,260 release : 2004/10

|
|
問答歌の面白さ
第1集「せつなくて」が気に入ったので、第2集も購入。 写真に関しては、こちらの方が過激なものが少なくて良いかも。 内容は1集と同様、現代語に「訳」ではなく「リミックス」されています。2集を読み始めて思ったことは、問答歌の面白さ。 「この二人は女性の方が強気だな」、「この人の方が上手だな」と、 読み手の性格まで想像してしまいます。 フジテレビでこの番組をやっていて、それがとても好きでした。 また放送されるといいなあ…
|
|
無頼漢とはなにか
〜一般人とは一線を画す人々を僕たちは好む。 自分にはなれないから、その人たちに僕たちの希望を託す。僕はこの人をABC殺人事件の訳書から、知った。 クリスティの訳を読んでいて、日本語がきれいだなーと思ったから、 興味を持って調べたら出てきた。 無頼漢であった。 酒飲んで、世界を飛び回っている。 ジプシーじゃん。 かっこいいじゃん。 〜〜で、現代詩文庫が出たので、見てたら、田村さんが出てきた。 読んだ。悔しい。こんな生き方かっこいい。まねできない。悔しい。 ということで、気持ちがほぐれます。 ぜひ、うらやましく思ってください。〜
|
|
 | 『現代俳句歳時記 秋』 角川春樹事務所 price : ¥483 release : 1997/08

|
|
本格的に書くなら
詩を本格的に書きたいと思っている方に、お勧めします。現代詩の代表者である現代詩を築いてきた二人の重鎮の対談です。とても参考になりました。
|
|
痛々しくも美しい世界。
『―僕はその他大勢の白玉なんだ。だけど彼女に引き当てられたら、僕は体中を傷つけて真っ赤な一等賞になってあげるよ。―』 これは、この詩集の中で私が一番好きな『ハズレクジ』という詩の一節です。 この詩集の中には、強くて、純粋な愛が描かれている。まるで、重たくなってしまうような…その愛情の純粋さが何処か少し、怖くも感じられるような…そんな『好き』という気持ち。 心が乾きそうになったとき、時々無償に読みたくなって、何度も再読してしまう…野島伸司って本当に、不思議な空気の世界が描ける人だと思います。
|
|
 | 『死の淵より』 講談社 price : ¥987 release : 1993/02

|
死の色と匂い
死を意識しながらも、まだその恐怖に捕らわれる以前に書かれた、詩としての代表作「青春の健在」が収められている「II」には、高見自身が、こうであるだろう、こうあって欲しいと思う崇高で静謐な死のイメージが描かれています。 私はこの章が一番好きで、なかでも「黒板」のなつかしくさわやかな世界は、死という素材を用いた生へのオマージュのようです。 当然その後の状況の変化によって、こうしたイメージも変容してしまうのですが、死を眼前にしその恐怖と真っ向勝負する高見順の生き方が、そのまま詩として昇華されています(IやIII)。 このふたつの章は解放されないエネルギーの閉塞感で充ちています。 安易な逃避を一切拒絶する姿勢が、救いや癒しなどとは対極をなすこれらの作品群を生み出す原動力となり、また作品自体にも逃げ場を失った影のように現れています。
後半に収められている「揺れるブランコ」のような予知的な詩からも、高見にとって死が重要なテーマであったことが窺えます。
|
|
 | 『空をかついで』 童話屋 price : ¥1,313 release : 1997/01

|
文庫サイズの詞華集
代表的な詩「表札」など、出版されている4冊の詩集の中から選ばれた詩が収録されています。中学の時に「くらし」という詩に衝撃を受けて以来、ずっと石垣りんさんの詩集がほしかったので、ベスト版には本当に満足しています。人間を透徹したまなざしで見つめつづけたリアリストである石垣りんさんの詩は、人間のふがいなさ、情けなさなど、どうしようもない部分を鋭く指摘しながらも、それを深く暖かく包むような大きさがあります。石垣りんさんの詩に初めて触れる方、茨木のり子さんや新川和江さんの詩がお好きな方には特におすすめです。文庫サイズですが、ハードカバーでしっかりしています。
|
|
 | 『子規・虚子』 花神社 price : ¥2,100 release : 2001/10

