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南イタリアを建築門家の視点で紹介した本
一口に南イタリアと言っても、その町々で、特異な町の構造、居住空間が存在する。イタリアの都市空間、建造物を長年にわたり、実施調査した著者が特に興味深い都市を列挙し、専門分野である建築学の観点から解説した南イタリアの案内書である。一般の旅行ガイドブックよりも一歩も二歩も奥に深く入った南イタリアの解説書で、この夏南イタリア及びシシリア島旅行予定の私には大変参考になる一冊であった。
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資料に忠実な良書
歴史雑学書としては、初心者よりも、やや知識のある人のほうが楽しめるだろう。 今まで通説とされてきたことが、実は後世に間違って伝えられたという事例が数多く紹介されている。
「信長は、桶狭間の戦いで本当に奇襲を敢行したのか?」 「清須会議の出席者はたったの四人だった」 「秀吉自身は四国・九州攻めを戦ってはいない」
など、他書では得られない事柄が史実に基づいて書かれていて、まさに『目からウロコ』が落ちる思いである。 著者は良質な資料を参照するようこだわっているそうで、内容も信頼できる。
昨今流行りの「トンデモ歴史解釈本」とは一線を画す良書である。
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男泣き
この作品を読むまで、真田幸村は敗戦の将と言う知識しかなかった。しかし、読み終えた今、もう、幸村の虜になってしまった。特にこの巻で描かれている幸村の最後は熱すぎだ。久しぶりに泣いた。この作品を読んで男泣きしよう。
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一応名著
どちらかというと難関私立向けのつくりになっています。 重要事項が結構抜けているので、問題集との併用は難しいと思います。 青木世界史の専用問題集を併用していくことをオススメします。
筆者手書きの地図はわかりやすいようですが、いまいち正確ではありません。 教科書に準拠しているわけでもないので、使っていくには教科書にもあわせておく必要があります。
わかりやすいのは確かなので、この本が合う方はこのまま進めていくことをオススメします。 教科書に準拠したものがいいのなら世界史ナビゲーターを使用することをオススメします。 世界史は完全な暗記科目なので、繰り返しが大事です。どんな名著を読んでいてもこれを肝に命じて勉強を進めていきましょう。
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お喋り伯爵
平たく言えば幕臣・勝海舟のインタビュー集のようなもの。 話し言葉で書かれてあるので読み口がいい。 口先のよく回る、勝のポンポンした放談の調子がよく出ている。 内容は、勝の体験談や人生訓、古今の人物評、政治評など。 とは言っても普通の人のそれではなく、家茂存命中、幕府瓦解期と、 2度の重要期に幕府の中枢にあった人物の体験談で、 幕末の高官にも、志士にも、顔の利いた同時代人の人物評である。 本書の雰囲気や勝の性格から言って、話を面白くする為の罪のない誇張や啖呵くらいはありそうだが、 貴重なコメントを豊富に含んでいるのは間違いない。
興味あるなら是非。
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 | 『武田信玄 火の巻』 文藝春秋 price : ¥670 release : 2005/05

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ビバ!フランス!!
気付けばもう三回も読み返してる。 フランスは行った事ないけどなんか三回も行った気分。 美味しそうな料理やフランスの情景がめにうかぶし、 旅をしている時の興奮や喜び 不安や心細さ、この本を 読んでいるとすべて感じ取る事ができる。 旅日記は書こうと思えば誰にでもかけるけど、 立体的なこちらにその旅の内容が迫ってくるような文章は 高山さんだからこそだなと思う。 自分に正直な飾りのないまっすぐな文章だからだろうな。 多分フランス気分を味わいたいと思う度にこれからも開くだろうな。 じゃがいも料理の本もあわせて楽しむのがお勧め。
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 | 『武田信玄 山の巻』 文藝春秋 price : ¥750 release : 2005/05

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通俗的英雄、武田信玄、ですね
美女も配置され、華やかシーンも多く、そのわりに歴史考証もしっかりしています。「武田信玄」入門に最適ではないかな。小林計一郎さんの「武田軍記」が種本ですね。ただ、正妻の三条の方や長男の義信を悪者に仕立てたり、川中島の戦いの展開を根拠もなしにあそこまで変えてしまうのはいかがなものでしょうか。確かに川中島の戦いについては、残っている史料の信頼性が低いのですが、信玄を美化しようとする意図がみえみえで少ししらけます。
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本人は「宗教学者・中沢の死」で御破算にしたいのでは?
「島田の中沢への拘泥ぶりは、まさしくパラノイアだ。深く病んでいる。」というレビューを見かけたが、学者である以上何かに拘泥するのは当たり前であり、拘泥することが仕事なのだから、頓珍漢な非難だ。 「島田の生真面目さ、ユーモア感覚の欠如のほうがよっぽど危険なんじゃないだろうか。」というようなレビューも見かけたが、むしろユーモアの過激化が学校や社会における巧妙ないじめを生み出しているというのが現状ではないのか。私も含めて悪しきポストモダンだ。 本書を批判したいのであるならば、著者を貶めるのではなく、著者も本書で言っているように、‘中沢新一’を語るべきなのだ。 いずれにしても生真面目な学者をパラノイアと見なす者に対して‘不治のバカ’と命名することに誰も異存はあるまい。
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 | 『タイムトラベル日本歴史カード (ソシオ・スコープ)』 りいふしゅっぱん price : ¥2,520 release : 2005/11