|
|
 | 『没後220年 蕪村』 思文閣出版 price : ¥2,310 release : 2003/09

|
|
 | 『谷川俊太郎詩集』 思潮社 price : ¥3,990 release : 2002/01

|
詩集たるもの、こうでありたい
重厚な装丁。 素晴らしいとしか表現しようがない。 私は全作品を買えないので、このシリーズで揃えようと決意しています。 今は3冊出てますね。
|
|
 | 『文選 詩篇』 明治書院 price : ¥1,050 release : 2003/07

|
昭明太子編『文選』所收の詩の中から代表的なもの
昭明太子編『文選』所收の詩の中から代表的なものを選び出し、それぞれに【原文】【書き下し】【解釈】【背景】を付したもの(【原文】【書き下し】【解釈】は『新釈漢文大系』の襲用で、【背景】のみが編者の尾形氏によるもの)。 私は陶淵明が好きなので、『文選』には以前から関心を持っていたが、代表的な和訳である『新釈漢文大系』の説明は専門的に過ぎ、私のような素人には充分には理解しがたいところがあった。また、全ての詩が網羅されているので『文選』の全貌を理解するにはいいかも知れないが、特に好きな詩を深く味わうという点では却って不便を感じていた。しかし、この本では、最も優れた詩のみが選りすぐられており、しかも、新たに附された【背景】がによって、詩の深い理解が得ら???るので、とてもいい本だと思った(ちなみに、値段が手頃なことも購入するうえで助かった)。 個人的には、もう少し多くの詩を収録してもらいたかったが、いずれにせよ、「門前(文選)の小僧、読まぬ経を読む」とまで言われ、中国の文学作品の中でも難解さで知られる『文選』が、この本によってとても身近に感じられるようになったことは、大いに歓迎すべきことだと思う。
|
|
 | 『日本の詩歌―その骨組みと素肌』 岩波書店 price : ¥945 release : 2005/12

|
|
 | 『俳人蕪村』 講談社 price : ¥987 release : 1999/10

|
|
童謡というライフワーク
著者は、もと童謡歌手の小鳩くるみさん。今は伝承童謡の研究者です。 大学での講義も素晴らしいですが、著作も大変魅力があります。
英国留学中に地図を片手に取材して集めたという写真の数々。美しい 街並と、子ども達の笑顔がとても素敵です。歌にまつわる雑貨も可愛い。 日本人には知らないと理解できない、英語圏の文化についても詳しく 解説されています。
同じ著者の作品の中でも、この本は特に情報量が多く、大変充実した 内容になっていると思います。
|
|
 | 『会いたい』 角川書店 price : ¥580 release : 2006/10

|
|
ニーベルンゲン伝説のすべてに触れることができます。
本書は『ニーベルンゲンの歌』の成立からワーグナーの『指輪』4部作、さらに第二次世界大戦前後の作品について、というふうにニーベルンゲン伝説についての幅広い作品を取り上げ、各作品の要約を述べており、伝説の変遷がよくわかるところがその最大の魅力といって良いでしょう。例えばジークフリートの名剣の名称(グラムの名はよく知られている)が3種類あって、それが変遷していくことを発見したりすると、思わず、おおっ、と唸ってしまいます。そんな発見があるのもニーベルンゲン伝説について広く作品を紹介してくれるおかげと言えるでしょう。『ニーベルンゲンの歌』についても抜かりはありません。研究史から書き起こし、それまでの研究に一大転機をもたらしたアンドレアス・ホイスラーの発展段階説についてわかり易く述べ、『ニーベルンゲンの歌』が古い伝承と比べてどのように変化していったか、つまり詩人の感心が何処に移っていったかなどを説明してくれるあたりは、すばらしいの一言に尽きます。『ニーベルンゲンの歌』に初めて接する人も、そうでない人も、楽しむことのできる1冊だと思います。
|
|
可愛らしいのに甘過ぎない宝箱
本屋さんでなにげなく手にして開いたとたん、うっとり。可愛らしいのに甘過ぎない、布や貝ボタンやリボンのコラージュ画の宝箱。こんなかたちでマザーグースをじっくり体験するとは!(喜)気がつくと何度も手に取って眺めたり、読んだり、楽しんだり・・・。 実はもう一冊アンティークレースやハンドクラフトが好きな友達に贈ろうと思ってるところ。喜ぶだろうなあ。
|
|
 | 『唐詩新選』 中央公論新社 price : ¥840 release : 2005/05/26

|
|
 | 『ヘルダーリン詩集』 岩波書店 price : ¥630 release : 2002/05

|
遙かな高みへの跳躍
ヘルダーリンは生まれながらにして天空の極みだけを見続けていた。地上界の騒音や軋轢は耳に入らず、気高き真空の閃光と崇高な輝きに己を同化しようとした。いや、同化したのだ。だからこそ、あの穢れなき恍惚と至福が詩として結実した。 詩は、少なくとも詩人にとって精神そのものでなければならない。そして詩が美しくあるためには、精神が地獄を通過していなければならない。ヘルダーリンにとって地獄とは、遙かな高みを求めて跳躍すればするほど墜落を強いられ、さらなる跳躍へと追い込まれていく絶望的な反復にある。「狂気」は、その反復に勝利すればこその代償にすぎない。凡庸で臆病な精神が徒に狂気に憧れ、美化するのは慎むべきだろう。詩人の肉声は此岸に留まる者達の畏れを超えている。
|
|
 | 『祝婚のうた』 小学館 price : ¥2,520 release : 1993/05

|
|
翻訳はひとつの文学です
「幼馴染の男の子二人と女の子がいました。女の子は男らしい海の男にひかれ子供もでき幸せな生活を送っていました。ある日のことでした・・・。」心を打つ叙事詩です。朗々と音読すればするほど感銘を受けます。私には慣れ親しんでいない文語調でも、逆に文語調であるからこそ日本語のリズムを肌で感じることができます。
|
|
 | 『現代短歌の鑑賞事典』 東京堂出版 price : ¥2,940 release : 2006/08

|
現代短歌の148首、代表作品の鑑賞
現代短歌に親しむ入門事典。148人の1首ずつ鑑賞、歌人論、1人30首の秀歌選も載せている。本書の現代の始まりは戦後20年代で、近藤芳美、宮柊二の戦後短歌から紹介されている。既成の短歌の概念を変えるような作品は、寺山修司、塚本邦雄等から始まる。 マッチ擦るつかのま海の霧深し身捨つるほどの祖国はありや(寺山修司) 前衛短歌の旗手として多くの若者の共感を得た。 日本脱出したし 皇帝ペンギンも皇帝ペンギン飼育係りも(塚本邦雄) たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか(河野裕子) 「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日(俵万智) 愛唱性の高い恋愛歌群によって国民的人気歌人となる。 こうした奔放自由なうたいぶりの面白さに対して、文語格を保持した短歌は決してその魅力を失わなかった。 きらきらと冬木伸びゆく夢にして太陽はひとり泪こぼしぬ(水原紫苑)
|
|
 | 『供花』 新潮社 price : ¥380 release : 2001/08

|
土俗の詩世界
処女詩集。最新詩集の「土間の四十八滝」に比べると、より簡素な構成で綴られ、一つ一つの詩は短いながらも一行ごとにぎゅっとポエジーが詰め込まれている。その密度はすごい!たにし、飯、愛、うどん、おランチを召し上がる、など町田的語彙の頻出も特徴。単なる美しいポエジーの展覧会でなく、限られた語彙で、現代日本の土俗的な風景ををねじれた感覚でとらえ、現代詩の最先端へ軽々と飛び出した、画期的詩集。
|
|
 | 『藤村詩抄』 岩波書店 price : ¥1,050 release : 2001/12

|
旅人・流離を詠んだ名詩二編
「小諸なる古城のほとり/雲白く遊子悲しむ」から始まる「千曲川旅情のうた」と題する名詩、さらに、「名も知らぬ遠き島より/流れ寄る椰子の実一つ」から始まる「椰子の実」(柳田国男からヒント)と題する名詩が『落梅集』(明治34年刊)に載せられている。前詩は古城のほとりで人生の旅愁を感じて作られたもの、後詩は遠い島から流れ着いた椰子の実に流離の憂えを感じて作られたものである。キーワードは「愁」(前詩に)「憂」(後詩に)である。その抒情は古びない普遍性が歌い継がれている(雅)
|
|
 | 『バイロン詩集』 新潮社 price : ¥420 release : 1951/01

|
訳はイマイチだけど
バイロンの大まかな詩を読みたいならいい。 個人的には堀口大学の翻訳がすきなのですが、 この中でも「チャイルド・ハロルド巡歴」第一巻の イネスに(イニーズに)が一番オススメ。 スタンダールは言った 「バイロンは彼自信の注目の対象をひたすら自己においた」 詩にも色々なジャンルはあるが、 彼(バイロン)が内的感情を、1800年代に自己を見つめ、ひたすら綴った 近代を代表する詩人であるといえる。
|
|
 | 『サトウハチロー詩集』 角川春樹事務所 price : ¥714 release : 2004/11