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CDが値打ち
CDが2枚ついており、1枚は日本の歴史を概説したテキスト本文の朗読。車中などで1時間かけ流し、反復することができる手軽な教材となり、実にオトクである。 カードは、クイズ形式になっており、単語帳風に反復して使うことになる。なによりカードに載っている人物の絵や歴史的建築物の写真をくりかえし覚えることができるし、弱点知識をセレクトして復習するにも便利。 非常にいい教材である。
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バリにて
バリのホテルのライブラリにこの本があり、 軽い気持ちで読み始めたのですが、 成田に着くまでひたすら読みました (結構読みがいのある厚めの本で、 ページにみっちり文字があります)。
この本のことはずい分前から知っていたのですが、 単なる旅行本くらいにしか思っていませんでした。 私としては、弟さんに対する記述が非常に印象深く、 人間、話を聞いてみないとわからないものだなあ、と つくづく考えさせられました。
また、100%自叙伝であるならば、 すごい記憶力だなあ、と思います。 克明にメモをされていたのか、とにかく、 人物が鮮明で、学生時代の旅行で出会った 小さな人物一人一人までが映像で見えるくらい 鮮明に描かれています。
自分を変えたい、とか自分って何?とか 日本から出たい、とか、 今の自分から一歩踏み出したい方にぜひお勧めします。
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理科系知識がなければ少し難解
この作品のすばらしさは、ほかのカスタマーレビューで書かれていますので、私は感想のみ。科学者、だからこそ、「なんで、どうして、しりたい、きわめたい」の心が行間からくみとれます。一元性や二元性の話、相対性理論のアインシュタインをおもいだしました。アインシュタインも神のことをしりたい、この著者のようにいわば「宇宙、無限の知性」を知りたいという気持ちほど強いものはないとかたっている一説です。理科系の人は読みましょう。もし、宗教を否定するきもちがあれば、なおさらすんなり入りやすいです。最後の著者のラヴェンダ?の句で泣いてしまいましたので、星5にさせていただきます。
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「面白かったサンスウ」をもう一度
まず「和算とは」の説明があり、現代の「洋算」との違いなどには興味をそそられた。「鶴亀算」「薬師算」「絹盗算」「百五減算」「ねずみ算」「からす算」「組み合わせ」など数式分野のみならず「裁ち合わせ」等の図形問題まで、全16章。各テーマは1:代表的な例題とヒント」2:「別の例題」3:「江戸時代の原文で出題(出典付き)」と3問一組からなる。原文といっても並んだ文字から内容は容易に察しがつく。時には「よもやま話」として原文問題当時の世相が語られる。問題が生活に根ざしていることが楽しい。「大学入試用数学」とは似ても似つかぬ内容。計算用に空白部分も用意されている。「和算」と言ってもヒントや解説には学校で習った方程式や公式も登場。「ルート」や「順列組み合わせの公式」「図形の補助線の入れ方のコツ」などを忘れてしまっていた者には「ヒント」つきなので助かる。解けなくてもやもやしてしまうのでは「気分転換」にならないし、何もかも簡単に解けてしまっては面白くない。実にうまい配慮がなされ、「簡単すぎ」「難しすぎ」で途中で投げ出すことはないと思う。 誰彼なく楽しめるとは、正直言って思わない。 学生だった時代からできるだけ時間がたった年齢で、かつ「サンスウは面白かった」という想いを持っている人たち、しかし普段は「サンスウ」と無関係という人たちが一番楽しめるのではないか。「懐かしさ」さえ感じた内容だった。
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 | 『イギリス人はおかしい―日本人ハウスキーパーが見た階級社会の素顔』 文藝春秋 price : ¥550 release : 2001/02

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生活者が看破する英国というシステム・・・
これが出された頃って、リンボー先生の素晴らしく奥深い英国、がイギリス狂には浸透していた頃。 先生の意図よりロマンティック過ぎではないかと思うほどのファンが多く。 よく、こんなリアリズムの書を勇気を奮って出されたなあ!と感嘆しつつ楽しんだものでした。 この方はイギリスでなくとも、何を観察されても、きっと飾らずに直裁に書ける才があると感じます。
英国・・・薔薇の茶器でお紅茶・マナー・イートン校・・などの日本人女性が寄せる恋心を粉砕してくれる たのもしい実体験に即した書です。 すぐ「イギリスでは」なんて言ってる輩に読ませたい1冊。 漱石が生きていたら書評でほめたに違いない。
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旅に試験対策に活用自在の本。
各県の風土、歴史はもとより、文化財、特産物などがコンパクトに収まっています。もともと国内旅行主任者試験対策用だそうですが、(志願者には失礼かも知れませんが)そんな楽しい試験、いつか受けてみたくなるような本です。
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 | 『アジアパー伝』 講談社 price : ¥580 release : 2003/05

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ご冥福をお祈りいたします
第三世界を舞台にした物書きは掃いて捨てる程いるが、ただの観光旅行好き、ただの第三世界フェチを除いたらいくらも残るまい。鴨志田穣はそのいくらも残らない内の一人だった。彼の作品がもう二度と世に出ることがないと思うと残念でならない。このレビューをみてくれた方でまだ鴨志田穣の本を手にとった事が無い方、ぜひ読んであげて下さい、そしてこんな男がいたということを知ってあげて欲しい。享年42歳。本当に残念です。
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読むのが楽しい本
日本で「三国志」と言えば演義や正史ではなく、吉川英治の書いた物のようないわゆる二次小説しか読んだことのない人も多いと思うが、そんな人でも十分に楽しめる内容。 演義やその他の二次小説で活躍した武将は正史では‥と、ギャップや新たな魅力が発見できる。
話があちこちに飛んだり、文章も「?である」で終わるかと思えばですます調で終わってるところがあったり、まるで筆者がくだを巻いてるような調子で語る武将列伝。 しかしそれがかえってテンポを生み、文庫にしては厚めだがすんなりと読める。
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 | 『半七捕物帳〈4〉』 光文社 price : ¥680 release : 2001/12