|
|
 | 『エル・シードの歌』 岩波書店 price : ¥735 release : 1998/07

|
英雄叙「事」詩
フランスでは『ローランの歌』、ドイツは『ニーベルンゲンの歌』、イギリスだと『アーサー王』といった英雄伝説が有名です。 スペインの代表的英雄武勲詩が本書『エル・シードの歌』ということになるでしょう。 文庫本としては、ほんのちょっと厚めだけど読み易いです。
英雄伝説と言っても完全なフィクションとは限らず、例えば『ローランの歌』にしても史実を題材にしています。もちろんかなり脚色されてはいるのですが。 本作もまた、レコンキスタ期イベリア半島の史実を素にした作品だそうです。そして詳細な註釈から読み取れるように、かなり生々しく現実的な中世世界を描いているようです。 現実路線だとどうしても主人公の活躍が地味になりがちなのですが、本作では実在人物でもあるエル・シードがかっこよく、それでいて人間的に描写されています。 当然脚色もあるのでしょうが、作中に鮮やかに描かれているエル・シードの獅子奮迅の活躍は、国土を回復しつつある当時のスペインの勢いを巧みに表現しているのかもしれません。
|
|
 | 『詩集 ありがとう』 日本図書センター price : ¥1,260 release : 2001/11

|
|
 | 『恋する俳句』 小学館 price : ¥1,260 release : 1998/08

|
俳句の入門書として最適な一冊
これから俳句を始めてみようと思っていてもなかなかいい一冊が見つかりません。が、この本を手に取ればあなたも俳句を始めて見たいと思うのではないでしょうか?とっても分かりやすく書かれていて参考になります。
|
|
 | 『詩経』 明治書院 price : ¥1,050 release : 2002/07

|
|
複雑で美しく傷ましい織物
多言語=他言語、の、詩=誌である。 パンクチュエーションのデリヴァー、ここにいくつの語、意味が重ねられるのか、 ことばを学ぶ/学ばされる、とはどんなコトなのか、 朝鮮戦争中の幼い頃に韓国からアメリカへわたり、 英語とフランス語を学び、常習レイプ犯にNYで1982年に31才で惨殺されたテレーシアの自伝。 奇蹟のような実験/実践(訳者池内さんも、装幀ブックデザイナーも巻き込まれて)。 必読。
|
|
短歌とはなんぞや?と思っている人に
短歌についてよく知らない人に、是非読んでもらいたい一冊です。私は学生の頃に短歌を少しかじっていたことがあったので(あくまでも「かじっていた」程度です)、この本を買って、知っている歌人やそれ以外歌人の作品を幅広く知り堪能することができました。それぞれの歌人がどういった特徴を持つ歌を詠むのかとか、また、意外な職業の人が歌人としての活躍をしていることを知ることができたりして、興味深かった。特筆すべき歌については注意書きというか解説が丁寧に書かれていて、それを読むと一層その歌についての理解が高まります。掲載されている歌もほとんどが代表歌といった感じなので、短歌の入門書としては最適だと思います。もちろん、短歌を充分に知っている人にも楽しめると思います。 余談ですが、私はこの本のおかげでますます好きになった歌人がたくさんいます。とりわけ、有名なところでいくと、水原紫苑さんや、道浦母都子さんなど…。
|
|
 | 『妖精の女王 (3)』 筑摩書房 price : ¥1,470 release : 2005/06/08

|
|
 | 『後鳥羽院 第二版』 筑摩書房 price : ¥3,465 release : 2004/09/28

|
秋の夜長に読みましょう
丸谷才一さんに、名著「後鳥羽院」があることは、知っていました。でも、私は今まで読む機会がありませんでした。しかし、第二版が出たと知り、早速注文。今、舐めるようにじっくり読んでおります。速読しようにも、考えながらでないと読めないので速度が遅くなるのが実状ですが。軽い読み物全盛の今、たまにはこういう本を読み、どっぷり国文学につかってみませんか?
|
|
 | 『新歳時記―夏』 河出書房新社 price : ¥999 release : 1996/12