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 | 『井沢式「日本史入門」講座 2 万世一系/日本建国の秘密の巻 (2)』 徳間書店 price : ¥1,575 release : 2007/01

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面白い!!
このシリーズは、面白いですね。 今回の「万世一系/日本建国の秘密の巻き」は、天皇家のことを中心に話が進んでいきます。 とても解りやすく面白かったです。 謚号についての追求はとても感心させられました。 取り上げられている森鴎外の「帝謚号」の現代日本語訳が出たら読んでみたいです。
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 | 『殿様の通信簿』 朝日新聞社 price : ¥1,365 release : 2006/06

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結構面白いがコンセプトは中途半端
江戸時代の初期と中期の数名の殿様の裏話が描かれていて面白く読めた。
特に面白かったのは、前田利家と前田利常の親子であり、加賀百万石の前田家と、徳川家の確執がこれほどのものであったとは意外であった。また最後の本多作左衛門も短編ながらよかった。
ということで本書は普通の歴史書や物語には出てこないようなエピソードが出てきて楽しめたが、本書のコンセプトは中途半端であり、タイトルにも違和感が残ったので★を一つ減らした。始まりは確かに幕府隠密の機密報告書とされる『土芥寇讐記』の評価が示されたりして通信簿らしきところがあるのだが、本書で最も面白いと思った上記のエピソードでは、評価も示されず普通の評伝となっているからだ。
通信簿というのであればそのコンセプトを貫いてもっと沢山の殿様を紹介してほしかったし、江戸時代の独特な殿様の生活を描くのであればそこにもっと焦点をあててほしかった。
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目からウロコの海洋史観
安定した共通性ではなく歴史的な変遷の分析を通じ、地域システムとしての東南アジアと日本の位置付けが考察されていました。
読後は文字どおり「目からウロコ」という印象でした。歴史的に考察するということがどういうことなのか良い手本を得た気分です。また先達の成果である「自由主義プロジェクト」「まんだらシステム」などの概念装置を使いながら、さらに発展的に独創的な切り口から事象を分析していく方法も大変勉強になりました。
東南アジアという個別の地域が主な考察対象となっていますが、統治システムとしての近代国家や資本主義などの普遍的なテーマについても示唆に富む内容でした。
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福音。
ドラッカーとの出会いは、小手先の技術に翻弄される人生で終わるか、経営の本質に触れる人生となるかの分岐点になる。
問題は、初心者には一口にドラッカーと言っても膨大な著作のどこから手をつければ良いかわからない、という点に尽きる。
それに対する最良の答えが本書である。
もはやドラッカーを学ばぬ理由がない。
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ローマ人の物語12ー迷走の行く末
十数年前に始まったローマ人の物語が遂に大団円を迎えようとしています。その予感を感じさせる内容となっています。塩野七生さんもかなり迷走しながら今まで走ってきたと思います。しかし遂にその行く末が見えた、あるいはその結末を書く覚悟が出来たのではないでしょうか。 ローマ時代というと大掛かりで大層な歴史と敬遠する方が多いと思いますが、これはそのまま日本のこれからのあり方を示していると思います。ここまで走ってこられた塩野さんの脚力(腕力?)に賞賛を送ります。
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20年以上前のあの街のことを懐かしく思い返した
女性編集者二人が編み上げたチェコの旅日記。刊行は2006年12月。 食・文化・建築などなど、プラハならではの旅のエッセンスを詰め込んだ小品となっています。
1985年の冬、私は当時まだチェコスロバキアと呼ばれていた国の首都プラハを旅したことがあります。その前年に公開された映画「アマデウス」のロケ地に選ばれた、古い町並みがいまだに残り、なおかつビールが世界一うまい場所だとさんざん聞かされた末の独り旅でした。 真冬で雪まじりの天気の上、共産主義の暗い空気があたりに立ちこめているのは否定できず、やはり西側とは異なる雰囲気の中で旅の日々を過ごしたことを今でもよく記憶しています。
本書にはビロード革命を経て15年余の歳月が流れた後の現在のチェコが活写されています。私が見聞したプラハに比べれば、ずっと垢抜けた感じがして、あのとき感じた重苦しさは微塵も見られません。プラハは大きく変わったということでしょうか。
それでも私は自分の触れたプラハの記憶を本書のあちらこちらに見出していました。例えば古本屋の項目ではチェコの絵本のことが取り上げられています。私は親しい友人にチェコ語の絵本を買って帰った記憶を懐かしく思い返しました。
プラハ城内の小道で絵葉書を買ったことも思い出しました。113頁に写真掲載つきで紹介されている土産店が私も訪れたものなのかまでは定かではありませんが、あそこは当時、外国語といえばドイツ語しか通じなかったプラハ市内で唯一流暢な英語を話すおばあさんが店番をしていたことは鮮明に憶えているのです。
またビールについて本書は「30コルナ(約150円)くらいで飲める」(133頁)と記しています。22年前の私の旅日記には「大ジョッキ一杯2.5コルナ」とあります。この20年で物価は10倍以上になったということですか。
自分の若かりし頃を懐かしく思い出しながら頁を繰る読書でした。
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 | 『太公望〈中〉』 文藝春秋 price : ¥740 release : 2001/04

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んんんんんんんんん。
いや、人間のすごさというか、できすぎた人間 ドラマを見ているようだ。
しかも、おもしろい。 続きが気になる。 そして、淡々と話は進む。 途中で本を置く(閉じる)ことをするのが申し 訳なるぐらい、続きを読んでしまう。
この世にこのような人がいないことにより、あ こがれを含めてこの物語に夢中になるのだと思 います。
それと、望どのはまさにコロンブスの卵をおこな った人であることは確か。 ちょっとしたことに目を向け、応用をおこなう・ ・・それが出来ないから凡人は凡人のままなのだ ろう。
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たいていの情報は集められるけど、もっと必要な部分もある。しかし
一般的な本でここまで調べてもらえれば、あとは自分で探すしかないのかな…と思わされる。 というのもアメリカにいくくらいだから、それくらいの情報は自分でしらべられ無ければダメだと言うこと。
基本情報はほとんど書いてあるから、評価は高いと思う。 ただそこそこ知っている人からすれば、もうちょっと値段が下がってもいいかな。
巻末のいろいろな電話番号情報がのっているのは助かるかも。
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読みやすいので全巻買いました!
僕はシリーズ1巻?4巻までまとめて買いました。 分冊になっているのは、読みやすくするために文字が大きいからです。 世界史は特に国同士の政治関係とか「横の関係」の理解が重要です。 近代史中心のA分野と違い、全体史のB分野は学習範囲が広いので一層この点が重要です。 参考写真も豊富で雰囲気もつかみやすく、 その意味では、数ある高校世界史の参考書中でも一番わかりやすくて読みやすいと思います。 文章の易しさも良かった!
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 | 『歴史とはなにか』 文藝春秋 price : ¥725 release : 2001/02

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【商品詳細】
「新しい歴史教科書をつくる会」が編纂した中学教科書に、中国と韓国が強く反発している。今に始まったことではない。これまでにも、日本の閣僚が中国から「正しい歴史認識の欠如」を非難されて辞任に追い込まれることもあった。しかし、中・韓両国の主張、日本政府の対応、マスコミの論評を聞いていて、いつも覚えるのは、「正しい歴史認識」とはいったい何なのかが、一向に見えない欲求不満である。肝心なのは、歴史認識や史実解釈ではなく、「歴史とはなにか」ではないのか。そんな基本的な疑問に、丹念に答えてくれるのが本書である。 著者によれば、歴史は自分の立場を正当化する「武器」だそうである。国の歴史(正史)には、本来そういう側面がある。「歴史は文化であり、人間の集団によって文化は違うから、集団ごとに、それぞれ『これが歴史だ』というものができる」が、それは「ちゃんとした歴史」ではない。「いい歴史」を書こうと思ったら、「善とか悪とかいう道徳的な価値判断」「功利的な価値判断」は一切禁物である。しかし、そうした価値判断を排して書かれた「いい歴史」は「どの国家にとってもつごうの悪い」ものにならざるをえない。 そこで思い出すのは、2000年度のノーベル文学賞を受賞した中国人亡命作家、高行健(ガオ シンジアン)が「中国の正史」を批判した言葉である。高は「歴史とは、イデオロギーを通してではなく、じかに対面すべきものである」と言った。本書は、世界文明上の歴史観を、司馬遷の「現実とかけはなれた『正統』の歴史観」(中国文明)とヘロドトスの「変化を語る歴史観」(地中海文明)の2つに分けている。どうやら、高が「イデオロギーに基づく正史」と批判する中国の歴史記述は中国の伝統なのである。それが「いい歴史」かどうかは別にして、それぞれの国が自分の歴史をどう記述しようが、他国がとやかくいう筋合のものではないかもしれない。 しかし、求められるのはやはり「いい歴史」である。だが、「いい歴史」は必ずしも万人を喜ばせるものではない、と本書は言う。胸のつかえの下りる本である。(伊藤延司)
やはり歴史は難しい
学校で「世界史の臨界(西谷修)」をやったのでついでに読んでみた。
多くの人は「歴史=過去の事実」と思っているのだろう。 しかし、歴史というのは編纂者によって都合のいい事例のみを取り上げたもので、決して客観的なものではない。 歴史解釈も都合よく行われるもの。
そうした視点から歴史を見て、さまざまな具体例を挙げ、私達の常識をひっくり返す。
ただ、「世界史の臨界」もそうだが、歴史の成立条件に「文字」を置くことについては、私は賛成しない。 そう思ったら「ラディカル・オーラル・ヒストリ(保苅実)もあわせて読んでみて欲しい。
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 | 『武田信玄 林の巻』 文藝春秋 price : ¥670 release : 2005/04

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生きている時代を読む
中国の歴史シリーズ最終巻。阿片戦争以後の中国大陸は新たなるきびしい時代に覚醒することとなるが、僕が注目したのは中国大陸ではなく日本の存在。維新を経て近代国家に昇格することができた日本がアジアの未来をになう大きな希望として存在したということに、僕は日本人として感激を覚える。そして中国は? 内外多々の試練に対し、中国人はみずからをどのように定義し、闘争し、そして如何にしてふたつの革命を勝ち取ったのか? そしてその結実は? 僕達が読もうとしているのは歴史であると同時に生きている時代でもあった。
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少しずつ
政次が成長していく姿がとてもいいです。 このシリーズは、捕り物もさることながら、 個々の成長を見守っていける感じが読んでいてあったかい気持ちになります。
しほとどんな夫婦になるのだろうかとか、 まだ見ぬ先の事も思える巻でした。
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読み物としては面白い
本書の内容は読み物としては大変面白い。 この本で作者が遭遇したことはインドではよくある話で、無事に帰国できた後だからこそ笑えるが、実際の場面では極めて深刻である。インドでは日本人にも行方不明のままの人がおり、みんなが作者のように無事に帰国できるとは限らないことを念頭におくべきで、軽く考えてインドへ行ってはいけないと思う。 私自身は、タイトルにある、インドなんて二度と行くか!ボケ!!の方です。
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 | 『チェンマイに溺れる』 ダイヤモンド社 price : ¥1,575 release : 2007/05/19