|
|
 | 『世界は終わらない』 新書館 price : ¥1,575 release : 2002/11

|
世界は終わらない
面白い本です。図書館で借りたのがきっかけで、その何週間かあと、本屋で思わず買ってしまいました。 好きなのは、絞首台から降りてくる男が町を歩く詩と、「かつて私は知っていた。それから忘れた。」から始まる、おかしな詩です。表紙の絵も面白いし、柴田元幸さんの訳もすばらしい。 チャールズ・シミックは、本国アメリカではすごくいっぱい詩集を出しているみたいですが、日本ではこの作品と、「コーネルの箱」しか出していませんね。
|
|
 | 『完訳 マザーグース』 鳥影社 price : ¥4,935 release : 2003/11

|
|
旅の曾良
必ずしもノンフィクションではない「おくのほそ道」の旅で、芭蕉と曾良が実際にはどういう旅をしたか、という検証の本なので、先ず「おくのほそ道」を読んでから、なので御注意を。本書の冒頭に「四百字詰めの原稿用紙ならば二十七枚半に過ぎない」とあるように、いかに「おくのほそ道」が極限まで無駄を削りに削った作品であるかが良く判ります。いやあ、僕は芭蕉以上に曾良っていう人物が好きになりましたねえ。検証するのに芭蕉と前後する時代の文献も参照しているので説得力は十分なのですが、作者自身の目による現状の記述がもう少しあればもっと良かったかな。 二人の旅は、ま、言ってみれば作品執筆の為の取材を兼ねた観光旅行なので、江戸時代の名所旧跡を訪ねる観光旅行はいかなるものであったか、という点でも非常に興味深いです。日本人は江戸時代からあんまり変わってないっすね。俳句に興味が無くても歴史と旅に興味がある人ならお進め。ルートの地図も載っているので、実際に歩いてみようという人は役に立つと思います。
|
|
すぐれて今日的な希有の句集
俳句はなによりもまず季節をとらえ自然の豊穣をうたうものとみなされているにもかかわらず、多くの句集は伝統的な花鳥風月を愛でるにとどまっている。むろん最も身直な自然ということでそこに意識が向くのはきわめて当然なのだが、芭蕉の時代、いやわずか数十年前には知り得なかった自然の姿を私たちは知っている。したがって現代に生きてある人間ならではの視点や感性を句に活かさないのは、とてももったいない。 この句集はその意味で非常に現代的で今日的な句集といえる。著者自身は「女性特有の宇宙感覚」と他で書いているが、私はそれはちがうと思う。なんとなれば男性の俳人ならすぐれて現代的な俳句を作れているかというと決してそんなことはないし、女性俳人でもそんな俳人はきわめて稀だからだ。 最初の「水の地球すこしはなれて春の月」から最後の「春の月水の音して上がりけり」まで、今の時代だからこそリアリティがある句として感得できる。 引力の匂ひなるべし蓬原 四国上空雲をゆたかに空海忌 月のまはり真空にして月見草 しづかなる水は沈みて夏の暮 尾のうしろ水閉ぢてゆく山女かな 海底に海の重たき曼珠沙華 風音を千年聞きて滴れる 平均台端までゆけば星月夜 牡蠣すするわが塩味もこれくらゐ いま遠き星の爆発しづり雪 きわめつけは やがてわが真中を通る雪解川 旧態依然としたいかにもという装丁の句集が多い中、この『静かな水』は一般読者をも意識したモダンでシャープな装丁であることも特筆できる。
|
|
 | 『詩とことば』 岩波書店 price : ¥1,785 release : 2004/12

|
文章に自信のある人たちへ
詩のことばと一般のことばの乖離、詩が読まれなくなっている状況といった、「世間」との距離をよくとらえた上で、荒川氏ならではの視点、皮膚感覚が冴えた記述が随所に見られる。前半は、詩の実情を詩や詩人のエピソードなども紹介しながら展開する。若い世代に是非読んで欲しい。後半に向け、荒川氏は加速しているように感じる。 「読者がいたら、こまる」(pp.135-137)などは、いかにも荒川氏らしいとらえ方・考え方。この項は、氏のパースペクティブとでも言おうか、そういうものが端的に表れている。それに対して、「自信のある光景」(pp.141-143)では、表現に自信を持っている読者こそ、読み進めていく内の一節にドキリとするだろう。氏の一貫した宮沢賢治批判はここでも健在。 「歴史」(pp.150-155)では、詩が沈滞している状況に対する提言がなされる。ことばに関わるすべての人が読む価値のある一冊。
|
|
 | 『文選 賦篇2』 明治書院 price : ¥1,050 release : 2004/06