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初めての人はチェックするべき
本当のアメリカを知りたいと思ったら、ツアーでは無くレンタカーを使って広大なアメリカを旅してみましょう。この本にはプランの立て方からレンタカー初心者の為の車の借り方、アメリカの交通事情や標識などが図解で詳しく載っており、初心者の方には必須のアイテムだと思います。特に、日本と同じ感覚で運転するとまずい注意点(駐車違反やスピード違反はアメリカの方が断然厳しい)など、頭に入れておかないとトラブルになった時旅行が楽しめなくなってしまいますよね。ガソリンスタンドでの給油の仕方なども載っていますから、これ一冊と地図があれば心配いらないでしょう。 ただ、一冊の厚さが薄い割には「地球の歩き方」の他の本と値段がほとんど同じなのが不満なので星四つにしました。
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現在の父親としてのヒントに?!
よく読みこむと栗林さんの家族に対する思いや心づかいをとてっも大きく感じる一冊でした。軍人としてなかなか家族との接点が取れにくい中このように手紙と言う形で【家族】と言うものをしっかりともたれていたと言うことに、現在のお父さん(特に残業・ノルマでなかなか家族との接点を持つのが難しいなど・・)にも、【家族】との接点を持つ有効手段ではないか?と思いました。
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旅に出る前に
東西文明の十字路と呼ばれる都市イスタンブル。 主にメフメット2世がコンスタンティノープルを攻め落とし、イスタンブルとなり、ケマル・アタチュルクがトルコ共和国を建てるまでの歴史や文化が簡潔、かつ分かりやすく書かれている。 イスタンブルの観光地を、歴史を絡めてその由来などを紹介しているので、とても興味深い。トルコに旅行に行くことが決まったら、読んでおくと良いと思う。
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 | 『北欧案内―旅とデザイン』 プチグラパブリッシング price : ¥1,050 release : 2003/10

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ガイドブック以外の機能が少ないのが残念
もっと、旅の様子や街のスナップなどがあるのかと思っていたけれど、お店やレストラン、ホテル情報がメイン。旅にでる予定があるヒトにはいいガイドブック。 それ以外の人はこの本で「行ったつもり」の北欧旅行気分を味わうしかありません。 各店舗や博物館のURLがついているので、デザインを見るのにはいいかも。
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ノってきましたね
ボクの記憶が残っている時代のお話になってきたので、時代背景に関するコメントが非常に少なくても、何とか理解できるようになって来た。時系列順にインタビューしているのかは知らないが、上巻に比べて、インタビューアのツッコミが深くなっている気がする。良いことだと思う。 しかし、つくづく残念に思うのは、証言を聞きだして満足しないで、一つのノンフィクションに仕上げて欲しかったなあ、と思う。そうすればもっと面白いものになると思うのに…
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 | 『山岡鉄舟 剣禅話』 たちばな出版 price : ¥1,050 release : 2003/09

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剣禅一致の体解
禅の世界では、頭で分かることを「知解」といい、理論を超えて、感覚的に身体で分かることを「体解」という。 「体解」こそが求められるのであって、「知解」はまだ半端な状態であるとされ、場合によっては邪魔だと放下される。鉄舟はまさに「剣禅一致」の人であったので、剣も禅もひとつの如しの心境は、頭で考えて出されたのではなく、体で体得したことであったろうことが、この本を読むとよく理解できる。それと同時に、剣は己を斬る道具でもあるので、己の度合いや、人品骨柄なども、自然と認知されてしまう。その厳しさは、ひとり鉄舟のためだけでなく、この本を読む我々もまた、斬られているのである。
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事実は小説より泣ける。
結末は分かっていても、涙が止まらない。すごく普通でまっすぐなラブストーリー。平凡な幸せが破壊される事の理不尽さ。作者の無念さが胸を打ちます。
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新しい旅とデートを発見!
新婚ホヤホヤアツアツベタベタカップルのハネムーンの様子が書かれているのかと思いきや、ぜ〜んぜん。 良き友としてのパートナーというシチュエーションに、お互いの個性を活かした異色のバックパッカーもんの旅行記だ。 本のタイトルにもあるようにまさしく世界一周のデートというのがピッタリ合う。 二人の旅の様子がよく分かるカラーショットが豊富で、本の構成がバラエティーに工夫してあり、読んで、見てと飽きることなくとても楽しめる。編集が凝っているところがユニーク。 巻末にホームページの紹介があって、その存在を初めて知ったが、これもすごくよく出来上がったコンテンツですよ。素晴らしいのひとことです。 この本を読むと、ハネムーンのあり方もパッケージ旅行や個人旅行という形から脱皮して変わってくるんではないかと思います。 このような2年に及ぶ長旅はともかくとして、世界の人との出会いと感動を求めて、まさしく線と線を結ぶバックパッカー二人で作るオリジナルなハネムーンがトレンディーとなるんでしょう。
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本当の意味での刹那主義
今を一生懸命生きる。いつ死んでも悔いは無い。男たるものそうでありたいと著者は言っている気がします。現代人が忘れているものを揺り起こすのに最適な一冊です。 惜しいのはやはり未完で終わってるということでしょうか。一部話の内容だけは載ってますが、隆慶一郎氏の筆で終わらせて欲しかった。
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自分に子供ができたら、、、
絶対小野田自然塾に行かせたい。そう思いました。それとこの本を全国の学校図書館にぜひ置いて欲しい。私は子供の頃から本が好きで戦争に関する本も小学生のころから読んでいましたがそれらは戦争の悲惨さを伝えたものだけだったような気がします。小野田さんのように気高く、崇高の念を持って職務を全うされた方への感謝・感動の気持ちを今の子供や若者にぜひ感じてもらいたい(私も若者ですが)今の日本人が忘れてしまったものを教えてくれる一冊、笑いと涙なくては読めない久しぶりに出会った良書です。
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【商品詳細】
歴史のおもしろさを味わわせてくれた書物はいくつかあるけれど、遠い異国の、それも古い時代のこととなると、どうしても隔靴掻痒(かっかそうよう)のうらみが残る。特に歴史研究書はなるほど史実に基づいているとはいえ、無味乾燥な年代の頻出と相まって、時代の姿がなかなか浮かんでこない。もちろんすぐれた史書があることは認めるが、本書の著者の若かりしころの言葉「歴史は所詮人間だ」と思わせるものが少ないのである。 ほかならぬこの言葉をまさに実現してくれる数少ないひとりが塩野七生で、その出世作『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』をそれこそページを繰るのがもったいない思いで読んだのが、つい昨日のように思い出される。そして今彼女は、毎年1冊のペースで『ローマ人の物語』を読者のもとに届けてくれて、我々の睡眠時間をずいぶん削ってくれた。 本書はこれまで書かれたルネサンスを舞台とする作品の集成にあたり、その序章となるべく新たに書き下ろされた(あるいは語り下ろされた)ものである。ルネサンスとは何かについて、この大いなるうねりを起こした力、その先駆者に始まり、巨大な車輪を動かしたあまたの天才、巨人たちの姿を通じて、ルネサンスの全容と魅力とを伝えようとするもので、そこには確かに個性あふれる人間たちの生きる様子が、実に簡潔に、しかし豊かな色彩をもって描き出されている。「飽くなき探求心がルネサンスの基本」だと著者は言うが、その言葉は彼女の人間に対する姿勢を最も鮮やかに示したものでもあろう。ただしこの人は、あくまでも豊かなスケールをもった人間が大好きであって、仮にその人物が後世から悪人と評されようともいっこうに構わないのである。確かに彼女が描くチェーザレは、実に魅力的な人物だった。(小林章夫)
日本の将来を考えるヒント
彼女の見識の高さには、いつも感服されられっぱなし。学者が拾い集めたゴミ(他の人が書いた文献の拾い集め)をスッパリ切り捨ててるアルテ、物語り風にしたてあげるオペラはなんともいえない格調を保っている。実はこの本を手にしたのは、混迷を深めている日本を変える唯一の道はルネッサンスがヒントになるのではないか、と思ったからであった。歴史から学ぶべき点は、史実だけではなくて、同じような状況でそこにいた人人が結果的にどのように行動したか、が参考になると思ったからである。しかし、事はさほど簡単ではなかったのだ。日本人のメンタリティーが、あまりに情緒的でありイタリア人と正反対であることに気が付いてしまったのだ。ではどうすればいいのか、われわれ一人一人が変わるしかないようである。自分で答えを見つけよう。 ちなみに、彼女は会田雄次氏(故人)の影響を少なからず受けているようだが、いかがであろうか?
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面白すぎ
小兵衛、大治郎ともに素晴らしい剣の達人でありながら、心が高潔で柔らかく、まさに理想の男達ではないでしょうか。いまどきの主人公達のように不自然にかっこいいということがありません。人間の目指すべき姿が、とてもよくわかるような気がします。今の若者にこそ是非読んでもらいたい作品です。
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 | 『金儲け哲学』 かんき出版 price : ¥1,680 release : 2002/06