|
|
 | 『文選 賦篇』 明治書院 price : ¥1,050 release : 2003/07

|
|
素晴らしい日本語が、素晴らしい英語に
『雨ニモマケズ』を英語に?そんなこと、考えたことがありましたか?賢二の素晴らしい日本語が、力強い英語に訳されています。詩のリズムもあっています!アニメ『銀河鉄道の夜』のバックサウンドとしても使われている『星めぐりりの歌』も、ついつい口ずさんでしまうような、とてもキレイな英語です。
|
|
 | 『正木ゆう子集』 邑書林 price : ¥1,365 release : 2004/09

|
|
"The Piss"って・・・
中島らものThe Pissは、このメンバーから始まったんだ。 Vo/LeadG:中島らも KB:鈴木 総(ex.EP-4) BassG:角谷(ex.腐ってゆくテレパシーズ) SideG:アカベー(ex.Laughin' Nose) Dr:中島らもと鈴木 総の友人 この当時、兵庫県某所にてレコーディングされた「オケ」のみ、一時期新宿のディスクユニオンにて流れていた。 結局このメンバーでは、あまりにも過激に過ぎたため日の目を見ないうちに自然消滅した。 当時の驚異の変態Rok'n Roll Band "THE PISS"に比べりゃ、その後のThe Pissは・・・なんか普通で大したことないねぇ・・・と思ったりしている。
|
|
 | 『俳句鑑賞歳時記』 角川書店 price : ¥900 release : 2000/02

|
読者の品性を貶める文芸評論家
高橋睦郎の『友達の作り方』の山本健吉の項を読むまでもなく、山本健吉の著書どれもでいいから、ひとつでも手に取りさえすれば、山本健吉が、いかに読者の品性を劣化させる文芸評論家であるかが、わからない人はいないだろう。こういうひとが選考委員として読売文学賞を牛耳り、読売文学賞に真にふさわしい安藤次男には賞をあたえず、丸谷才一などに与えるから、読売文学賞選考委員は山本健吉から丸谷才一へとバトンタッチされ、読売文学賞は日本の真にすぐれた文学者と永遠に無縁のものとなってしまったのである。
|
|
 | 『草の葉 (上)』 岩波書店 price : ¥798 release : 1998/01

|
|
 | 『楚辞』 明治書院 price : ¥1,050 release : 2004/06

|
|
とってもお薦めです!
写真のない歳事記は、都会人にとって辛いものです。郷里の花壇を思い出してひねるのにも、限界があります。 この本は、生き生きとした花の写真が大きく載っているので、写真を見ながらでも句が作れます!そして本物の花に出会えた時にはまた感動もひとしおです!花の名前や別名、解説も十分で、句の例がまた素敵なものばかり…。オールカラーで、大きさや重さ、髪質も丈夫でとっても使いやすいです。 上巻と併せて、お花の句づくりにウキウキの1年です!
|
|
 | 『朝日歌壇2006』 朝日ソノラマ price : ¥2,625 release : 2006/03/11

|
今を生きる日本人の生活詠
2005年一年間の朝日歌壇入選作を総まとめしたもの。朝日歌壇が始まって半世紀が経つとか。日本の津々浦々に暮らす日本人の生活感情が詠まれた、これらの歌々は「平成万葉集」と呼ぶべきアンソロジーであろう。 虐待にて死ぬ子にも皆名前あり名づけし日には愛のありしを 「高野公彦選」悲しい運命をたどった子の、生誕の時に受けた愛を想う歌。 海ゆがみ津波を起こす 人ゆがみ他国を攻める ゆがむ恐ろし 「高野公彦選評」最近の大津波や戦争への恐怖を、簡潔に「ゆがむ」という一語で表現したのが見事。 廃線の駅舎をくるむ花の雨過疎の村より過疎の市となる 「永田和彦選評」市と改称されても所詮過疎の村が過疎の市になっただけだという把握は端的かつ辛辣。 少子化のニュース伝える女子アナの棒読みの朝あさっての朝 「佐々木幸綱選評」日本の少子化は深刻だが、問題を先送りして、有効な手を打てないでいる。現状をさらっと歌って鋭い。 太古より姿を変えぬ甲蟹深化せし種を嗤う如くに 「馬場あき子選評」人間の科学や文明はどこまで進化発展の道をたどるのだろう。太古から進化を拒んでいるような「甲蟹」を対置させて文明社会のあり方を問うている。 以上、ここでは僅かに5首を挙げるにすぎなかったが、全国の数多くの優れた歌々に感動し、今もなお「真率な万葉の心」は生き続けていると確信する(雅)
|
|
 | 『念力姫』 ベストセラーズ price : ¥1,680 release : 2005/03