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【商品詳細】
笹川良一や田中角栄をはじめとする政財界に人脈を持ち、株式投資で財を成した、糸山英太郎による書。著者は、2002年にはフォーブス誌の「世界の億万長者たち500人」の118位にランクされ、2002年3月の時点では、推定4150億円の資産を持つ。JAL・JAS合併劇の中心人物としても活躍した。 本書はその糸山が、自らの半生を振り返り、株式相場における数々の名勝負とその裏に隠された投資哲学を明らかにした1冊である。自分が正妻の子ではないと知り、荒れた学生時代、独立して失敗し、屈辱に耐えながら身売りした青年時代、父が経営するゴルフ場のキャディからトップに至るまでの道のり…。あまりに壮絶な半生に、度肝を抜かれてしまう。 本書にはまた、著者が参議院議員選挙に最年少当選してからの政財界の「黒い話」が、歯に衣着せぬ語り口で書かれている。暴力団とのつながりや金の流れなど、下手な小説よりもずっと刺激的な世界を垣間見ることができる。 そして何より注目したいのは、第5章の「糸山流カネ儲け術」。証券マンの意見やチャートを無視し、独自の投資哲学を貫くことの重要性を説いている。日本株に投資する人への具体的なアドバイスもあり、参考になるかもしれない。また節税や「カネの使い方」に関するノウハウもあり、すでに成功している人にとっても参考になる部分が多い。100万部を超えたという前著『怪物商法』に負けず劣らず、読みごたえがある。(土井英司)
著者の潔さと渋とさに乾杯!
著者は良くも悪くも”ビッグ”な歴戦の猛者・糸山英太郎氏
本書はこれでもかというぐらい破天荒な人生を送る著者の半生記ともいえるもの
著者が現在5000億円を超える個人資産を保有するためにどのように足場を固めていったのか!? 本人も認めるように危ない橋を幾度も渡ってきた上でのものであり、その全ての行為が決して褒められたもので無いにせよ、痛快で面白く、そして著者が常に真剣であったことは十分伝わってくる
「金儲け哲学」 タイトルからして潔い(潔いというには正直若干の躊躇があるが・・・) 人間齢六十を超えれば角がとれて丸くなり、このような即物的なものの言い様はしなくなるものだろう さらにいえば、成功者は”悟り”を開いた仏のようになるのが常だ
しかし・・・ 著者はその点全く違う 自身はこれでも丸くなったとおっしゃているが、その”やんちゃ”な活躍はいまもなお健在といえるだろう
この著者に対してはそれこそ賛否両論と思う(色々とグレーゾーンな部分があるので・・・あたかも灰色金利のごとく) それでも著者は人を惹きつけて止まない”何か”を持っていると私は思う そしてそれは決して莫大な資産だけがその”何か”に該当するわけではないとも
読み物としてたいへん面白く、こういう人もいるのだと知ることができるという点で一読の価値は大いにある 但し、著者のようになりたいと無闇に思うことは避けていただきたい その理由は本書を読めば皆感じることだろう
とりあえず豪快な著者の人生に乾杯!
器の小さい人間の下で辟易としている一人の若者より
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対照的な2著!
渡邊恒雄氏の志と、それなりに誠実な魂は、確かに伝わってくる。もう一つ、読売新聞と同種の右派メディア・フジサンケイグループで、労組を結成して懲戒解雇されてまでも抵抗し抜いた論説委員・松沢弘氏の快作「フジサンケイ帝国の内乱」(社会評論社)とあわせて読むと、この国のメディアの真の姿が浮かび上がってくる。
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パリに行ったことがある人も無い人も行きたくなる大人の絵本
見開きのエッセーと水彩画がなんとも洒落た文庫本です。これをパリのエスプリというのでしょうか? でも、文章より水彩画が勝っている感じ。パリに行ったことがある人はウットリと良い時間を回想し、まだ、行ったことの無い人は、行く気をかき立てる本でした。 水彩画を中心に、ほんの少しのコメントか詩を付けるという本、こぐれさん書いて下さい。 期待してます。
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なかなかのエンターテイメント本
本著書はエンターテイメントとしては、近年の飛鳥作品の中ではかなり 楽しめる部類に入ると思う。 ただし、本作品に関わらず飛鳥作品は著者の所属する宗教団体の教義が 色濃く反映されているため全てを鵜呑みにする事は非常に危険。 個々の情報が正しいもの(正しくない場合もあるが)であったも、パズルを組みあげる人間の恣意的解釈が織り込まれれば、どんな完成図でも描く ことが可能であるからだ。 ただ、八咫烏と飛鳥氏の「然り!」とか「否!!」といったやりとりは 見ていてスリリングで楽しい。 密かにマイブームである(w この作品に関しては五島勉を超えたのではないかと思う。
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【商品詳細】
著者の幼いころの夢は「日本に行って、甘いミカンを食べ、温泉に入る…」ことだったという。生まれ故郷の韓国・済州島で食べるミカンはとても酸っぱく、「母は日本のミカンはとても甘くておいしいといっていました」。「また、そのころの韓国には入浴の習慣がなかったので、母から、日本のお風呂や銭湯、温泉の話を聞いてとてもうらやましく思ったものです」。両親から「とても親切な」日本人のことを聞きながら育った著者は、やがて学校で「日本人は残虐で野蛮な民族である」と教えられるようになり、親たちの日本人像はだんだんと消えていく。 韓国の日韓関係史は、近代以前は「野蛮国韓国」と「文明国韓国」の対立、近代以降は「悪なる日本」と「善なる韓国」の対立としてとらえる。とくに、日本の新しい歴史教科書、閣僚の靖国神社参拝が問題になってくると、大部分の日本人は自分たちが韓国で行った非道を自覚していないし、反省も謝罪もしていない、このような無自覚で、良心、良識、正義にもとる日本人に本当の歴史を教えるのが「韓国人の義務である」という意識が、マスコミ、知識人の間に広まっていった。この考えを支えたのは、日本の進歩的知識人の「自虐史観」なのである。 著者自身も強い反日感情をもって日本にきたのだが、これまで教えられてきた「野蛮で残酷な」日本人をどこにも見い出すことができなかった。むしろ、両親や大人たちに聞いていた日本人像がよみがえり、韓国の歴史研究には、実際に日本人が「行ったこと、行わなかったこと」の実証研究と聞き取りが、すっぽりと抜け落ちていることに気づく。そこで著者は実際に、日本統治時代を知る人々を対象に聞き取り調査を行うのだが、日本の一部の歴史教科書に載っているような「従軍慰安婦」や「強制連行」の事実を裏付けるものは何も発見することはできなかったという。 そこから著者は「反日民族主義とはしょせん、普通の人を蔑視する知識人が作りだし振りまいた幻想」にすぎないという結論を導きだす。反日本人意識をより所にして、はじめて存立可能な民族主義であるならば、柳田国男のいう「常民」が語る本当の歴史の前では、消え去るしかないだろう。そのとき韓国人は何に民族のアイデンティティーを求めればいいのだろうか。著者はそのことを深刻に憂慮しているのである。(伊藤延司)
韓国に生まれ育った著者の、反日韓国の分析
現在は帰化を済ませ、朝鮮系日本人となった呉善花女史は、庶民から見た日韓史の 研究をライフワークとしている。そんな彼女は、教科書・靖国問題に見せる韓国の 狂信的国粋主義を「反日民族主義の末期的症状」と捉える。反日民族主義を捨てない 限り、民族の祖国・韓国に未来はない。そう考える彼女がその病巣を分析する。
まず韓国の「反日」は国内政治に不安がある時に燃えさかる法則があること。現職の 盧武鉉大統領の失政の数々は国内は無論、世界でも知られている。そんな状況下で 「反日」カードを切ってくるのは、かの国の常套手段なのだ。そして韓国に蔓延する 捏造された歴史教育に基づく植民地絶対悪論。日本統治によって朝鮮の庶民は概ね 満足し、豊かな生活を享受できるようになったのに、その事実を認めようとしない。 体験を捨象し、国家が創造した歴史観を盲目的に信奉する背後に小中華思想がある。
そして筆者の疑問は、日本の左翼知識人にも向かう。日韓双方ともに敗戦と併合の 責任を他者に転嫁してきた。日本曰く「軍国主義者」韓国曰く「日帝」。そんな両国に 流れる被害者ぶりっ子を「きれいごと主義」と筆者は呼び、庶民の視点が日韓に欠落 してることを嘆くのだ。省みると日本でも長年に亘って知識人が大きな顔で跋扈し、 嘘だらけの歴史観を垂れ流してきた。これからは両国の庶民("市民"ではない)が、 歴史その他の問題について直接対話をするしかない。それが困難な作業だとしても。
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古代から現代の中国社会縮図的なものがつかめる本
書店で購入するのは憚れる題名なので、此処で購入しました。 読んでみた感想は、そんなにおどろおどろしい内容ではなかった事。 歴史的な史実を元に、何故中国で宦官が生まれたのか? 溥儀皇帝時代に紫禁城の火災が原因で イギリス人教師ジョンストン氏の協力を得て宦官制度の廃止に至った例や、 西洋、インドの宦官事例等もきちんと紹介されています。 そして、多くの宦官は使い捨てであり、過酷な宮廷生活の後、 寺院に身を寄せて死を待つか、自殺するかですが、 一部の宦官には皇帝以上の権力を有するものさえおり、 その中には毎年豪邸を立て、妻と妾を持った者や、 皇帝と同規模の墓まで作った宦官も存在する事を知りました。 北魏の頃は、公の要職に就いた者さえ存在したのには驚きです。 それにしても、中国って昔っから変わってないな?と本を読みながら思います。 宦官たちの気に入らない皇帝・皇后は、惨殺、裏切り、嘘の噂を立て悪者に仕立て上げて殺す。暴動は力で押さえつける。 そして、必ずあらゆる場面で公然と賄賂が行われる。 売春も賄賂の手段なので、外から女性を宮廷に連れて来る。 モノを取っていない「宦官もどき」は西太后を含む宮廷女性のお気に入りだったそうです。 そして、宦官達は、皇帝の目に掛かる事の無かった宮女の結婚相手としても重宝したと。 白黒で実在した宦官や宦官の敵だった官僚や西太后の写真が載っています。 こんな人達が権力を握ったんだな?眺めながら読むのも面白いと思います。
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 | 『決定版 日本のいちばん長い日』 文藝春秋 price : ¥620 release : 2006/07