|
うん、面白かったですよ
笹公人「念力姫」。「念力家族」の続編です。「YAWARAちゃん脱ぐ!」の予言が一面の『恐怖新聞』われを引き裂く(p.71) 一秒に16回もベルが鳴り高橋名人来訪を知る(p.120) 墓場から出で来しゾンビ先生が土葬の危険熱く語れり(p.146) 墓場から出で来しゾンビ先生の目玉が落ちて静まる教室(p.147) など。 今回は彼の詩や、合格体験記パロディなどもあって楽しめます。 まあ正直、「念力家族」方が面白かったとは思いますが、 ギャグはどうしても最初のインパクトが決め手ですからね、 しかたないですよ。
|
|
じんわりきました。
やはりみっちーの書く詩は素敵で、奥に来るものが有ります。 なかなか書店では見かけられないので(涙)是非この機会に手にとってください。 普通に詩集コーナーにおいてあればいいのに…
|
|
 | 『良寛道人遺稿』 中央公論新社 price : ¥1,260 release : 2002/10

|
|
 | 『砂金』 日本図書センター price : ¥2,625 release : 2004/03

|
絵の浮かぶ美しい詩集
「トミノの地獄」を読んでその美しく物悲しい詩に魅了され、 いつでも好きなときに読めるようにしたいとこの詩集を購入しました。 読み進むにつれて美しさはそのままに、物悲しさは優しさに姿を変えていきます。 散文詩が3編収められていて、 束の間、読むものを不思議の世界に連れ出します。
|
|
 | 『祈り』 野草社 price : ¥2,100 release : 2002/09

|
|
みすヾの心、み仏の心
心の琴線に触れる「みすヾの詩」の名付け方を分からずにいましたが、この本を読んで「み仏の詩」なのだと納得させられました。仏教に造詣の深い著者であってみれば当然かもしれませんが、世の中には優しさに無頓着で、ナイーヴではない人もありますので、万人に求められないかもしれません。 しかし、人間がこの世に生存して他の生き物の命を奪わず生きてはいられないので、「みすヾ的懺悔」は仏教徒ならずとも、詩人ならずとも、その気持ちは大切にしなければならないでしょう。彼女の詩だけではなく、本書は仏典の章句、古典の詩句など多様に引用しながら、自己体験もふまえて、豊富な文章内容として展開されています。 みすヾ世界は「やさしい心のふるさと」、「見る」より「観る」、「聞く」より「聴く」、そして何より「みんなちがってみんないい」という平等観を表す名文句を生んだ根源が述べられています。 よく引用される詩はさておき、本書巻末を次の詩で飾られていますので、「平和を願う詩」として読んでみたいと思います。
浜の石 浜辺の石は玉のよう、 みんなまるくてすべっこい
浜辺の石は飛び魚か 投げればさっと波を切る。
浜辺の石は唄うたい、 波といちにち唄ってる。
ひとつびとつの浜の石、 みんなかわいい石だけど、
浜辺の石は偉い石、 皆して海をかかえてる。
|
|
まさに日本人の感性に訴える漢詩の名作の数々
1992年度に1年間NHKラジオ第2放送で放送された「漢詩をよむ・四季の詩」(テキストは1年に2冊)等で取り上げられた素晴しい数々の漢詩をベースにして春の詩100選、夏の詩100選、秋の詩100選、冬の詩100選の4冊が出版された。各年度の放送のテキストはカラーを含め美しい写真が多く掲載され、また詩ごとにそこで用いられている難しい語句の解説がつき、詩人の略伝も巻末に添えられていたが、本シリーズではそれらが落とされてしまったのは残念である。それでも、二十四節季をベースにして4冊からなる本シリーズで1年を通じたあたかも漢詩歳時記を構成するというアイデアは実に非凡であると言わざるをえない。この春の詩100選は孟浩然の「春暁」に始まり、杜牧の「江南の春」「清明」、蘇軾の「春夜」、杜甫の「絶句二首・其の二」などおそらく誰もが一度は親しんだであろう詩が多く含まれている。高啓の飄々とした味のある「胡隠君を尋ぬ」や杜甫の繊細な「春夜雨を喜ぶ」といった平易だが実に味わい深い詩も、きっと読者の心を掴むでしょう。それら四季の移り変わりを愛してきた日本人の感性に訴える名作の数々及び石川先生による各作品の丁寧な解説は、これから漢詩に親しもうとする人にとって格好の入り口になるものと確信します。
|
|
 | 『漢詩への招待』 文藝春秋 price : ¥680 release : 2005/10/07