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生の証言による貴重な記録
昭和20年8月15日の一部陸軍将校によるクーデター未遂事件。本当にこんなことがあったんだろうかと愕然とした。 今の平和な世から考えれば想像もつかないことだが,平和な世になったからこそ,二度と暴走しないために歴史の過ちを知っておくべきである。
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 | 『未完の明治維新』 筑摩書房 price : ¥777 release : 2007/03

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政治的動員を巡る意外な史実
倒幕から西南戦争に至るまでの明治新政府内の路線対立を「富国」「強兵」「憲法制定」「議会制」の4つへ明快にまとめあげ,各路線を代表する政治家達の角逐を描くことで日本のデモクラシーの原初を探る. 興味を掻き立てられたのは次の3点. 第1に新政府の指導者達が理想とした4つの路線のうち,「憲法」を除く3つまでもが既に佐久間像山ら先覚者によって提唱されていたこと.例えば「五箇条の御誓文」で画期的と評価される「公議制」も大名・藩士の意見を統一し外国に当ろうとする点で当時既に広く公認されていたことが明らかにされる.第2に西郷下野の直接原因として有名な「征韓論」よりも「征台」の方が桐野利秋ら「強兵」派の関心事であったこと.第3はこの時期の井上馨の重要性.「憲法」「議会」両派の領袖である木戸,板垣を一時的にだが結び付けたり,「財政の健全性」という点で大久保ら「富国」派と明確な対立軸を持っていたとされる. 著者は明治維新が「武士の革命」であったことに注意を促す.士族のエリート性を頼むに篤い指導者達は己れの路線成就のために農民等他の階級の動員を潔しとしなかったのだ.この後の世代に属する山県有朋が徴兵制や軍事勅諭など軍隊を通じた国民動員に心血を注いだことと対比すると「なるほど」と思われる.
同じ著者の「明治デモクラシー」(岩波新書)そして「昭和史の決定的瞬間」(ちくま新書)と含めて日本近代デモクラシーの歴史を辿れる三部作的構成となっている.併せ読み進めていきたい.
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 | 『印度放浪』 朝日新聞 price : ¥1,050 release : 1993/05

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