|
|
 | 『子規を語る』 岩波書店 price : ¥693 release : 2002/06

|
|
 | 『蘇東坡100選』 日本放送出版協会 price : ¥1,071 release : 2001/01

|
|
 | 『夜のミッキーマウス』 新潮社 price : ¥1,575 release : 2003/09/23

|
ミッキーマウスよりピーナッツ
谷川さんの詩集はほとんど読んでいるが、珍しくまとまりのないものだった。どこかの映画屋が作り出したネズミよりも、子供達や犬が主役のピーナッツの世界を期待したい。
|
|
 | 『草の葉 (下)』 岩波書店 price : ¥903 release : 1998/03

|
|
 | 『解説 百人一首』 日栄社 price : ¥663 release : 2005/12

|
参考書コーナーにある大人の読み物
灘高の先生が書いており、古文の参考書として使うものなのかもしれないが、通勤時にパラパラと読むにはちょうど良い分厚さであると思う。基本的に見開き2ページで一つの首の解説と挿し絵が掲載されており、読みやすい。 解説文も参考書調ではなく、著者の思いも含めた解説であり、大人の読み物とも言える。 表紙が非常に派手であり、中の挿し絵も多少どぎつい感じがするところもあるが、それはそれの味わいとして楽しめばよいと思う。 ちなみに挿し絵は、著者の教え子のようであるが既に没している。
|
|
 | 『サヨナラ、』 PHP研究所 price : ¥1,050 release : 2001/09

|
【商品詳細】
こころが元気になる言葉で、多くの女性に共感を呼ぶ広瀬裕子の本。 「サヨナラ」、それはつらく悲しいこと。しかしクヨクヨしていても、「自分が選択したこと」と前向きに考えても、同じだけ時は経過する。だったら「これからの自分」に時間を使いたい。そんなとき、手を貸してくれる処方箋的な1冊。 勇気を持って、現実と向き合ってみる。つらいのはそれだけ「その人をすきになれた」ということ。そんな言葉を目にし、だんだん同じ気持ちになれる自分をうれしく思えてくる。ひとりになったとき「突然できた時間は、お休みのよう」なもの。花を買ったり、パスタを作ったりと自分もそうするであろう姿の写真を見ていると、こんなに苦しくなるのは自分だけじゃないんだと元気づけられる。ときにはページをめくるたび涙がこぼれてしまうかもしれないけれど、共につらさも流れて気持ちがラクになってくる。そして、「サヨナラ、」のあとに「元気で。ありがとう」といつか思えるときが来る。悲しんでいる友人にも多くの言葉をかけるより、この1冊をわたせばいつもの笑顔に早く戻れるかも。(三上ちあこ)
傷ついた心の特効薬
大好きな人との別れ。 どうしようもなく自分を抑えることが出来なかった私。 どうやって立ち直ることができるのかさえも考えることができなかった時、この本に巡り合うことができました。
最後の言葉に「サヨナラ、元気で、そして、ありがとう。」 私こそ、この作品にありがとう☆
|
|
 | 『詩と自由―恋と革命』 思潮社 price : ¥1,029 release : 2006/12

|
|
秀歌300首の懇切丁寧な解説に万葉がより身近に
この道の権威者による〈しみ通るような〉名講義の活字化。傍注という体裁が親切だ。「しかも隠すか」のすぐ横に「このように隠すのか」と要所要所に口語訳がつけられている。もちろん後の方にまとめて通釈はあるが、長歌の場合など、離れすぎて目移りがする。その欠を補う意味でこの形式は読者に親切と言える。解説が詳しく長くなっている場合、例えば「諌言を無視した行幸」「残された妻の心」というように小見出しを付けている。 著者は「万葉集」を友人にしてほしい、と念じている。「この書物を各家庭にぜひ揃えても |
|